新たな出会いを提供する!世界とつながる次世代オフィス-株式会社Parmy【オフィスWatch126】

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四ツ谷駅から徒歩8分の場所に約120坪のオフィスを構えるのは、SNSの「セレンド」など新しいWebサービスを開発・運営している株式会社Parmy。
今回は代表取締役の納家一寛氏にお話を伺うことができた。
1)新たな出会いを提供する!世界とつながる次世代オフィス
①ガラスいっぱいオフィス
②道の上のミーティングスペース
③木のリフレッシュルーム
2)社長インタビュー
3)内装デザイナーの気になるポイント
4)まとめ

1)新たな出会いを提供する!世界とつながる次世代オフィス

(取材日 2011年03月15日)

株式会社Parmy
《事業内容》 新感覚のWebコミュニティサービスであるセレンド事業、セレンド公式ブログの運営。
《サイトURL》 http://www.parmy.co.jp/

①ガラスいっぱいオフィス

エントランスに会議室、執務スペースの仕切りとして使用されているたくさんのガラス。普通なら壁を設ける部分にガラスを利用しているので、開放感たっぷりのオフィスが実現している。床から天井まで一面がガラスで覆われているため、エントランスに立った瞬間から、会議室やオフィス内、さらには窓の外の景色までをも見渡すことができる。

「今後、情報はもっとオープン化され、隠すのではなく見せていく事が当たり前の世の中になっていきます」と納家社長は語る。社内の様子が一目で見渡せるガラスのオフィスには、オープンなソーシャルサービスを提供する企業としての想いが込められているのだ。

ちなみに、この開放感のあるオフィスは、長時間働いているエンジニアやプログラマーの方々に気持ち良く仕事をしてほしいという納家社長の心遣いも含まれているそうです。社員さんからも大好評で、「もう他のオフィスに移転できない!」なんていう声も耳にしましたよ。

②道の上のミーティングスペース

オフィスの真ん中に、一本の白い道が通っている。しかし、それは単なる通路ではなく、ミーティングスペースになっているというからおもしろい。色とりどりの個性豊かなデザインの椅子やデスクが並べられ、そこから放たれるエネルギーがオフィス全体を明るい雰囲気にさせている。

遊び心溢れるポップなミーティングスペースを、あえてオフィスの真ん中に作ることで、働いている社員の気分を明るくさせている。心躍る環境にいてこそ、面白いアイデアが湧き出てくる。このスペースはエンターテイメントを生み出す源泉となっているのだ。

ちなみに、ドラゴンボールの修行部屋にちなんで「精神と時の部屋」と名付けられたカウンターがミーティングスペースに隣接しています。仕事に集中したい人のために設けられたスペースで、周りの雰囲気とメリハリをつけているそうです。ドラゴンボールさながら、本当に1日で1年分の成果が出そうな特別なスペースでした(笑)。

③木のリフレッシュルーム

木目調の壁やフローリングに囲まれた部屋の中にイスやテーブル、テレビが置かれている。テレビの前には靴を脱いでくつろげるスペースが広がっていて、その上に敷かれた鮮やかなグリーンのカーペットが差し色となって癒しの空間を作り上げている。

ここでは社員がご飯を食べたり、テレビを見たりしながらリフレッシュしている。癒しの空間で心置きなくリフレッシュできるから、自然と社員同士の輪が広がっていく。人と人とのつながりを提供する企業だからこそ、社員同士が繋がれる空間を社内に設置したのである。

ちなみに、こちらのテレビでは、サッカー日本代表の試合などを観戦するそうです。ちょっとしたパブリックビューイングですよね!IT業界の日本代表として羽ばたこうとしているParmyの皆さんはとても明るい方ばかりで、私も元気をもらいました。

 取材スタッフの注目ポイント 
ミーティングスペース
色とりどりのポップなソファーやカーペットが目を引く遊び心あふれる空間です。ミーティングの際には社員さんはソファーに寝転がったり、バランスボールに座ったりと非常にリラックスされています。
ゴミ箱
カラフルなごみ箱がいくつも並べられていました。実は、色ごとに分別されているそうです。ゴミ箱までポップに楽しげで、しかも環境にも優しい!アイディアが光っていますね。

「精神と時の部屋」に置かれている本棚には、ITやビジネス本がたくさん置かれていました。社員の皆さんは自由に貸し借りをしているそうです。これからもっともっと充実させていくとのことなので、楽しみですね!
iPad
受付と社内とをつなぐiPad。画面をタッチすると、簡単に呼び出しができました。最先端の小物が、Parmyさんのオフィスの雰囲気にとってもピッタリでした。

社長インタビュー

四ツ谷駅から徒歩8分の場所に約120坪のオフィスを構えるのは、SNSの「セレンド」など新しいWebサービスを開発・運営している株式会社Parmy。今回は代表取締役の納家一寛氏にお話を伺うことができた。

偶然の出会いを生むセレンド

社長
当社が提供する「セレンド」は、実名と自分の通っている学校や母校を登録する新しいカタチのSNSです。このユーザーが誰かというのがすぐに分かり、安全にユーザー同士がつながることができます。

沖田
非常に画期的なサービスですよね。「セレンド」を展開されていて、納家社長がやりがいを感じる点を教えていただけますでしょうか。

社長
もう絶対に連絡を取る機会がなかっただろう先輩後輩と連絡が取れ、新しい出会いの場が増えたという喜びの声を耳にすると、本当にやっていて良かったなと思いますね。

沖田
それは感動しますね。「セレンド」が中高大生によく利用されている理由はなんでしょうか?

社長
彼らの世代は実名を明かすことになんの戸惑いもない、ソーシャルネイティブの世代なんです。物心ついたときからネット環境に身を置いていますから、我々20代とは価値観が全く違うのです。だからこそ、「セレンド」という新しいカタチのSNSを受け入れてくれているのではと思います。

沖田
なるほど。御社が運営している「セレンド」のこれからの構想はどういったものがありますか?

社長
人間と人間とのつながりを重視したサービスをしていきたいなと思っています。実は今のSNSは、現実世界のつながりをネット上で可視化しただけで、知らない人とはそんなにつながれないんですよ。だから、現実世界以外のmixiやフェイスブックとは違う人間と人間とのつながりを付加価値として、「セレンド」上で提供していけたらなと思います。

沖田
全く知らない人とつながることができたら素敵ですよね。

社長
同じ趣味を持つ人が近くにいても、それを知ることができないって勿体無いですよね。極端に言えば、もし同じ喫茶店に、同じ都道府県出身で、同じ年齢で、趣味も同じっていう人がいるってことがわかるサービスがあったらちょっとすごいじゃないですか。そうした偶然の出会いを提供するのが「セレンド」の使命なんです。

常識を覆すオフィスデザイン

沖田
ガラスやカラフルな家具が印象的なオフィスですね。

社長
オフィス作りにはこだわっていて、実は自分もデザインMTGに参加したんですよ。

沖田
え!?本当ですか!?

社長
6~7社ほどのデザイン会社さんのデザインMTGに全て出席して、自分の思い描いていた空間を作りました。

沖田
すごいですね。どんなオフィスを目指されたのでしょうか?

社長
シリコンバレーにあるオフィスのように、遊び心あふれる楽しい空間やエンターテイメント性を重視しました。夜遅くまで働いているエンジニアやプログラマーもいるので、気分を明るくさせてくれる雰囲気にしたかったですね。やはり、環境が良くないと良いモノは生まれないので。

沖田
なるほど。このオフィスで働く社員さんには、何か共通項のようなものはございますか。

社長
平均年齢は30歳くらいで、メンバーは30名ほどですが、前向きな人間が多いと思います。私たちは、世の中を変えたり、世の中にインパクトを与えたりする仕事をしています。そういう仕事というのは、常識のある人から見たらものすごく常軌を逸しているように見えるかもしれません。その世間の常識を覆そうとするパワーが必要になりますので、前向きな人間が多いのだと思います。

沖田
なるほど。前向きに挑戦する姿勢がなければいけないんですね。

社長
常識を覆すためには、日々の積み重ねがとても重要なんです。いきなり何かが変わるわけではないですけど、日々積み重ねてやっていくために前向きでないといけませんからね。意外と僕たちの仕事は地味な仕事の連続だったりするんですけど、だからこそ、楽しい雰囲気で仕事をするためにオフィス作りにはこだわったんです。

世界が繋がるサービス

社長
現在、震災の起こった東北だけでも何万人という人が当社のサービスに登録してくれています。生活必需品も大事なのですが、我々は今、何か楽しいこと、エンターテイメントという軸で何かできることはないかと考えているんです。

沖田
なるほど。元気や勇気を与えてくれるような企画が今一番待ち望まれていることなのかもしれませんね。

社長
今回の震災を通して、やはり日本人って人と人とのつながり強いなと改めて実感しました。本来、日本人というのは地域のつながりや人とのつながりが強いんですよ。

それはあくまで、現実に顔を合わせてのコミュニケーションということですけど、そうした気風のある日本人ならネットの環境に慣れさえすればものすごくネット上でもつながれると思うんです。ネットは、匿名性が強かったから近寄りがたいものでしたが、実名を公表することが前提になれば現実世界と変わらないコミュニケーションが可能になると思います。

沖田
日本人だからこそつながれるということですね。これは今後の夢や目標というものにも関係してくるのでしょうか?

社長
そうですね。今後もっとインターネットやウェブは、まだ出会っていない出会うべき人と出会える、人間と人間とがつながるためのものになっていくと思うんです。そして、日本に限らず世界中の人々、特に日本人と考え方も近いアジアの人とつながる機会が増えていくと思います。そこで言語や文化を越えた世界規模でつながるサービスを作って、社会の中の人々のひとつの新しい行動を作れたらなと思います。

沖田
素敵ですね。いつかそのようなサービスが実現されることを待ち望んでいます。

社長
他にも私には夢があるのですが、“動詞”を作りたいと思っています。10年前には、誰も「ググる」なんて言葉を使用していませんでしたが、この言葉に象徴されるような新しい動詞を日常生活の中に生み出していきたいと思っています。

株式会社Parmy

沖田
起業されたきっかけをお教えいただけますでしょうか。

社長
私はもともと学生時代をアメリカで過ごしていました。起業家こそが尊敬されるという文化に刺激を受けて、在学中に美容室を創業したんです。そこである程度の収益を上げられるようにはなったのですが、シリコンバレーのネットベンチャーは「世界を変える」という壮大な夢を語りながら働いていて、この程度で満足してはいけないと思うようになりました。そこで、日本に戻り、投資する立場から世界的なベンチャー企業を育てていくことにしたのですが、日本の会社ではアメリカのベンチャーキャピタル並みの支援をしていくことが難しいことに気付きました。ならば自分で会社を創り、自らがロールモデルになるしかないと思い、起業したのです。

沖田
ロールモデルになろうという想いがあったのですね。

社長
はい、まず自分自身が体現しなければいけないと強く思っていますね。後進のベンチャー経営者にとって、「かっこいいベンチャー企業」、すなわち大成功 して生み出した利益を次の世代に循環させるような会社になりたいです。これまでの成功企業は、お金を循環させて日本のために次世代を育てるという発想がなく、自分達が「成功者」になるだけで終わっていたように感じています。けれど、そうではなくて、自分が成功したらアメリカのエンジェル投資家のように次世代にお金を投資していくようなエコシステムを確立させたいですね。例えば私が成功したら、東大、京大などの優秀な学生達に1億円ずつ渡し、育てるようなことをしたいと思っています。それくらいドラスティックな変化を起こすことをしなければ、日本の状況は変わらないと思うんです。

沖田
なるほど。とても大きな志を持たれているのですね。

社長
そうですね。私は「二塁打を打つつもりはない」という話をよくします。日本のIT企業は良くも悪くも日本的な考え方で、ひとつの事業でお金を生み出し、そのお金を元にして他の事業をしようとするんです。でもそうすると、世界には出て行けません。つまり、二塁打しか打てないんですよ。

沖田
視野が狭くなってしまうという意味ですね。

社長
ホームランを打とうと思ったらホームランを打つ練習をしなくてはいけないと思うんです。アメリカのベンチャー企業は小さなことは、まず度外視して、「どうすれば世界を変えることができるか」ということを、とても重要視します。だから、私も小さくまとまらないように気をつけています。大きな志を成し遂げるためには、大きなものを狙っていなければならないですから。

沖田
ありがとうございます。では、最後に私に今後の社会人生活へ向けて、アドバイスを頂けますでしょうか?

社長
「勘違いの責任感」を持ってください。これはアメリカにいる時から言い続けていることです。例えば、社員一人がいなくなっても潰れる会社はないと思いますが、もし自分がいなくなったらこの会社は潰れてしまうという「勘違いの責任感」を持って仕事をしていたら、ものすごく成長すると思うんです。

私は前職がコンサルタントだったので、お客様のところにプレゼンテーションにいく時も、もし上司が急に休んだり、交通事故にあったりして来られなくなってしまった時に、自分がプレゼンテーションできるよう常に準備して仕事をしていたんです。

沖田
なるほど。それは心構えなしには絶対できませんよね。

社長
そうなんです。だから新卒の人にも「勘違いの責任感」を持ってくださいという風に言いますね。笑われようが何をしようが、そういうマインドを持つことで自然と視野が広がります。

沖田
とても参考になりました。そういう視点を持つことで見えてくるものがあるんですね。本日はお忙しいところ貴重なお時間を頂き、本当にありがとうございました。

3)内装デザイナーの気になるポイント

オフィス内装作りの専門家がオフィスwatch取材担当者とは異なる プロの視点から取材先企業のオフィスをwatchします。内装作りのプロが提唱するオフィス作りのポイントとは?
本編とは一味も二味も違うノウハウをあますところなくご紹介します。

「つながり」の広がる空間

この開放感は?と目を見張るような明るい空間に、きっと誰もが驚かされるのではないでしょうか。
その理由は、エントランスから総合受付、そして会議室も執務スペースも、壁や扉がほぼすべてガラスになっているから。
ガラスを使うことで、外光も空間全体に届きますし、オフィス内によい緊張感ももたらします。
季節の良いときに窓から届く自然の光に癒され、寒い季節に差し込む日差しの暖かさに和まされる。壁をガラスにすることで、見える緊張感だけでなく、そのような癒し効果さえ期待できるのです。

同社が運営するSNSサイトを体現しているかのように、オフィスの中にも「つながり」を感じることのできるこの空間。バーチャルの世界だけでなく、実際に自分たちが働く空間も常につながりを持てる場所であることで、仕事へのいろいろなアイディアが生まれたり、楽しい仕事ができるのではないでしょうか?

今回紹介した株式会社Parmyと同様に、ガラスを使った空間を取り入れた企業を、バックナンバーの中からピックアップしました。

オフィスwatch No.110 株式会社MACオフィス
http://52.197.251.14/110-macoffice-18694

オフィスwatch No.98 株式会社イクリプス
http://52.197.251.14/098-eclipse-18535

「イロ」があらわす企業ミッション

様々なカラーの家具がこんなにもエネルギーを発揮しているのも、白を基調としたシンプルモノトーンの空間だからこそ。清潔感のあふれる空間にあざやかなイロが添えられて、ポップな印象のオフィスに仕上がっています。

シンプルな空間は居心地のよいものですが、ポイントにあざやかなイロが取り入れられていることは、働く社員の方々の気持ちも明るくします。また、ガラスの壁越しに臨むオフィス空間に、よりいっそう期待感が高まります。

人それぞれに「カラー(個性)」があるように、家具それぞれの「イロ」が空間を楽しくさせる。

色々な個性を持つたくさんのヒトのつながりを生かして、生活をもっと豊かで楽しいものにしよう!というミッションを掲げていらっしゃる同社にまさにぴったりな空間です。

企業ミッションと空間にさりげなく一体感が感じられ、来訪者に安心感を与えるオフィスになっています。

今回紹介した株式会社Parmy と同様に、ポップな雰囲気を取り入れた企業を、バックナンバーの中からピックアップしました。

オフィスwatch No.35 株式会社ウィルホールディングス
http://52.197.251.14/035-willhd-9828

“建物情報”

JR・丸の内線南北線「四ツ谷駅」徒歩8分、丸の内線四谷三丁目駅」徒歩5分。
新宿通り沿いに堂々とそびえるビルが、株式会社parmyの入居する野村不動産四谷ビルです。
竣工:2009年5月、基準階面積: 113.83坪
東京市15区時代の「四谷区」は、物件の最寄り駅である四谷駅を中心に繁華な町並みが広がっています。このビルは、シンプルでありながら力強い地上9階建てのインテリジェントビルとして、一際目立っています。
また、四谷駅と四谷三丁目駅のほぼ中間に位置し、主要エリアへの軽快なアクセスが可能な使い勝手のいいビルです。

4)まとめ

カラフルなオフィス家具が醸し出すエネルギッシュな雰囲気に包まれた社内。そこには楽しそうにミーティングをする社員さんの笑顔がありました。世の中の常識を覆して未来を切り開こうとするパワーが満ち溢れた、とても素敵なオフィスでした。
取材を通して、納家社長は常に高い目標を掲げていました。私も、高い目標と広い視野を持つことを心がけて仕事に励んでいきたいと思います。

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