人事から企業をCHANGE!革命的戦略を企む70年代風アジト-株式会社ヒューマンロジック研究所【オフィスWatch104】

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東銀座駅を降りてすぐ、晴海通り沿いにオフィスを構えるのは、組織特性とチームの関係性に着眼した「組織・チームの活性化支援」を提供する株式会社ヒューマンロジック研究所。
今回は、代表取締役の古野俊幸氏にお話を伺う事ができた。
1)人事から企業をCHANGE!革命的戦略を企む70年代風アジト
①モザイクオフィス
②秘密基地!?
③70年代風アジト
2)社長インタビュー
3)周辺情報
4)まとめ

1)人事から企業をCHANGE!革命的戦略を企む70年代風アジト

(取材日 2009年01月19日)

株式会社ヒューマンロジック研究所
《事業内容》 経営者及び人事責任者の個々の組織・チーム・人に関する問題意識に対して、個々の戦略と組織・人材の特性を踏まえた解決策の提案と実行支援を行う。
《サイトURL》 http://www.human-logic.jp/

①モザイクオフィス

オフィスの中央に設置されたウッドテーブル。明るいベージュ色、焦げ茶色、レンガ色など、色の異なるウッドが寄せ集まったモザイク柄のテーブルが一際目を惹く。カーペットや壁もモザイク柄で統一されており、レンガやコルクなど色々な素材が組み合わされている。

組織・人事を通して企業を変えることを企業理念とするヒューマンロジック研究所では、組織編成を行う際、思考行動の異なる人材を集めるようにしている。と言うのも、それぞれの持ち味を活かせてこそ、チームで生産性の高い仕事ができると考えているからだ。ウッドテーブルをはじめ、多様な素材を組み合わせたオフィスにしたのは、多様なタイプの人材が切磋琢磨しながら会社を動かしていく組織のあり方を表現するためなのだ。

ウッドテーブルの上に設けられたスペースには、飛行機やスペースシャトルの模型など、見ているだけでワクワクするような小物がたくさん!実は、古野社長や社員さんが好きな小物を持ってきて飾っているのだとか。みなさんの個性が詰まったオフィス空間になっているんですね。

②秘密基地!?

黒い壁にレンガの柱、黒皮のシックなソファが、船のロープを巻きつけるような木のテーブルを囲む。落ち着いた照明に照らし出されたミーティングスペースは、まるで海賊が極秘の作戦会議をする秘密基地のよう。

他にもカウンターテーブルなど、社内には打ち合わせスペースが多く設置されている。社内ではクライアントに提案するための会議が頻繁に開かれるため、いつでもすぐに打ち合わせを始められるような空間にしたのだ。効率性を考えたオフィス空間が、新しいプロジェクトを前進させる機動力へと繋がっている。

窓際に設けられた打ち合わせスペースからは、銀座の街を見渡すことができる。夜は銀座のネオンがとてもきれいなのだとか。夜景を見下ろす秘密基地のようなミーティングスペースでは、日夜組織をより良くする提案が企てられているのですね!

③70年代風アジト

真っ黒な壁に並ぶ本を白熱灯の明かりがぼんやりと照らしている。昔空き地にあったようなドラム缶の上には黒電話が置かれ、その隣には円筒の赤いポストが置かれている。まるで一昔前にタイムスリップしたかのような感覚になる、このエントランスのテーマは、70年代の『アジト』なのだ。

企業の組織編成のコンサルティングを行うヒューマンロジック研究所。日々、今まで世の中に無かった戦略的編成を「企て」ているため、オフィスのコンセプトは革命的な戦略を練る『アジト』とした。エントランスに等間隔に並ぶ本は、自社で発行した著書であり、常に新しいことを発信し続けようとするアジトである事が来訪者に伝わってくる。

また、今後ドラム缶にはピストルの弾丸跡をつけようという意見も出ているのだとか。もっともっとアジト化(?)していくのが楽しみです♪

 取材スタッフの注目ポイント 
黒電話
来訪時に受付の電話を取ってみてびっくり!なんと昔懐かしいダイヤル式の黒電話なのです。ジーコジーコとダイヤルを回すと、まるでタイムスリップしたかのようなノスタルジックな気分になりました。
飛行機
執務スペース内の天井から吊り下げられているのは飛行機の模型。まるで社内を自由に飛びまわっているかのようです。
社長スペース
古野社長のデスクを見せていただきました!実は、現在千葉県のログハウスにお住まいの社長。趣味は家具作りということもあり、オフィスの机もウッディーな雰囲気です♪
バスケット
オフィス内にバスケットボールとゴールネットを発見!学生時代にバスケットボールをされていたという古野社長。見事なボールさばきを見せていただきました!

社長インタビュー

東銀座駅を降りてすぐ、晴海通り沿いにオフィスを構えるのは、組織特性とチームの関係性に着眼した「組織・チームの活性化支援」を提供する株式会社ヒューマンロジック研究所。今回は、代表取締役の古野俊幸氏にお話を伺う事ができた。

「ひとぐみ」の可能性

金子
古野社長の名刺に「タイプ:LM(リーダーシップ型)」と書かれていますが、これは何でしょうか。

社長
弊社には最適な組織編成のための理論があり、一人ひとりの思考行動の特性を数値化しています。その5因子の数値を名刺に印字しているんですよ。沖田さんと金子さんも診断を受けると、二人がどのような特性であるのか、またどんな人間関係なのかを分析することが出来ます。一緒に仕事をしていく中で、参考になりますよ。

沖田
それは面白いですね!

社長
これが弊社独自の「FFS理論」といって、生産性の高い組織やチームを科学的に編成できる仕組みの一つなのです。 企業の人事は、まだまだ理論的ではありません。同じような思考行動タイプの人間が集まってしまい、組織を変えなければならない局面になると、適材がいないことが多いのです。そこで、我々のような第三者のコンサルタントが科学的な分析を加えて、組織・人事から企業を変え、社員がより能力を発揮できる環境に整え、生産性の高い企業へと変革させるわけです。

金子
科学的に人事を編成するなんて、おもしろいですね。何か人材を選ぶ際のポイントがあれば、教えていただけますでしょうか。

社長
そうですね。まずはFFS理論の診断を受けてもらい、データに基づいて客観的に人材を選びます。そうすれば、メンバー同士の議論がどのようになるのかが事前に予測できるので、プロジェクトの進行管理もしやすくなるのです。

また、選ぶ際は、ミッションの違いにより、同質の人材を集めたり、異質・補完で組み合わせたりします。変革の時は、いい意味で対立するような異なる個性を合わせてそれぞれの良さを活かすチーム編成にするのです。

沖田
あえて多種多様な人材を集めるのですね。

社長
メンバーを会社側が主観的に選ぶと、どうしてもいつも同じような人材が集まってしまいますが、それでは何の変革も起こりえません。私たちの理論に基づいて編成したメンバーは、会社側から見れば意外な人選だと思われる事が多々あるのですが、そういった組み合わせによって、人材、ひいては組織が成長していくのです。

金子
なるほど!科学的なチーム編成がポイントなのですね。

社長
はい。私は人材を組み合わせて、パフォーマンスを最大化できるチーム編成を考える事を「ひとぐみ」と呼んでいます。「ひとぐみ」は、無限の可能性をはらんでいます。人材を生かすも殺すも、企業の人事にかかっています。企業と社員とお互いが最大にパフォーマンスを上げ、多くのビジネスパーソンが働く喜びを感じられるようにしたいと思っています。

社会人の教育論

沖田
本棚には、まるで図書館のようにたくさんの本が並べられていますね!

社長
仕事上必要となる組織や人事関係の本を置いています。様々な知識を吸収して、常にお客様にとって最適な提案をできるようにしています。本棚には、千数百冊があり、その中には社員に向けた推薦図書100冊も設置しているんですよ。

金子
千数百冊もあるんですか!

社長
はい。自由に貸出していますが、強制的に読ませているわけではありません。と言うのも、自ら率先して読みたいと思わなくては、絶対頭にインプットされないんです。教育で一番大事なのは、主体的に学ぼうとするように仕向ける事だと思っています。

沖田
やる気になってもらうという事でしょうか。

社長
はい。主体的に学びたいと思ってもらうことを「動機付け」というのですが、それが一番難しいのです。仕事を体系的に分かりやすく教える事に力を入れてしまいがちですが、教える相手を学ぶ気にさせなければ、功を奏しません。

沖田
確かにそうですね。でも、どうすれば「動機付け」できるのでしょうか。

社長
例えば、経営者がある物事に対して責任感や危機感を持っていたとしても、社員には経営者と同じような感覚はありません。「自分が動かなくても最終的には会社が動いてくれる」という気持ちが心のどこかにあるので、動かないのです。自分が動かなくては仕事が始まらない、給料が支払われないという当事者意識を持ってももらうことが、一番効果的だと思います。

金子
でも、当事者意識を持ってもらうには、一体どうすればよいのでしょうか。

社長
色々ありますが、一度放置してしまうことをおすすめします。

金子
え!放置ですか?

社長
しばらく放っておいて、「君が動かないとプロジェクトは動かないのだ」と感じるように持っていくのです。部下に「私がやらないといけないのだ」と気付かせることができればいいのです。そうすると、当事者意識が自然と芽生えてきます。

沖田
なるほど。任せて放っておくのは勇気がいりますが、効果が強そうですね。

社長
そうですね。もう一つは、あえて挑発的な態度をとる事もあります。部下に、心からその仕事をやり遂げたいという熱意を持ってほしいので、提案書を破ってつき返したり、執着心ができるまで何度もやり直してもらったりして、けしかける事もあります。教育するためには、あえて厳しい態度をとる事も必要です。

1から10までやさしく丁寧に教えるよりも、現場で働く中で主体的に学んでいける仕組みにすると、長期的に見れば組織の成長速度はぐんと上がるのです。

理想組織のワークプレイス

金子
バスケットボールのゴールが天井に設置されていたり、飛行機がぶら下げられていたりと、とても遊び心がいっぱいのオフィスですね!

社長
そうですね。オフィスのコンセプトは、「アジト」です。コンセプトをデザイナーと打合せした時に、今まで世の中になかったものを提案して、組織人事から企業を変えるというイメージが、まさに「アジト」というネーミングにぴったりだと思ったのです。

沖田
すごくおもしろいコンセプトだと思います。エントランスには黒電話や円筒のポストなど、ちょっと懐かしいアイテムもありましたね。

社長
はい。最近の若い人の中には、ダイヤル式の電話を見たことのない人が多いようで、受付で戸惑ってしまう方もいるようですね。 「アジト」の雰囲気以外にも、私自身が憧れているオフィスのアイディアも少し取り入れています。

アメリカのIDEOという、世界最高峰のデザインコンサルティング会社なのですが、イノベーションを起こす会社として有名で、私が考える理想の組織を形作っている会社の一つです。

沖田
それは、一体どのようなオフィスなのでしょうか。

社長
例えば、通勤用の自転車を天井から吊るしていたり、ミーティングスペースの頭上には社員が拾ってきた本物の飛行機の羽を展示していたり、遊び心がいっぱいなのです。執務スペースのインテリアは自分たちで考えて作っていて、コーラの箱を積んでいる人がいたり、パラソルを立てている人がいたり、各人が自由に空間作りに携わっているのです。

沖田
とてもユニークですね!それで御社にも、飛行機の模型や自転車があるんですね!

社長
そうなんです。そこまで社員に裁量を任せられるのは、社員一人ひとりが自立したプロフェッショナルである証拠です。全員が自立したプロフェッショナルであってこそ、組織は生産性を高めていけますし、且つ社員は自由でいられると考えています。そういった組織を目指して、弊社では出社時間も個々人に任せています。雇用形態を正社員ではなく業務提携という形にしているので、社員は決まった時間に出社する義務はなく、各人の自己管理に任せて業務を進められるようになっているのです。

金子
なるほど。では、古野社長が考える理想の組織を教えていただけますでしょうか。

社長
様々なタイプのプロフェッショナルが集まり、お互いの能力を認め合いながら、楽しんで仕事を進めていく組織。それが私の考える理想の組織です。機動力があって、且つ柔軟性のある組織を目指したいですね。なので、社員にはそれぞれが個人事業主のような心意気で仕事をしてほしいと思っています。

株式会社ヒューマンロジック研究所

沖田
会社を立ち上げる前は、どのようなお仕事をされていたのでしょうか。

社長
大学を出て最初に就職をしたのはスポーツ新聞社でした。ジャーナリストになりたくて、好きなスポーツにも関わられ仕事としてスポーツジャーナリストを志しました。新聞社に入社したのですが、配属は内勤でした。結局4年間、ずっと内勤で取材に行くことができなかったため、退職することにしました。

その後、フリーでスポーツジャーナリストを続けていましたが、ある時一人の限界を感じ、出版と教育を手掛ける会社に入社しました。そこで初めて教育の仕事に携わり、この時から教育が自分のライフワークだと思えたのですが、反面、問題点も多々あることを実感したのです。

金子
どのような問題点があると思われたのでしょうか。

社長
私は、コピーライター養成講座などの講座の企画運営の責任者をしていました。しかし、やる気や能力がある優秀な人はたくさんいるのに、やりたいことができる企業へ就職できるのは、ほんの一握りなのです。才能があるのに、それ活かすチャンスが少ないのです。

新聞社で記者ができなかった挫折や、教育のジレンマを感じ、優秀な人材にチャンスを増やす事はできないかと悩んでいました。そんな時にFFS理論というチームビルディングメソッド提案者の小林氏と出会いました。この理論を使って、優秀な人がやりたい仕事をできるような世の中にできるのではないか、組織・人事から企業を変えていけるのはないかと考え、今の会社を立ち上げることを決意したのです。

沖田
それまでのご自身の経験が、起業のきっかけだったのですね。では、起業されてから、何か苦労されたことはありましたか。

社長
この会社はもともと大阪で立ち上げたのですが、起業して1年後、阪神大震災が起きました。震災をきっかけに、会社が上手く機能しなくなったので、何とか状況を打開させるため、一人で東京に向かい、ゼロから新規顧客開拓を行いました。その後順調にクライアントを増やすことができたので、本社を東京へと移すことにしたのです。

金子
阪神大震災が、御社の大きな転機となったのですね。では、プライベートの話になりますが、古野社長の趣味をお伺いできますでしょうか。

社長
そうですね。長年スポーツから遠ざかっていたのですが、最近ランの練習を再開しました。10年くらい前の話にはなりますが、トライアスロン界では有名なアイアンマン琵琶湖大会に2回出場したこともあります。今年はフルマラソンにエントリーしたので、今はそれに向けて走りこんでいますね。もともと体を動かすのが好きなので、いい気分転換になっています。

沖田
とってもアクティブなんですね!では恐縮ですが、今後の私たちの社会人生活に向けてアドバイスをいただけますでしょうか。

社長
明確な目標を持ってそれを実現する事です。そして、そのために自分の夢を周りに公言する事が大切です。本気で実現したい夢だと周りに言い続けていると、周囲も協力してくれます。自然と夢を実現するための情報やアドバイスが集まってくるのです。私が長年の夢だったログハウスを手に入れられたのも、これを実践したからです。

金子
ログハウスにお住まいなんですか!?

社長
はい。いつもカタログを持ち歩いて、「ログハウスに憧れているんだ」と周りに言っていました。すると、たまたま後輩がログハウス雑誌の編集長と知り合いだったので、紹介してもらえることになったのです。それで、見事夢が叶ったんですよ。

休日にログハウスに合う家具を作るのが好きなのですが、もう一通りのものは作ってしまったので、次は何を作ろうか悩んでいるところなんです。

沖田
ご自身で家具を作られるなんて、すごいですね!もしよろしければ、是非今度作品を見せてください。では、最後の質問となりますが、古野社長の夢を教えていただけますでしょうか。

社長
はい。FFS理論で日本の組織・人事の仕組みを変えていきたいというのがミッションです。また、私は今、筑波大学のフットボールチームのコーチもしているのですが、FFS理論を生かしてスポーツに関わる仕事も行いたいと思っています。今のスポーツ界の指導者は、熱心ではありますが科学的ではないと思うのです。今私が持っているノウハウを活かして、スポーツの世界にも理論的なチーム作りを取り入れ、活性化させていきたいと思っています。

沖田
本日は貴重なお話をありがとうございました。

金子
ありがとうございました。

3)周辺情報

株式会社ヒューマンロジック研究所、古野社長のお気に入りの街、東銀座。
近年、一層の海外有名ブランドを始めとした商業開発が進んでおり、世界有数のファッションタウンとして、改めて注目されているエリアです。銀座にある多くの建物は老朽化が進んでいるため、現在多くの再開発計画が進行しており、ここ10年程度で、銀座のランドスケープは、新たな顔として様変わりすることが予想されます。
今回は、そんな東銀座に位置する銀座三井ビルディングをピックアップして紹介します。

【tower01】

東京メトロ日比谷線都営浅草線東銀座駅」徒歩1分、東京メトロ日比谷線築地駅」徒歩6分、都営大江戸線築地市場駅」 徒歩6分。晴海通りに面した角地に位置するのが、株式会社ヒューマンロジック研究所の入居する「南海東京ビル」です。
竣工:1966年12月、基準階面積:約200坪
東銀座駅目の前、歌舞伎座の向かい側の角地に位置する開放的な立地に位置する大型ビル「南海東京ビル」。1966年竣工と年数こそ経過していますが、重厚感溢れる風貌と立地の良さとが相まって、長い間、東銀座のランドマークの一つとして親しまれてきたオフィスビルです。 1階には岩手県の産業や食文化などを首都圏にご紹介するアンテナショップ「いわて銀河プラザ」が入居しており、南海東京ビルの目印になっています。

銀座三井ビルディング

JR線・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「新橋」駅 徒歩5分、東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線「東銀座」駅・都営地下鉄大江戸線「築地市場」駅 徒歩6分、ゆりかもめ「新橋」駅 徒歩8分。日本有数の商業集積地「銀座」と、超高層ビル群が建ち並ぶ再開発地区「汐留」との結節点にあたる銀座8丁目に位置する、地上25階建・高さ約121mの超高層オフィスビルが銀座三井ビルディングです。
一区画で約1,200坪という銀座地区では稀少な敷地を有効活用するため、中央区の特定街区制度の適用を受けており、これに伴い、敷地の約半分を公開空地としたほか、中央区が推進する銀座地区の交通改善施策に貢献すべく、附置義務駐車台数に加え「集約駐車場」を設置し、銀座地区の街並みの維持向上、交通環境の改善に寄与しています。
外観は、インド産の花崗岩(オイスターパール)と熱線吸収ガラスによる縦縞を強調したデザインとなっています。東側の外観は、汐留側より全体が見渡せるため、大きな一つの面として構成しており、ホテルロビー階である16階にガラスの箱を貫入し、ホテル部の外壁を大きくうねらせ、建物の構成をファサードに視覚化しています。また、銀座側の外観は銀座の街並みのスケールに馴染ませるよう、ボリュームを分節したデザインとしています。
1階~15階までのオフィスフロアは、耐震・セキュリティ・環境・情報化対応などにおいて最新鋭の設備・仕様を備え、また天井高2.8m、約500坪の無柱スペースなど、オフィスワーカーにとって安全・快適な執務環境を提供しており、株式会社リコーが一括で入居しています。
16~25階には、「三井ガーデンホテル銀座」が入居しており、銀座エリア唯一のタワーホテルで三井ガーデンホテルのフラッグシップとして位置付けられています。メインデザイナーには、イタリアの家具メーカー「カッシーナ」等のデザインを手がける気鋭のデザイナーであるピエロ・リッソーニ氏を、日本のホテルとして初めて起用し、インテリアは「サイレントクオリティ~大人のためのプライベート空間~」をコンセプトに、アースカラーを中心とした自然な質感を重視しています。設備・仕様においては、全361室に夜景を堪能できる大型窓、整備された高速インターネット環境、快眠にこだわったベッドや枕、シャワーゾーンとバスタブを分離したゆとりの浴室等を兼ね備えており、一部の客室は、浴槽につかったまま窓辺から夜景を眺められるビューバスも備えています。
また、1階には、総合案内所「銀座・ストリートガイド」が設置されており、銀座の町会・各種団体のとりまとめ役である全銀座会が運営を行っています。銀座の街を広く案内・紹介するコンシェルジェ機能は勿論、車椅子で歩く銀座マップの配布など、街のバリアフリー化にも貢献する施設となります。

 所在地東京都中央区銀座8-13-1
交通JR山手線・東京メトロ銀座線都営浅草線新橋駅」 徒歩5分、東京メトロ日比谷線都営浅草線東銀座駅」・都営大江戸線築地市場駅」 徒歩6分、ゆりかもめ新橋駅」 徒歩8分
構造鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造
 高さ121m
規模地上25階・地下2階
竣工2005年9月
基準階面積441.7坪
 延床面積15,201.33坪
 駐車場設備 159台

4)まとめ

『アジト』というコンセプトの、遊び心があふれるオフィス。何よりも、社員の生産性を上げる事を考え、来客スペースではなく執務スペース作りに一番の力を入れたそうです。オフィスには、社員一人ひとりが自立したプロフェッショナルであり、自由度の高い理想の組織にしたいという、古野社長の想いが詰まっていました。

また、長年の夢だったログハウスを購入されて、プライベートで夢を実現された古野社長。アドバイスをいただいたように、私も自分の夢を周りにどんどん公言していきたいと思います!

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