ゲームをもっと面白く!良い作品を生み出すオフィス環境-株式会社エイタロウソフト【オフィスWatch145】

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千代田区内幸町に約160坪のオフィスを構えるのは、携帯・スマートフォン向けコンテンツの制作、Web3Dエンジンの開発などを行う株式会社エイタロウソフト。今回は、代表取締役社長の西島栄太郎氏にお話を伺うことができた。
1)ゲームをもっと面白く!良い作品を生み出すオフィス環境
①シアタールーム
②無料自販機
③マンガ喫茶?!
2)社長インタビュー
3)周辺情報
4)まとめ

1)ゲームをもっと面白く!良い作品を生み出すオフィス環境

(取材日 2013年2月6日)

株式会社エイタロウソフト
《事業内容》 携帯端末向けコンテンツの作成/WEB3Dの作成/ソフトウエアの企画開発/ゲームソフトの開発/ネットワークゲームの開発
《サイトURL》 http://www.eitarosoft.co.jp/jp/

①シアタールーム

真っ黒な天井に真っ黒な床、真っ黒な壁。部屋の前方には大きなスクリーンと舞台。その舞台に向かい合うように、段々の列にたくさんの椅子が並べられている。真っ黒な空間に、段差に入れられたオレンジのラインが美しく映える。

この部屋は、エイタロウソフトのシアタールーム。3Dプロジェクターを備えたこの部屋は、プレゼンテーションやセミナー、会社説明会など、様々な用途に使用される。社内にシアタールームを設けることで、社内外のプロジェクトの進行が効率的になった。

ちなみに、部屋にはカラオケ機材も設置されていて、定期的にカラオケ大会が実施されているそうです。女性社員に大好評という社内交流イベント。私も一度参加してみたいです!

②無料自販機

エイタロウソフトのオフィスには、2台の自販機が設置されている。コーヒーやジュース、お茶の入った飲み物の自販機と、おにぎりやパンが入った食べ物の自販機。何とこの自販機の商品、全てが無料で購入できるというから驚きだ。

少しでも快適な職場環境を。という考えから導入されたこの自販機。小腹が空いた時、すぐにエネルギー補給をして、業務に打ち込むことができる。また、経済的な部分でも社員にとっての利点は大きい。

今後は、無料の食堂を設置したいと話す西島社長。大手企業でも数社しかない無料食堂。是非、エイタロウソフトさんならではの面白い食堂を作ってほしいです。

③マンガ喫茶?!

ブラウンのソファに木のテーブル、天井からは照明が灯り、大きな窓からは外の日差しが降り注ぐ。窓際にはカウンターテーブルが設置され、棚には数多くの漫画や雑誌が並べられている。部屋の奥には個室ブースがあり、そこには何とマッサージチェアが設置されている。

広々としたこの場所は、何と社員専用の休憩スペース。まるでマンガ喫茶を彷彿とさせるこの空間。「社員が働きやすいオフィスを作りたい」との想いから、西島社長が考案したのだ。社員は食事や休憩、仮眠を取るために、自由に利用できるようになっている。

部屋に置いてあるマンガは全て西島社長の私物で、面白いと思ったものを皆で共有しているそうです。この場所から、新たなアイデアがたくさん生まれそうですよね!

 取材スタッフの注目ポイント 
トロフィー
過去3年間の成長率289.3%を評価され、テクノロジー成長企業をランキングする「デトロイト日本テクノロジーFast50」で、見事8位を受賞されたそうです。
景品
社内イベントで上位者に贈られる景品です。景品もやはりゲーム!みなさん本当にゲーム漬けの毎日を送っていらっしゃるのですね!羨ましいです。
エントランス
コーポレートカラーのオレンジのロゴが映えるエントランス。小鳥のさえずりのBGMが流れていて、日々来訪者の心を癒しています!
カラオケ
セミナールームにあるカラオケの機材。お店に置いてあるような本格的なものでビックリ!会社でカラオケ大会だなんて、面白いアイデアですよね。

社長インタビュー

千代田区内幸町に約160坪のオフィスを構えるのは、携帯・スマートフォン向けコンテンツの制作、Web3Dエンジンの開発などを行う株式会社エイタロウソフト。今回は、代表取締役社長の西島栄太郎氏にお話を伺うことができた。

良い作品を生むオフィス

沖田
シアタールームやカフェ、自販機など、おもしろいスペースがたくさんありますね。

社長
今回のオフィスでは、社員のアイデアや要望をたくさん取り入れました。特に社内の人間が使用するスペースには力を入れましたね。

沖田
具体的には、どのような部分に力を入れられたのでしょうか。

社長
例えば、シアタールームは勉強会やプロジェクトごとの打ち合わせを効率良く行ってもらうため、3Dプロジェクトや巨大スクリーンを設置しました。

また、カフェスペースは空間を贅沢に取り、個別の部屋にはマッサージチェア、自由に閲覧できる雑誌やマンガの本棚を設けています。頭を長時間フルに使う職場なので、オンとオフをしっかりと分けられる空間が欲しいとの要望がたくさんあったんです。

沖田
なるほど。

社長
共有スペース以外にも、執務スペースでは作業効率を考え、パーティションで一人ずつ空間を分けたり、デュアル・ディスプレイを取り入れています。社内の至るところに卓上コンセントを設置しているのも、社員からのアイデアで生まれたものです。打ち合わせスペースやカフェ、会議室など、社員は自分の好きな場所で業務を行うことができます。

沖田
作業効率がすごくアップしそうです!

社長
良い作品は良い環境から生まれると思い、今回のオフィスを作りました。単に社員が喜ぶ、面白い空間というだけでなく、作業効率を上げ、結果良い作品作りに結びつく意義を持つものかどうかを検討し導入しています。

どの空間も予想以上の効果を出してくれているので、今後も積極的に社員のアイデアを取り入れていきたいと思っています。

今ある構想としては、社内スポーツジムを作りたいなと思っています。体を動かすと、結果頭の回転が良くなるので、近いうちに実現したいですね。

沖田
それはいいですね!実現したら、是非見せてください。

社内制度

沖田
社内には、とても若い社員さんが多いですね!

社長
そうですね。社内の平均年齢は、現在26歳です。現在約80名の社員が働いていますが、年々社員の生活スタイルは変化していっています。エイタロウソフトでは、会社として個々の生活スタイルを少しでもバックアップできるような制度を取り入れています。

沖田
そうなんですね。具体的には、どのような制度があるのでしょうか。

社長
定時までにきちんと成果を発揮して働くプライベート重視の就業スタイルや、作品の反響に応じて利益の還元がある裁量労働制の就業スタイル、スキル向上のために仕事を重視して働く就業スタイルなどがあります。

結婚や出産、介護といった人生の様々な変化に応じて、社員は適切な就業スタイルを選択しています。

沖田
それは心強い制度ですね。

社長
この他にも、出産時の育児手当や家賃補助手当、無遅刻無欠勤の社員に対しての皆勤もあります。

また、毎週水曜日は必ず定時に帰る日となっています。一週間のちょうど真ん中の日に定時に帰ってもらい、家族や友人と過ごしたり、自分の趣味の時間を過ごしたり、自由に使ってもらいます。週の半ばに心身共にリフレッシュして、残りの日しっかりと業務に集中してもらうのです。

沖田
なるほど。

社長
エイタロウソフトでは、社員が家庭の安定を保ちながら、生涯に渡って長く活躍できる環境を目指しています。プライベートな事情によってやむを得ず会社を辞めなくてはいけないというのは、社員にとっても会社にとっても非常に残念なことです。

我々は、世界一のゲーム会社になることを目指しています。そのためには、人生の変化に合わせて長く働ける環境作りが必要不可欠なのです。

これからのゲーム作り

沖田
私はゲームがとても好きなのですが、御社では携帯端末向けの作品を数多く手掛けていらっしゃいますよね。

社長
はい。エイタロウソフトでは、アンドロイド黎明期の2007年からスマートフォンのゲーム開発に携わってきました。今、ゲーム業界は大きな変革の時を迎えています。

家庭用ゲーム機が売れなくなり、世界を牽引していた日本のメーカーの危機が報じられています。一方、手軽に遊べるソーシャルゲームの勢いが世界的に増しています。最近では手軽に開発できる市場となり、日々競争が激しさを増しているんです。

沖田
確かに、ものすごい数のゲームがネットを介して簡単に手に入るようになりましたよね。

社長
これまでは国内の携帯電話のみにゲームを提供していましたが、今はiPhoneやAndroidの登場で一気に世界を視野に入れた展開が可能となりました。

この変化により、今までゲームに触れたことのなかった世代の人たちがゲームに触れるようになり、新たな市場が生み出されているんです。

沖田
そうなんですか。

社長
例えば、20~30代の女性ユーザー層がそれに当たります。わざわざ機械を買ってまではゲームをしなかったのですが、日々の生活の一部となっている携帯を使うゲームにはまる方が増えています。ですので、弊社ではノベルタイプのゲームや女性向け恋愛シュミレーションゲーム、RPGやスポーツ、戦闘ゲームなど、多種多様な作品を手がけ、ゲーム好きな人を徐々に増やしていく努力をしています。

沖田
なるほど。それだけの種類があると、今までやったことのない分野のゲームにも気軽に触れることができますね。

社長
間口は広ければ広い方が良いと思っています。ゲームに触れるきっかけを与え、自分に合うゲームを見つけ、次のステップへと進んでもらいたいですね。
その中でエイタロウソフトは、ゲームが持つ純粋な面白さと、ソーシャルゲームの持つコミュニティ性を融合した、新しいゲームの形に挑戦していきたいと思っています。

株式会社エイタロウソフト

沖田
休日には、何をして過ごされますか。

社長
話題のゲームを触ったり、DVDを借りてきたり、平日に撮り溜めしていたドラマを観たりしています。

40歳になったのを機に色々なことを試してみようと思い、先日は小学生の時に欲しかったラジコンを買って公園で飛ばして遊んでみました(笑)。でも、近くにいた子供たちに笑われてしまって、心から楽しめませんでしたね(笑)。

沖田
それは残念でしたね(笑)。お休みの日にもゲームに触れられるとのことですが、西島社長の一番好きなゲームを教えていただけますでしょうか。

社長
任天堂さんのシミュレーションゲームで、ファイアーエンブレムシリーズが好きです。ファミコンの時代から好きですね。でも、実際に自分が遊ぶ立場から作る立場になってからは、単純に楽しむよりデザインやシステムに気を取られてしまうようになりました。

沖田
社員さんも、やはりゲーム好きの方が多いのでしょうか。

社長
多いと思います。スタッフの中には、オリジナルのゲームを企画している者もいるんですよ。例えば、入社2年目のスタッフが自分の作りたいゲームを考えてアプリとして制作してしまいました。乙女ゲームだったのですが、自分の書いた原画がキャラクターになり、雑誌やゲームショウなどで紹介された時には、とても嬉しかったみたいです。

沖田
それは嬉しいですよね!社員さんに対して、何か特別に教育されていらっしゃることはありますか。

社長
定期的にビジネスセミナーや研修は行っていますが、プログラムなどの技術は仕事で覚えてもらっています。座学で説明するよりも、その方が早いんです。特に私達の業界では、入社後すぐに戦力になるスピードが早いと思います。まずは真っ先にやらせてみる方が、結果的にすごく伸びますね。

沖田
それは何故でしょうか。

社長
自分で考え、実行し、成長していくからですね。トップダウンでやってしまっては、言われたことはやるのですが、言われなかったことはやらなくなっていきます。自分で考えて納得した方が、自主的に行動していくんです。

今回、弊社では20名くらい新卒を採用する予定です。弊社では一般的な採用フローを辿って一気に入社してもらうのではなく、選考の段階でインターンとして働いてもらい、マッチングをしています。

沖田
それは変わっていますね。

社長
本当にこの会社で働きたいのか、現場を見てしっかり考えてもらうためです。約2週間、課題に取り組んでもらい、働くイメージを抱いてもらいます。その方が、結果ミスマッチングも起こらないですしね。

また、内定後にはアルバイトをしてもらい仕事や会社の雰囲気に慣れることで、入社後すぐに即戦力となっています。やる気のある社員に対して積極的にプロジェクトを任せていく社風なので、やりがいを持って働いてもらっています。

沖田
双方にとって、とても良いフローですね。本日は、貴重なお話をどうもありがとうございました。

“建物情報”

都営三田線内幸町駅」徒歩3分、JR、東京メトロ銀座線、都営浅草線新橋駅」徒歩5分。ゆりかもめ新橋駅」徒歩6分。第一ホテル東京の別館、第一ホテルアネックスと併居しているビルが株式会社エイタロウソフトの入居する「内幸町平和ビル」です。
竣工:1989年5月、基準階面積:158坪
当オフィスビルの特徴として、地下1階~12階までは第一ホテルアネックスのフロア、13階~20階までがオフィスフロアに分かれています。竣工は1989年ですが、2007年に全館リニューアルを完了しており、ホテルへ来訪されたお客様だけでなく、オフィスへ来訪されたお客様にも「おもてなし」の心を感じさせるオフィスビルと言えるでしょう。

新橋・汐留エリアのオフィス情報
提供:東京オフィス検索

4)まとめ

以前のオフィスから、さらにパワーアップしたオフィス。そこには、エイタロウソフトで働く人々のことを考えた空間作りがありました。贅沢な空間の取り方や無料で利用できる設備など、実現したくてもできない会社が多い中、西島社長が率先して実行していく姿がとても印象的でした。
次回訪れる際には、どんな新しい取り組みが取り入れられているのか、とっても楽しみです!

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