361°の感動と笑顔を生み出す!アイディアとお菓子がたっぷり詰まったオフィス-株式会社エスプライド【オフィスWatch116】

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渋谷区千駄ヶ谷。地下1階から4階までのデザイナーズビルに入居するのは、企業ブランディング、商品プロデュース、クリエイティブ事業を展開する株式会社エスプライド。
今回は、代表取締役CEOの西川世一氏にお話をお伺いしました。
1)361°の感動と笑顔を生み出す!アイディアとお菓子がたっぷり詰まったオフィス
①361°オブジェ
②マスコットキャラクター
③お菓子ショーケース
2)社長インタビュー
3)内装デザイナーの気になるポイント
4)まとめ

1)361°の感動と笑顔を生み出す!アイディアとお菓子がたっぷり詰まったオフィス

(取材日 2010年1月28日)

株式会社エスプライド
《事業内容》 商品プロデュース事業、クリエイティブ事業、ライセンス事業、店舗プロデュース・コンサルタント事業
《サイトURL》 株式会社エスプライド http://www.esspride.com
OKASHI ORIGINAL http://www.okashi-original.jp
WE CREATE A NEW ERA. http://ceo.esspride.com

①361°オブジェ

1階から地下1階へ続く吹き抜けに、巨大な円形のオブジェが垂れ下がっている。それは連続する円の集合体で、上下に浮かぶ2つの大きな円の間に、大小幾つもの円が連なって浮かんでいる。

「円形のオブジェには、弊社の掲げる“361°”というコーポレートメッセージが込められています。361°とは、全方位、つまり360°の広い視野を持ち、+1°の発想で+1°の目標に挑み、+1°の価値をつくる、ということです。+1°の感動を次々と生み出し、世界中を+1°の喜びでいっぱいにしたいという想いをこのオブジェで表現したかったんです。」と語る西川社長。

インパクト絶大の巨大円形オブジェに詰め込まれたコーポレートメッセージ。その様子は、まるでテーマパークに迷い込んでしまったかのような雰囲気で、眺めているだけでワクワクしてしまいました!

②マスコットキャラクター

色鮮やかな商品パッケージの間に顔を出す、丸い顔にまん丸の目が愛くるしいキャラクター。入口のショーウィンドウで出迎えてくれた彼らは、名刺や封筒、ポスターなどオフィスの様々な場所に点在している。彼らは、エスプライドの広告マンとして日夜活躍しているマスコットキャラクターなのだ。

社名ESSPRIDE (Essential×Pride)の由来である、“必要不可欠な(愛され続ける)存在であり続けること”という想いをカタチにするために作られたキャラクターたち。彼らはエスプライドにとって361°のコーポレートメッセージと同じくらい大きな存在で、もはや社員の一員なのだという。

ちなみに、彼らにはユーモ、クリオ、ボヘムという名前があって、それぞれ違った性格の持ち主なのだという。同じように見える3匹の見分け方を西川社長にお伺いしましたが……社長にも見分けられないとのことでした(笑)。

③お菓子ショーケース

通りに面したビルの1階に設けられたショーウィンドウは、まるでショップのディスプレイのようなお洒落な雰囲気を醸し出している。中には商品パッケージが賑やかに並んで、道行く人の目を楽しませている。

「自分たちのことをもっと多くの人に知ってほしい!」という想いを込めて作ったディスプレイ。通りに面したショーウィンドウは外から一番目に付くところなので、来社するお客様はもちろん、前を通りかかる人に向けてもアピール力は絶大で、会社の顔としての役割を十分に果たしている。

見ているだけでワクワクしてしまうディスプレイは、社員の皆さんが定期的にレイアウト変更をしているのだとか。今度お伺いする時には、どんなディスプレイになっているのか、次回訪問する日が楽しみです♪

 取材スタッフの注目ポイント 
361°パーカー
社員の方が着用しているパーカーは、ロゴ入りのオリジナル商品。シンプルなデザインながら、とってもお洒落です。社員の皆さんの会社への愛情を感じちゃいました。
屋上
エスプライドさんのオフィスビルは、地下一階から屋上まであります。日当たり抜群の屋上は、社員さん憩いの場なのだとか。暖かい日にみんなで屋上ランチなんて良いですよね!
お菓子ボックス
名古屋の商品センター同様、新しいオフィスにも見つけました!新しい商品を企画する際の原点となるお菓子がぎっしりと詰っています。眺めているだけで、何だかワクワクしちゃいます。
制作の現場
オフィスの2階では、日夜制作チームが新しいデザインを生み出しています。アイディアが形になるまでの工程は、まさにプロの仕事!皆さんとても輝いていらっしゃいました。

社長インタビュー

渋谷区千駄ヶ谷。地下1階から4階までのデザイナーズビルに入居するのは、企業ブランディング、商品プロデュース、クリエイティブ事業を展開する株式会社エスプライド。今回は、代表取締役CEOの西川世一氏にお話をお伺いしました。

361°オフィスの力

沖田
円形オブジェがとても印象的なオフィスですね!

社長
そうですね。“361°”というコーポレートメッセージを円で表現しました。 “+1°の誠実、+1°の挑戦、+1°の成長、+1°の団結、+1°の環境……”といった 「私たちの約束」を、ひとつひとつの円で表しています。一心に+1°の価値を追求する、私たちのチャレンジスピリットを表現したかったんです。

沖田
すごく深い意味があるのですね!

社長
そうですね。地下には、オブジェと一体的に見えるように円形の打合せスペースを設けています。
さらに円形の打合せテーブルを囲むように棚を設置して、商品パッケージを陳列しています。

沖田
こんな素敵なオフィスで働いていらっしゃる社内の皆さんが羨ましいです。

社長
どうもありがとうございます。このオフィスに移転してからというもの社員のモチベーションがすごく上がって、一層良い雰囲気になっています。
例えば、地下の円形の打合せスペースでミーティングや企画のブレストを行うのですが、過去の商品や事例に囲まれながら打合せを行うことで、以前よりも意見交換が活発になりました。立地的にも渋谷や原宿に近いので、最先端の情報をインプットし易くなり良いアイディアが浮かぶようになったのではないかと思っています。

沖田
良いこと尽くしなのですね。

社長
そうですね。社員以外にも、お客様にもすごく驚かれます。移転後、来客数はそれまでの倍くらいになりました。今までは私達の方から打合せに伺っていたお客様も、ショールームがあるとお伝えしたらご来社頂けるようになったりしました。
オフィスやショールームを見ていただくことで、エスプライドという会社がどのような商品を提供している会社なのかを深く理解して頂くことができ、仕事がスムーズに運ぶようになりましたね。
他にも、最初は何の会社なのか知らずフラッと入ってこられたのをきっかけに、お客様になったなんて方もいらっしゃるんですよ。

沖田
そんな事があるんですか!?

社長
はい。ある日、一階のエントランス付近にいたらショーウィンドウに興味を持たれた方が「ショーケースを見て面白いと思ったんですけど、何をされていらっしゃる会社なのですか?」と偶然その場に居合わせた私に声を掛けてくださったんです。
その場で色々お話させて頂いてその日は別れたのですが、何と後日その方がお父様である会社の社長様をご紹介くださったのです。
よくよく話を伺ってみると、その社長様はブランディングツールにこだわりをもっていらっしゃる方で、弊社のようなサービスを前々から求めていらっしゃったとのことでした。

沖田
それはすごい運命的な出会いですね!

社長
そうなんです。たまたま通りがかった道に弊社のショーウィンドウがあって立ち寄って頂いたところに偶然私が居合わせて……。本当に運命を感じてしまいますよね(笑)。
現在はその会社の数百名の従業員の方々に対しての寒中・暑中見舞いや、顧客向けの営業ブランディングツールなどのお手伝いさせて頂いています。

働くお菓子

社長
以前は、オリジナルお菓子のパッケージに注力して、「お菓子=エスプライド」と言っていただけるように展開してきました。その中で、次第にお菓子をきっかけに例えばグッズ制作といった方面にお客様からのニーズが多様化してきたんです。そこで、お菓子事業を中心に据えながら、付随して発生するニーズを一体的に展開していくことにしたんです。

沖田
なるほど。根幹のお菓子パッケージを軸に様々な展開をされていらっしゃるんですね。

社長
そうですね。お菓子は世代・性別を問わず喜ばれる商材です。お菓子という商材の持つ可能性をビジネスシーンに取り入れることによって、新たなマーケットを構築していこうと考えています。ちょうど今春からは「働くお菓子」というブランドを立ち上げてサービスを開始したところです。

沖田
「働くお菓子」とは何ですか?面白いネーミングですね。

社長
これは企業ブランディングの一環として展開しているBtoBビジネスなのですが、お菓子を営業支援としての販促ツールや採用の場面での採用ツール、店頭プロモーションでの集客ツールなどとして使って頂くサービスです。

沖田
お菓子はどんな風に働くんですか?

社長
はい。あるアパレル会社のお客様では、自社のブログの販促効果を確認したいということで、クリスマスの2日間、ショップでブログの画像を提示してくださったお客様にクッキーをプレゼントすることにしたんです。
そのお菓子パッケージの中に、再来店してくれた方へのサービスを盛り込んだ結果、50%以上のお客様が1週間以内に再来店されたんです。

沖田
半数以上ですか!?物凄い効果ですね!

社長
低コストでお菓子をきっかけに販促効果が数値化でき集客アップにもつながったことで、大変お喜びいただきました。
他にも、あるウェブ制作会社のお客様は、銭湯をモチーフにした新サービスの立ち上げに合わせて、銭湯のイメージにぴったりの“牛乳瓶”にお菓子を詰めてお客様にお送りしました。それを後日、「牛乳瓶の回収に伺います」ということで営業が訪問するんです。新サービスの周知や企業の世界観を広報しつつ、コミュニケーションツールとしても使えるということで、お菓子がうまく働いてくれました。

沖田
他にはないユニークな取り組みで、インパクト絶大ですね。

社長
ありがとうございます。お客様の手元から「こんなのもらったよ」という形で他のお客様へと渡り、集客の輪が広がっていきます。
多くの人々に親しまれているお菓子に企業のコンセプトに応じて自由なパッケージを施し、多彩な用途に役立てられるオリジナルお菓子、それが「働くお菓子」なんです。

チームの力

沖田
物凄い数の商品パッケージが並んでいてびっくりしました。

社長
今展示しているのは商品のごく一部で、これまでに4,000種類くらいの商品実績があります。年間約200社以上の新規のお客様とお取引させていただいていますので、月に100件くらいは立案していると思います。

沖田
一体、何名の方で企画を実施されていらっしゃるんでしょうか?

社長
はい。現在、従業員数は30名ほどいますが、「働くお菓子」の企画は4~6名で行っています。短納期をひとつの強みにしているので、日々時間との戦いですね。

沖田
それだけの件数をその人数でこなしていらっしゃるんですか!? 何か発想力を培う秘訣があるのでしょうか。

社長
そうですね。社内では常に情報共有を行うようにしています。街中やテレビや雑誌の情報などで興味を惹かれた商品や、逆にこれはないだろうと感じた商品の話題など、個々人のアンテナに引っ掛かったことをどんな些細なことであっても話し合うようにしています。全社員が外部の情報を共有することを習慣にしているんです。

沖田
確かに、オフィススペースではよく社員さん同士が会話をしていらっしゃいますね。

社長
そうですね。また、前期からチーム制度というのを取り入れています。問題発生時に誰かが困っていても助けられなかったりという弊害をなくしたかったのと、チームプレーのほうが力を発揮できるんじゃないかと思ったんです。
それまでは営業、企画、制作というように横割りになっていて、それぞれの目標や課題を共有しづらかったのですが、縦の軸でチームを組んだことでお互い困ったときにすぐ助け合える体制が整いました。チームに対しての想いが芽生えてきたというのも良かったですね。

沖田
社員の皆さんの想いが共有されていることが、たくさんの企画を生み出す秘訣なのですね。

社長
そうですね。エスプライドでは、技術や能力はあまり求めていません。いかにエスプライドという会社を好きになってくれるかが大切で、「一緒に大きくしていこう」という会社への思い入れの強い社員が揃っています。
チームプレーで心を合わせて一緒に働いて、一旗上げるんだと思っているメンバーが揃っているのだと思います。

株式会社エスプライド

沖田
お仕事をなさっていて、一番のやりがいを感じる点をお聞かせください。

社長
社員が成長する過程を見ることや、苦労して掴んだ成果に対して喜び合っている姿を見ることです。直面する課題にチームとして取り組み、活発な議論の中でよりよいカタチを模索していく様子はとても頼もしく感じます。
苦労や喜びを分かち合うことでお互いの信頼関係や個々の成長が高まっていき、それがチーム力全体の底上げにつながっているというのを実感する時が、やりがいを感じる時ですね。

沖田
どうもありがとうございます。御社では、定期的に展示会などのイベントにも参加されていらっしゃいますよね。

社長
そうですね。展示会は年に4回くらいあります。インセンティブショーや中小企業展、ベンチャー企業展などです。事業スタート当初は、展示会をきっかけに新規のお客様を集客していました。展示会の場は、我々にとっての原点とも言える場所なので、とても大切にしています。

沖田
色々な展示会に出展されていらっしゃいますが、その準備は大変でしょうね。

社長
通常1ヶ月ほど前から打合せを重ねて、コンセプトやレイアウトなどを決めていきます。大きな展示会ですと2ヶ月くらい前から準備を進めます。日常業務をこなしながらの準備は本当に大変なものですが、展示会本番、完成された展示内容と集まってくださったお客様の様子を見るといつも疲れがどこかに吹っ飛んでしまいますね。

沖田
私も一度お伺いしたいです!

社長
是非いらしてください。現在、弊社では企業ブランディング事業や商品プロデュース事業、クリエイティブ事業、ライセンス事業をそれぞれ個別の事業として捉えず、一体となる形で展開していることです。

また、コスト面やロット、納期など、できる限りお客様のニーズに合ったご提案をさせていただいています。納期は最短で20日程度ということも可能ですし、コスト面でも十分にお客様のご要望を伺うようにしています。お客様からは、「低コストで大きな反響が得られた」と喜んで頂くことが多いですね。

沖田
良いことばかりですね!では、今後の目標をお聞かせ頂けますか。

社長
はい。お菓子の総合エンタープライズから、361°ブランディング事業へと展開して約2年になります。今後はさらにブランディングパートナーとしてのブランド確立を図っていきたいと思っています。愛され続ける存在として、+1°の答えを追求し続けていきたいですね。

また、オフィス環境の今後の構想をお話しますと、ショールーム的要素を高めるためにも、展示スペースをもっと増やしていきたいと思っています。商談の際に具体的な事例が傍にあるとわかりやすいですから。社員にとっても、アイディアの参考にもなりますし、こんな商品を作り出しているんだという意識付けにも大いに役立つと思います。

沖田
どうもありがとうございます。今後またオフィスをご変更されましたら、是非拝見させてください。本日は、たくさんの貴重なお話を頂戴しましてどうもありがとうございました。

3)内装デザイナーの気になるポイント

オフィス内装作りの専門家がオフィスwatch取材担当者とは異なる プロの視点から取材先企業のオフィスをwatchします。内装作りのプロが提唱するオフィス作りのポイントとは?
本編とは一味も二味も違うノウハウをあますところなくご紹介します。

クロージングの後押しをする空間

自社のメッセージや商品・サービスを伝えるデザインは、オフィス空間のプランニングにおいて非常に重要な要素の一つです。

吹き抜けのオブジェは、エスプライド様の「361°」というコーポレートメッセージとマッチングしており、お客様をエントランスから打合せのスペースまでご案内し「席について商談を始める」以前からすでにプレゼンテーションが始まっています。そして打合せスペースでは、ずらりとショーアップされた自社商品が、お客様をお迎えしています。

商談の際、「どんな商品をどれだけ作っています。」「どんな実績がございます。」と資料で語るより、実際にそこに表現されていたり、商品が並んでいると、インパクトもありますし、何より説得力があります。百聞は一見に如かずです。そして、何より自社がこれから受けるかもしれないサービス・実力を体感できることは、確実にお客様の安心感に繋がるとともに、期待感・夢が広がります。

まさに空間でクロージングの後押しをしていると言えます。

今回紹介した株式会社エスプライドと同様に、自社製品がショーアップされたオフィスデザインを取り入れている企業を、バックナンバーの中からピックアップしました。

オフィスwatch No.011 株式会社リラックス
http://52.197.251.14/011-relaxinc-7477

物件が持つ温度をデザインが解消

こちらの物件自体が、開放感のある吹き抜けやコンクリート打ちっぱなしの壁など、非常にスタイリッシュな躯体を持っていますが、コンクリート壁や手すりに使われているようなメタル素材など、おそらく内装を行なう前は、冷たいイメージをもった空間だったと考えられます。

しかし、随所に赤い挿し色を用いていること、またオブジェや間仕切り・什器など、R(曲線)を適度に用いたデザインを行なうことで、それを感じさせない空間になっていますね。

今回紹介した株式会社エスプライドと同様に、曲線を適度に用いたデザインを取り入れた企業を、バックナンバーで紹介しています。

オフィスwatch No.025 株式会社エーシー
http://52.197.251.14/025-ac-9003

“建物情報”

東京メトロ副都心線北参道駅」徒歩6分、JR総武線千駄ヶ谷駅」徒歩9分、都営大江戸線国立競技場駅」徒歩9分、JR山手線原宿駅」徒歩10分、また徒歩圏内には、他2路線2駅が使用できる好立地に位置しているのが、株式会社エスプライドが入居する「第4美蘭野ビル」です。
竣工:1998年8月、基準階面積:30坪
このエリアにはデザイン性に優れたビルが点在しており、アパレル業やクリエイティブな業種の企業にとても人気が高いエリアです。自然豊かな街中で一際目を引くコンクリート打ちっ放しのビルは、デザイン性だけでなく採光を確保する窓面にもこだわりを持ってい
ます。
都心でも数少ないデザイン性と機能性とを兼ね備えたこのビルは、ゆとりあるオフィスライフを提供してくれるでしょう。

4)まとめ

たくさんのお菓子に囲まれた社内は、到底オフィスだとは思えない雰囲気。そのデザイン性はもちろんの事、機能性にも長けていて、さらには熱~いコーポレートメッセージまで込められている、言うことなしのオフィスだと実感しました!

その場を訪れるだけで何だか気分がワクワクしてしまうオフィス。オフィスがそこで働く人とビジネスに与える影響の大きさを目の当たりにした取材になりました。

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