日本の賃貸管理を変えていく!こだわり尽くしのTHEオリジナルオフィス-株式会社アートアベニュー【オフィスWatch147】

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西新宿の高層ビルにオフィスを構えるのは、不動産経営管理事業を推進している、株式会社アートアベニュー。
今回は、株式会社アートアベニューとオーナーズエージェント株式会社、2社の代表取締役である藤澤雅義氏にお話を伺うことができた。
1)日本の賃貸管理を変えていく!こだわり尽くしのTHEオリジナルオフィス-
①世界がテーマの会議室
②セミナーホール
③ワンランク上のエントランス
2)社長インタビュー
3)周辺情報
4)まとめ

1)日本の賃貸管理を変えていく!こだわり尽くしのTHEオリジナルオフィス-

(取材日 2013年4月16日)

株式会社アートアベニュー
《事業内容》 1.土地有効利用の企画・運営・管理 2.賃貸住宅のサブリース3.ファイナンシャル・プランニング 4.相続設計のコンサルティング 5.貸宅地・貸家の権利調整6.リフォーム工事の企画・設計・施工7.不動産の売買・賃貸の仲介
《サイトURL》 http://www.artavenue.jp/

①世界がテーマの会議室

マリリン・モンローとキース・へリングの絵がデザインされている、ホワイトウォールな会議室。円卓を臙脂色のソファーが囲む、エッフェル塔がデザインされた円いブラウンの会議室。開放感のある大きなガラスで仕切られた、富士山の絵が飾られている、いやそれだけでなく、東京都庁の脇から実際に「富士山」がよく見える木目調のダークブラウンの会議室。

「3時にニューヨーク集合で会議ね」。社内打ち合わせのアポイントでの会話である。アートアベニューの会議室には、それぞれ「ニューヨーク」「パリ」「富士の間」と名前が付けられている。「セミナーホールは、zepp新宿と呼ぼうかな」と語るユーモアたっぷりの藤澤社長。「仕事にも洒落が必要」とも。

②セミナーホール

白い壁と白い机が、明るく開放的な雰囲気を醸し出している。3人掛けの机が悠々と6列並ぶ、40坪ほどの広いスペース。こだわり抜いた照明に、観葉植物が癒しをプラスし、前方の大きな2つの窓からは富士山が見渡せる。

「箱はチカラである。」藤澤社長が大切にしている考え方の一つだ。人を集められる空間を持っていれば、講演会やセミナー、社内懇親会など、社内外問わず積極的にイベントを開催することができる。単なる「ルーム」ではなく、「ホール」と自信を持って呼ぶことができる、アートアベニューならではの「箱」がここにある。

◆取材スタッフの一言
移転してすぐ社内イベントを行ったそうです。新人歓迎会で、幹事がコスプレしたり、新人の空手世界大会出場者が板を割ったりと盛り上がったのだとか。実に面白そうですよね!

③ワンランク上のエントランス

空間全体をダークブラウンで統一し、壁やカーペット、小物など、印象的なグラデーションを作り上げている。カッシーナの最高級チェア、「ル・コルビュジェLC2」が重厚感をもたらし、ホワイトライトが絶妙な光加減で輝きを放つ。まるで高級ホテルのラウンジのようなグレード感を感じる空間だ。

「お客様を迎えるエントランスは、ラグジュアリーに仕上げた」と語る藤澤社長。セミナーホールとオフィスのそれぞれに向かうお客様は、まずエントランスを通過する。カーペット、チェア、照明とすべてを一級品で統一し、高級ホテルのような佇まいを醸し出している。来訪者に対するおもてなしの心遣いに溢れた、居心地の良い空間だ。

◆取材スタッフの一言
ちなみに、このスペースは本来、エントランスではなかったそうです。思い切って壁を空けて作ったみたいです。斬新なアイデアがもたらした、癒しの極上スペースだったのですね!

 取材スタッフの注目ポイント 
認定書
壁にかけられた証書の数々。藤澤社長や社員の方々が取得された、不動産関係の資格だそうです。証書は斜めに吊るさずに、ピタッと壁に水平に貼り付けるのが社長さんのこだわりだとか!
松井の首振り人形
N.Y.が好きで、アメリカで行われるCPM等の資格発行団体の年次総会に参加するとき、ヤンキースタジアムに観戦に行くそうです。なんと社長さんは、あの野茂投手が投げて国民栄誉賞の松井選手が打った打席も見ているらしい!
ラックダックのCD
社長さんが応援している吉本所属の2人組フォークデュオ、「ラックダック」。実は、管理物件に住んでいる入居者さんとのこと。来年、ブレイクする予定だそうです。ぜひ、みなさんもアルバムを買ってみてくださいね!
フィジー
執務スペースにある4人掛けのテーブル。この離れ小島、なんとフィジーと呼ばれているそうです。アートアベニューのオフィスをぐるりと回れば、世界一周できちゃいますね!

社長インタビュー

西新宿の高層ビルにオフィスを構えるのは、不動産経営管理事業を推進している、株式会社アートアベニュー。

今回は、株式会社アートアベニューとオーナーズエージェント株式会社、2社の代表取締役である藤澤雅義氏にお話を伺うことができた。

藤澤流オフィスのこだわり方

澤村
今回のオフィスのコンセプトは何でしょうか。

社長
創業が平成8年ですが、ずっと同じ場所にいて、同じビル内の他のフロアや道路を挟んで向かい側のビルの借り増しを繰り返していました。今回は中途半端な引越しはしたくありませんでした。スタッフ70人(現在は50数人)くらいがワンフロアで執務できることと、別途30数坪以上のセミナールームを併設できることが絶対条件で考えました。

澤村
私は、エントランスの雰囲気に驚かされました。

社長
ホテルのスイートルームをイメージし、照明にまでこだわって作りました。全体的にダークブラウンで統一して落ち着きを出し、ラグジュアリーでありながら渋い空間になりました。チェアはカッシーナのミラノ産のモノを使用しています。呼び出し用の電話がオシャレではないので、赤いレトロな電話に変えようと模索しています。

澤村
会議室もそれぞれに特徴がありますよね。

社長
会議室は全部で3つあります。1つ目は「ニューヨーク」。マリリン・モンローとキース・へリングの絵を、壁に貼り付けています。2つ目は「パリ」。円い空間に、エッフェル塔のデザインされた壁が好評ですね。3つ目は「富士の間」。一面ガラス張りで、富士山を遠くに望む絶景の会議室です。

澤村
面白いですね。なぜ地名で呼んでいるのですか。

社長
打ち合わせの予定を組む時に、「ニューヨークに15時」と言うと単純に楽しいじゃないですか。最初はスタッフも戸惑って(笑)いたと思うのですが、今は「慣れて」普通に「ニューヨークで10時」とかやっていますよ。結構、笑えるでしょ(笑)。

澤村
なるほど、「アソビの精神」ですね。他にはどういうこだわりがありますか。

社長
エントランスホールや、会議室の天井などは一度グレー系のカラーで塗装したのですが、木目調シートとの相性が悪くて、ブラックに再度塗り替えたり、実は、「ニューヨーク」も「パリ」も、壁クロスは最初のものが気に食わなくて張り替えています。見本やイメージだけではなかなかうまくいきませんね。いい勉強になりました。

空間の持つチカラ

澤村
立派なセミナーホールですね。

社長
今回のオフィスの一番の売りは、このセミナーホールです。全体で、40坪近くありますね。弊社のクライアントである不動産オーナーや不動産業者を集めてセミナーを定期的に開催しています。また、つい最近では弊社の管理物件に住んでいる入居者さんを集めて「賃貸のあり方座談会」を企画しました。

澤村
すごいですよね。まさに「ホール」ですね。

社長
USENも入れていますし、音響にはこだわりましたね。プロジェクターやAV系の設備にも力を入れ、環境を整えました。照明を横に切り替えられるようにし、列ごとの明るさを調節したりライトアップなどの演出や技もできるようになりました。

澤村
なぜ、セミナーホールに力を入れたのですか。

社長
自分で「箱」を持っているのは力だと思うんです。空間という人を集められるものを持っているのは、何をするにしても強みになります。

澤村
なるほど。どのように活用されていますか。

社長
社内イベントでも使っていますね。この間の、「新年会」も盛り上がりました。幹事が率先してコスプレして司会をこなしたりしていましたね。弊社には「新人は新年会で一芸を披露しなくてはならない」というルールがあるのですが、セミナーホールにはステージもありますから、そこで「きゃりーぱみゅぱみゅ」とかを歌って踊ってましたよ。ウケてました。欠点は、ホームグラウンドなので、盛り上がり過ぎて規制が働かないことと時間制限がないことです。

私もスタッフからお酒をたくさん薦められて、記憶が飛びました。会の最後に「社長の挨拶」をしたらしいのですが、まったく覚えていません(笑)。

澤村
楽しそうですね!

社長
社員全員がみんなでワイワイできるスペースが社内にあるというのはなかなかいいですよね。週一回の朝礼も全員がここに集まって1時間かけて情報共有するようにしています。それも、プロジェクタを使ってなるべく写真等「絵」で皆にプレゼンするように心かげています。セミナーホールは、社内外問わず、多くの人を結び付けてくれる空間と言えるでしょう。

賃貸管理を変える!

澤村
起業の経緯についてお聞かせ下さい。

社長
絶対に社長じゃないといけないとは思わなかったんです。ただ自分の思うやり方でやるためには、社長にならないといけないと思いました。そこで、会社を辞め独立することになりました。

澤村
御社の事業についてお聞かせ下さい。

社長
不動産業であることは間違いないのですが、いわゆる「不動産屋」ではないといつも言っています。「プロパティマネジメント」といって、まだ世間ではあまり認知されていませんが、賃貸住宅などの収益不動産の「経営の代行」を、完全に不動産オーナーの側にたって、「エージェント」として遂行する業務です。訳すると「賃貸経営管理業」でしょうか。

一般には「不動産仲介」が不動産屋さんのイメージだと思いますが、その「仲介」も含む、もっと総合的な「資産の運用を任されている」業態です。今後、日本でも法整備なども行われ、伸びてゆく業種です。もっと、我々の業態を世間に広めていきたいですね。

澤村
現在は、二社の経営に携わっていらっしゃるんですよね。

社長
そうですね。「アートアベニュー」と「オーナーズエージェント」です。アートアベニューは、今言ったプロパティマネジメント会社です。オーナーズエージェントは、そのノウハウを生かして全国展開している、「コンサルティングと業務支援」を行う会社です。加盟及びご支援している会社が100社を超えます。それぞれ、18期目と13期目ですね。

澤村
今後の構想をお教えいただけますか。

社長
プロパティマネジメント会社で重要なことは、クライアントから運用を任された物件の収益を最大化させるために、空室を無くす、入居者を早く決めるということです。そのための「空室対策力」をもっともっと強化したいですね。また、そのためにもプロパティマネジメント会社主導の「お部屋探しの簡素化」を進めたいですね。ITを強化していけば、もっと自由に納得の行く部屋探しの形態があると思うのです。

今は、「ユーザーの論理」より、「業者の論理」が優先しているような気がします。仲介手数料はいま家賃の一ヶ月が常識となっていますが、そのうち「仲介手数料0」の時代がやってくると思いますよ。

また、管理物件はいま首都圏に5,000戸あるのですが、数年以内に、倍の10,000戸にしたいですね。オーナーズエージェント社は数年内にやはり倍の200社のご支援をしたいですね。

澤村
アメリカの資格をいくつかお持ちですが、そのようなマインドを持つきっかけになったのでしょうか。

社長
そうかもしれませんね。アメリカは不動産業において世界で一番進んでいます。勉強になることが多いですね。日本と違って、「誰のための業務か」というところがはっきりしていますね。「誰の味方」で「誰のために働いているのか」を明確にすることは今後、日本でも重要なことだとおもいます。「オーナーズエージェント」という社名はそういう思いから付けました。

1998年頃、アメリカに不動産経営管理の高名な資格があると聞き、その後業界の若い経営者仲間で定期的に渡米し、資格取得をしました。CPM(米国不動産経営管理士)とか、CCIM(米国不動産投資アドバイザー)などがそれです。当時は、「不動産経営管理」の資格など日本にはまだ無く、アメリカでは、これらの資格者が尊敬され、CPMがいる会社に不動産オーナーは物件を率先して任せるのだ、と聞いて大変嬉しかったのを覚えています。まだ、日本では「賃貸管理」は「川下産業」などと言われていましたからね。

株式会社アートアベニュー、オーナーズエージェント株式会社

澤村
プライベートでのご趣味は何でしょう。

社長
6年前から始めた、ゴルフと落語が趣味です。飛行機内で古典落語の「井戸の茶碗」を聞いて、落語にハマったんです。

澤村
それは偶然だったんですか。

社長
はい、全くの偶然でしたね。大作と言われるネタで40分くらいの噺ですが、のめり込んで聞いてしまいましたよ。登場人物が正直ものばかりで、お互いが頑固に筋を通しあうという有名な噺です。噺の最後の「落ち」がまた綺麗ですしね。

澤村
落語家さんは誰が好きですか。

社長
立川志の輔師匠(NHK「ためしてガッテン」の司会者で有名)です。もう圧巻ですね。現在、日本一の落語家だと思っていますよ。笑いころげたり、人情話でほろりとさせられたり、もう、高座が終わったあと、しばらく席から立てないですね。創作落語も面白いですしね。高座のチケットは即日完売の大盛況なんですよ。

澤村
よくご覧になられるんですか。

社長
だいたい月に1回程度は、聴きに行ってますかね。また、DVDやCDも出ているんですが、何十回も聴いていて、次に何を言うかも全部わかっているのに、いつも同じところで大笑いする、というのが志の輔師匠、また古典となっている落語の凄いところですね。漫才等のお笑いではそういうことはないでしょう。落語は奥が深いです。

澤村
お仕事に落語は活かされているんですか。

社長
私は講演をよくしますが、年に60回から100回程度ですが、落語を聞いた翌日は上手く喋れている気がするんですよね。「間」とかリズムなど、無意識の内に乗り移っているのではないかと考えています。

澤村
なるほど。そのような効果もあったのですね。

社長
また、立川志の輔師匠のお弟子さん方を応援しています。会社で「落語会」を企画して、出演していただき、クライアントや入居者の方には無料や割引で招待したりしています。三番弟子の「立川志の春」さんなどは、アメリカのイェール大学を出て、三井物産に入って悠々自適のサラリーマン生活をしている時に、志の輔師匠の落語をたまたま聞いたとたん、「俺は落語家になる」といって会社をやめて即座に弟子入りしたという、まあ変わり者なんです(笑)。落語家として将来有望ですよ。

“建物情報”

新宿駅」徒歩9分、「都庁前駅」徒歩4分。西新宿の高層ビル群の中に建つ重厚感あふれる超高層ビル、それが株式会社アートアベニュー/オーナーズエージェント株式会社の入居する【新宿NSビル】です。
竣工1982年 基準階面積902坪
このビルの最大の特徴は、ビルの真ん中が吹き抜けになっていることです。廊下の内側に窓があるため、非常に開放感があります。地下1階のイベントホール、30階のカンファレンス、低層階の商業ゾーンなど設備面も充実しています。2011年の大規模リニューアルを経て、最新ビルにも引けをとらない建物へと生まれ変わりました。30年経った今でも日本のビジネスを支え続けるトップクラスビルであり続けています。

4)まとめ

新宿NSビルの18階に移転された、アートアベニュー・オーナーズエージェント。高級ホテルを思わせるラグジュアリーなエントランス、圧倒的な設備のセミナーホール、ユーモアたっぷりの会議室など、すべてのモノにこだわりがありました。藤澤社長のオフィス作りに対する燃えるような熱意に、ココロ動かされました。
今後のオフィスのアレンジだけでなく、賃貸管理業を変えるべく奮闘するアートアベニュー・オーナーズエージェントから目が離せません!

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