日本を元気にする!イキイキと働く自律型人材が集うオフィス-株式会社シェイク【オフィスWatch117】

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池尻大橋駅前に約127坪のオフィスを構えるのは、自律型人材を育成する社員研修、人事組織コンサルティング事業を展開する株式会社シェイク。
今回は、代表取締役社長の吉田実氏にお話を伺うことができた。
1)日本を元気にする!イキイキと働く自律型人材が集うオフィス
①太陽のエントランス
②研修ルーム
③完全フリーアドレス
2)社長インタビュー
3)内装デザイナーの気になるポイント
4)まとめ

1)日本を元気にする!イキイキと働く自律型人材が集うオフィス

(取材日 2010年1月18日)

株式会社シェイク
《事業内容》 人材育成事業、人事組織コンサルティング事業、新卒採用支援事業
《サイトURL》 http://www.shake.co.jp/

①太陽のエントランス

5階エントランスに入ると広がる、まーるい空間。オレンジ色の円柱テーブルに円形の照明、壁のロゴはオレンジと黄色の大きな輪で象られ、扉はオレンジ色で彩られている。白をベースにオレンジと黄色が配色された丸い空間には、明るく温かみのある雰囲気が漂っている。

訪れた方々に元気を与えられるようなオフィスにしたいという想いから、会社のイメージカラーと円形フォルムを多用し太陽を彷彿とさせるようなエントランスを作った。
オレンジは、心理学的に人の心を明るくする要素や成長や成功をイメージする色だと言われているのだとか。

太陽のようなエントランスから出てきた社員さんの笑顔が、空間のイメージ同様、とっても明るく温かい雰囲気だったのが印象的でした!

②研修ルーム

ビルの2フロアを利用しているシェイクでは、各フロアを利用目的別に分けている。ワンフロアは執務スペース、もうワンフロアは来客スペースとして機能している。
来客用フロアの大半を占めているのが、最大約50名まで利用できる研修ルーム。大きな窓から明るい光が差し込む室内には、コーポレートカラーの椅子と可動式のテーブルがいくつも設置されている。

社員研修サービスを提供しているシェイクでは、定期的にオフィス内で研修体験会・セミナーを実施している。「以前はオフィスの外に体験会・セミナー用の場所を借りていましたが、お客様に直接シェイクの雰囲気を感じてほしかったのです。」と語る吉田社長。
雰囲気作りを大切にしている同社では、訪れた方々に快適に感じて頂けるよう、可動式の利便性に優れた家具を設置したり、流す音楽の選曲にもこだわっているのだ。

研修ルームの隣には、ソファやドリンクサーバーのあるリラックススペースが用意されていました。とても快適な空間が用意されているので、研修にしっかり集中できそうです。

③完全フリーアドレス

執務フロアを訪れると広がる、見通しの良い空間。室内には真っ白な大きなデスクが設置され、パーティションなどの空間を遮るものは何もない。フロアの脇には収納用の個別ロッカーが設置され、デスクの上は美しく整頓されている。

社員同士のコミュニケーションを活性化するため、シェイクではフリーアドレス制を導入している。日々隣に着席する人が違うので、他部署との交流が生まれたり、雑談以上会議未満の打合せから新たなアイデアが生み出される。

また、フリーアドレスにすることにより出入りのある社内の人数に柔軟に対応することができ、スペースの有効活用を行うことができる。

長方形のデスク以外にも、今後は円形や正方形など色々な形のデスクを設けて更なるコミュニケーションを促進したいのだとか。気分に併せてデスクを選べるのだなんて、とても楽しいですよね!

 取材スタッフの注目ポイント 
卵椅子
まーるいエントランスに置かれている椅子は、これまたまーるい形。まるで卵のようなコロンとしたフォルムがとても可愛らしくて、腰掛けるのがもったいなかったです。
ロッカー
フリーアドレスの会社ならではの社内設備です。社員さんは全員個人ロッカーを持っていて、書類は全てこちらに収納します。余計な書類を溜め込むことなく、デスクが常に清潔に保たれるのが利点ですよね。
テニスボール
社内の片隅にテニスボールを発見!何でも社員の方々で企画して、時折テニスを楽しんでいるそうです。テニスの他にも、フットサルやバーベキュー、スノーボードイベントを企画することもあるのだとか。
傘立て
傘立てまでオレンジ!この徹底ぶりには敬服します。雨の日でも、傘立てから元気がもらえちゃいますね!

社長インタビュー

池尻大橋駅前に約127坪のオフィスを構えるのは、自律型人材を育成する社員研修、人事組織コンサルティング事業を展開する株式会社シェイク。今回は、代表取締役社長の吉田実氏にお話を伺うことができた。

自律型人材の育成

社長
シェイクでは、毎週のように研修ルームを使ってセミナーを開催しています。企業の人事の方にお集まり頂いて実施する体験会・セミナーやオープン講座、ファシリテーターの方々の勉強会など様々な機会に使用しています。

沖田
色々なセミナーがあるようですが、何か具体例を教えていただくことはできますか。

社長
はい。一番ご支持頂いているものは、シミュレーションという手法を使って行う研修です。

新人社員に対して行う研修を例に挙げると、まず受講者には自分でG(goal)の設定をすることと、それを達成するためのPDCA(plan-do-check-action)の重要性を伝えます。これを私たちは、G-PDCAサイクルと言っておりますが、自らの意志で目的を踏まえた目標(G)を設定し、それを達成するためにPDCAを回し続けてもらうのですが、口頭で説明すると大体の人が理解することができます。

ただ、実際にシミュレーションを実施すると、全くできないんです。大抵の人は、どこかが欠けていたりレベルが低かったりするので、例え頭では理解していても実際はできないのです。ですから、理解することと行動に起こすことは全く別物であることを研修の間にショッキングな事実として知ってもらい、このままの自分ではいけないのだということに気づいてもらいます。

沖田
なるほど。確かに、私も過去に似たような経験をしたことがあります。

社長
いかに自分ができないのか、というショックを受けてもらうのが研修における大きなコンセプトになっています。自分には何ができていて、何ができていないのかを客観視してきちんと受け入れることにより、行動を変えていきます。

頭ではわかっていても行動はなかなか変わらないものなので、行動に変えていくための仕組みを研修の中に盛り込んでいるのが大きな特徴だと思います。

沖田
それはものすごい成長が望めそうですね。

社長
受身ではなく、自ら考えて行動に移すことのできる人材を育成するために研修を実施しています。シェイクでは、そういう人材の事を「自律型人材」と呼んでいまして、自律型人材の育成をビジョンに掲げています。

「自立」ではなく「自律」という表記にしているのは、単に独り立ちするのではなく、周りの人との関係性や協働の意識を持ちつつ、しかるべき目標に対して自ら動いていける、そういう人材を一人でも多く作っていきたいと考えています。

イキイキと働く人を増やす

沖田
御社は社外教育のプロですが、社内の方への教育はどのような形で実施されているのでしょうか。

社長
社員教育は適宜行っていまして、会社で提供するプログラムのテストを兼ねて社員に実施するケースが多いですね。

例えば、先日は30歳くらいの中堅層を対象に研修を実施しました。内容としては、結婚や出産という人生の節目を迎える中堅層に向けて、会社に対する迷いを解きほぐし、再度目的意識を目覚めさせるようなプログラムです。

この年代は、ある程度社会人としての経験を積んでいて「この会社で本当に良かったのだろうか?」、「そもそも自分は何をしたかったのだろうか?」というような迷いを持ち、大体目的を見失っています。

沖田
なるほど。人生の大きな節目を機に、仕事自体に対して迷いを感じ始める時期なのですね。

社長
そうですね。この他にも、例えば次期マネージャーを目指してほしい層に5ヶ月間近く中堅リーダーシップ研修というものを実施したり、毎年年末には全社員でのオフサイトミーティングも行っています。

沖田
全社員でのオフサイトミーティングは、どのようなものになるのでしょうか?

社長
毎回内容は違うのですが、会社のことを考える場にしているケースが多いですね。
今年は、「もっとシェイクを良い会社にしたい!」と言い出した社員が中心になって、改めてシェイクが大切にしたいことは何なのかを考えようという内容で実施しました。全社員をいくつかのグループに分け、シェイクで今、皆がどのような問題意識を持っているのかを模造紙にまとめて議論しました。

沖田
社員の方が主体的に動いていらっしゃるというのは素晴らしいことですね。

社長
若手が全社を巻き込んでプロジェクトを立ち上げることは多いですね。やはり社内は別でお客様だけ良くなれば良いというわけではなく、社員にもお客様にもイキイキと働いてほしいという想いが強くあります。

もちろん、まだまだ弊社は完璧ではありません。ただ、今実施しているひとつひとつのことがシェイクのチャレンジであり、この実行力を日本中に広めていける存在になれればと思っています。

元気なオフィス

沖田
来客フロア、執務フロア共に、社内はどこも明るい雰囲気ですね。

社長
ありがとうございます。以前のオフィスは太陽光があまり入らず、何となく暗い雰囲気でした。ですから、このオフィスでは明るい雰囲気を作ることにこだわりまして、心理学的に元気が出ると言われているオレンジ色を取り入れたり、大きな窓から入る採光を活かした作りにしました。

沖田
執務スペースで働いている社員さんも、とても良い雰囲気だなという印象を受けました。

社長
色や光の効果以外にも、フリーアドレスを導入しているのもひとつの雰囲気作りに繋がっているのかもしれません。

弊社では、私を含め全社員がフリーアドレスになっているのですが、毎日違う人とコミュニケーションを取ったり、必要であれば、その場でミーティングを始めることができます。以前は固定席を設けていたのですが、その時と比較すると、社員同士が雑談以上、会議未満の話し合いをしている様子が多く見受けられるようになりました。

沖田
それはいいですね!

社長
気軽に気になったことを話し合える環境は、社内活性化のひとつの要因になっていると思います。社員同士が本音で話し合える、思っていることをきちんと言い合える環境を大切にしていますね。

沖田
御社がすごく働きやすい環境であることが伝わってきます。

社長
ありがとうございます。
弊社では人材育成を行っていて、人や組織を変えていく役割を担っているわけですが、その中で現場のコミュニケーションの有無は大きな意味を持ってくると考えています。たかが色や光、席の位置と思われるかもしれませんが、環境が仕事に与える影響は大きいと思っています。社内以外にも、実際このオフィスを訪れたお客様からは「シェイクの方とお会いすると元気になりますね」と仰って頂く機会が増えたんです。

沖田
それは嬉しいですね!

社長
そうですね。今後も弊社のビジョン同様、オフィス環境をイキイキと、元気な雰囲気にしていきたいと思っています。

株式会社シェイク

社長
シェイクは、もともと現会長の森田が2000年に創業した会社です。私は森田とは大学時代の先輩後輩の間柄で、その当時、将来一緒に事業をやろうと約束していました。

大学卒業後、一旦は二人とも別々の会社に入社して、森田はアクセンチュアで、私は住友商事で社会人経験を積んでいました。それから数年が経った2000年に森田がシェイクを立ち上げるわけですが、当時の私はすぐに参画するイメージが湧かず、3年後の2003年に一緒に活動することを決めました。

沖田
2003年に吉田社長が参画された時のシェイクは、どのような会社だったのでしょうか。

社長
入社した時には、私を含め社員はたった3人しかいませんでした。ちょうど教育事業に事業転換した時期だったのですが、全員が教育事業に関しては素人同然で、色々な事業計画を立てては失敗を繰り返しました。

そのうちに、企業向けの研修サービスを軸に展開することに決め、人に関わる、人を元気付けていくような領域へとシフトしていきました。

沖田
なるほど。吉田社長ご自身が、仕事を行う上でやりがいを感じる時はどのような時でいらっしゃるのでしょうか。

社長
はい。人の目の輝きを見ることができた時にやりがいを感じます。諦めと不安、不満でいっぱいの世界にいた人が、研修を受けることによって気持ちが前向きになり、目の色が変わる瞬間があるのです。人が変わる瞬間、イキイキしていく様子を見て取れることは大変嬉しいことですね。

沖田
それは素敵な瞬間ですね。経営をされる上で、何か大切にされていらっしゃることはございますか。

社長
ベストな状態をイメージしつつ、バランスを持って舵を取っていくことを大切にしています。

例えば、和気藹々とした和を大事にした組織にすると馴れ合いや緩い状態になりますが、お客様のためにプロとして働くのもひとつのバランスです。ベースとしては安心できる環境の下に、社員が信頼関係の中でプロとして働いていく会社のこだわりをうまく持っていこうと思っています。

沖田
どうもありがとうございます。では、次にプライベートのお話になりますが、吉田社長の趣味をお聞かせ頂けますでしょうか。

社長
バーベキューが好きで、最近はダッチオーブン料理に凝っています。子供が二人いるのですが、よくタンシチューや豚の角煮を作ってあげます。
材料を放り込んで火にかけておくだけで、とても美味しく仕上がるんですよ。週末の楽しみのひとつになっていますね。

沖田
私も料理好きなので、とても興味があります。

社長
私はもともと田舎出身なので、自然系が好きみたいです(笑)。幼少期は、自宅の屋根に猿がいたり、川で泳いだり山に探検しに行って遊ぶような環境で育ちました。ですので、今でも子供と公園に行ったりバーベキューをしたり、自然との触れ合いが好きなんです。

沖田
子供の頃、自然いっぱいの環境で育つのは素晴らしいことですよね。では、続いての質問ですが、私に向けて今後の社会人生活へのアドバイスを頂戴できますでしょうか?

社長
楽しくなくてはいけないと思います。楽しく生きることを大切にしてください。
一度きりの人生を楽しむ、やりたいことをやって頂きたいと思います。やりたいことすら見つからないとか、楽しむことを忘れてしまうことのないようにして頂きたいですね。
時折、お会いするだけで元気になる方がいらっしゃるのですが、その方たちは、本当に自分の人生を前向きに楽しんでいらっしゃるんです。

自分自身が楽しんでいると家庭の雰囲気も楽しくなります。親が仕事を楽しんでいることが何よりもの社会貢献であり、今後の日本の貢献にも繋がると思っています。

沖田
どうもありがとうございます。それでは、最後に吉田社長の夢や目標をお聞かせ頂けますでしょうか。

社長
はい。「イキイキと働く人を一人でも多く増やしたい」という会社のミッションそのものです。人は、誰もがイキイキできる可能性を持って生きているのにもかかわらず、その可能性を潰してしまっている方が非常に多いんです。全員が持っているこの可能性を、一人ひとりが開花させることができれば、良い世の中、元気な日本を作れると思っています。
日本中をイキイキとさせていくことが目標です。

沖田
私も少しでも元気な日本作りに貢献できるよう、イキイキと生活していきたいと思います。本日は、大変貴重なお話を頂戴しましてどうもありがとうございました。

3)内装デザイナーの気になるポイント

オフィス内装作りの専門家がオフィスwatch取材担当者とは異なる プロの視点から取材先企業のオフィスをwatchします。内装作りのプロが提唱するオフィス作りのポイントとは?
本編とは一味も二味も違うノウハウをあますところなくご紹介します。

企業とエントランスがマッチしていること

エントランスは訪れた方がまず目にする企業の顔ですから、自社の社風や発信したいイメージをしっかりとマッチしている必要があります。

こちらのエントランスは、まず「すごく明るいな」という印象を受けます。天井、壁、カーペットに至るまで全てが白く、白色の照明を反射して空間全体の明るさの相乗効果を生み出しています。また白色の天井や壁からは圧迫感を感じないため、明るさと相まって空間に開放感と広がりすら感じることが出来ます。

同時にちりばめられたポップなオレンジ、多用された曲線が、企業を象徴するロゴマークと非常にマッチしているため、この空間が来訪者に与える「明るさ」「元気さ」といった印象が、そのまま企業イメージに結びつき、これからの期待感を感じさせてくれる効果も生み出しています。

今回紹介した株式会社シェイクと同様に、企業イメージとマッチしているエントランスデザインを取り入れている企業を、バックナンバーの中からピックアップしました。

オフィスwatch No.100 スキルハウス・スタッフィング・ソリューションズ株式会社
http://52.197.251.14/100-skillhouse-18614

スペース効率とコミュニケーションの両立

オフィスを作る上でどの企業も改善ポイントとして挙げることが「コミュニケーション」で、その中でワークスペース内での取り組みとして用いられる仕組みの一つが、全ての人と向き合える円形デスクの活用など、什器を用いたレイアウトです。

ただそれらはスペースを取るというのも現実です。

そのためスペース効率とコミュニケーションの両立のため、パーティションのない完全にフラットなデスクを採用することも有効です。個人のエリアが明確でないため、左右だけでなく対面する人とのコミュニケーションも取り易くなる効果があります。

今回紹介した株式会社シェイクと同様に、様々なデスクを使用しフリーアドレスでコミュニケーションを活性化させている企業を、バックナンバーで紹介しています。

オフィスwatch No.045 ソフトブレーン株式会社
http://52.197.251.14/045-softbrain-12183

“建物情報”

東京急行電鉄田園都市線池尻大橋駅」徒歩1分。
渋谷駅まで同路線にて1駅3分という至便な国道246号沿いに面した角地に位置するオフィスビルが、株式会社シェイクの入居する「出光池尻ビル」です。
竣工:1992年10月 基準階面積:63.11坪
1階に位置するガソリンスタンドと1990年代竣工ビル特有のガラス張りの外観が目を引くこのビルは、初めてのご来館者でも迷うことなく到着できます。
立地柄、住居としての需要が高いエリアではありますが、主要路線へのアクセスの良さや良質なビルが多いことからオフィス需要としても根強い人気のあるエリアとなっています。

4)まとめ

コーポレートカラーのオレンジがパッと目を引く、明るく元気なオフィス。オフィスの印象もさることながら、吉田社長をはじめとした社員の皆さんが、とても活き活きと働いていらっしゃる姿が印象的でした!

「会うだけで、何だか元気をもらえる」。まさにシェイクのオフィスと社員さんは、その言葉がぴったりだなと感じました。

シェイクさんに倣って、私自身も日本を元気にさせる人材の一員になりたい!と強く感じる取材になりました。

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