企業の成長をバックアップ!人と人の絆を生み出すオフィス空間-株式会社ECホールディングス【オフィスWatch092】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

IT企業が多く集まる渋谷から近い旧山手通り沿いにあるビルに、約57坪のオフィスを構えるのは、ECサイトの運営や、多くの人々にECの可能性、広がりを理解してもらうための各種事業を展開する株式会社ECホールディングス。今回は、代表取締役社長 CEO 井関貴博氏にお話を伺う事ができた。

1)企業の成長をバックアップ!人と人の絆を生み出すオフィス空間。
①社員想いの社長席
②ECアイテム
③神泉
2)社長インタビュー
3)周辺情報
4)まとめ

1)企業の成長をバックアップ!人と人の絆を生み出すオフィス空間

(取材日 2008年4月3日)

株式会社ECホールディングス
《事業内容》 ECを軸とした企業支援だけでなく、企業様にとって今何をすべきかという観点から、各業界No.1企業との提携ネットワークを活用して、様々な角度からのベストソリューションを提供する。
《サイトURL》 株式会社ECホールディングス http://www.echoldings.co.jp/
カーボンオフセットプロバイダー ジーコンシャス株式会社 http://gconscious.jp/
「オーダーサプリ・ドットコム」 http://www.ordersupli.com/

①社員想いの社長席

オフィスには、社長室が見当たらない。オフィスの片隅にある長机、椅子代わりに使っているバランスボールで構成されている社長の執務スペースは、何と社員の誰よりも狭いというから驚きである。

常に新しいビジネスを創造していくことをコンセプトに掲げているECホールディングスにとって、社員同士のコミュニケーションは必要不可欠。

「自分のスペースよりも皆にスペースを自由に使ってもらうことにより、コミュニケーションを活性化させて新しい価値を創造してほしい」という井関社長の想いが、オフィス空間に反映されているのだ。

何と900円という、格安!?バランスボール椅子を愛用しているのは、井関社長だけではありません。社員の皆さんにも愛用者がたくさんいて、社内のバランスボール利用率は、「オフィスWatch」史上ナンバーワンでした。

②ECアイテム

ECホールディングスのオフィスには、たくさんの商品が陳列されたスペースがある。カメラのシャッター音が鳴り響くその部屋に入ると、ワインやサプリメントなどが並べられた情景が目に飛び込んでくる。

ECサイトのコンセプト決定から設計・制作・プロモーションまでをトータルプロデュースするECホールディングスでは、1から自分達で作り上げることに重きを置いている。社員個々人が商品への想いを高め、クオリティの高いサイトを展開していくため、社内に商品を陳列し、撮影用の部屋をも併設しているのだ。

オシャレなボトルのお酒やアサイーエナジーなど、個人的に気になる商品がいっぱい!帰ったら早速チェックしてみますね。

③神泉

渋谷区神泉町。渋谷と下北沢に挟まれた、閑静な住宅街が広がる落ち着いた雰囲気のこの街は、かつてビットバレーとして名を馳せた、IT企業が多く拠点を構える地域としても知られている。

数多くのIT企業がこの地で創業し、大きく飛躍していった神泉に、ECホールディングスはオフィスを構える。単に縁起の良い土地柄というだけでなく、アクセスの良さやビルの設備面でIT環境が充実していることも、この地の魅力なのだとか。

「我々もこの地から、大きく飛躍していくつもりです」と意気込む井関社長。次は渋谷駅へのご移転を目標にしているそうなので、移転された際には、また取材に行かせてくださいね。

 取材スタッフの注目ポイント 
ブックチェア
お知り合いの経営者の方からいただいたという、井関社長お気に入りのブックチェア。勉強中の英語の参考書などを立てかけて使っているそう。とっても可愛らしくて、私も欲しくなってしまいました!私なら、小説を立てかけて使おうかな。
駄菓子屋さん
社内に駄菓子屋さんを発見!?社員の方が問屋さんから大量に仕入れてきて、社員の皆さんに提供しているのだとか。社内には、駄菓子の他にもオフィスグリコまで置いてあったので、皆さんがお菓子好きであることが分かりました。
バランスボール
井関社長だけでなく、社員の皆さんもバランスボールを利用!ECホールディングスさんのバランスボール利用率は、もしかしたら「オフィスWatch」史上一番かもしれません!内勤の社員さんにとって、とてもいい運動になるみたいです。
ほくほ栗
サプリメントやワインなど、商品陳列スペースには、見てるだけで楽しくなる商品がたくさん!個人的には、共楽堂さんの栗菓子が気になりました。早速ネットでチェックしてみようと思います。

社長インタビュー

IT企業が多く集まる渋谷から近い旧山手通り沿いにあるビルに、約57坪のオフィスを構えるのは、ECサイトの運営や、多くの人々にECの可能性、広がりを理解してもらうための各種事業を展開する株式会社ECホールディングス。今回は、代表取締役社長 CEO 井関貴博氏にお話を伺う事ができた。

「大満足」を生み出す秘訣

芳賀
社内にいるみなさんはとても和気あいあいと働いていますね!

社長
楽しく働くことが弊社のテーマなんです。普段でもしゃべりながら、みんな楽しく仕事をしています。社内の居心地がとてもいいので、設立して2年以上が経ちますが、辞めた人が1人しかいないんですよ。社員同士のコミュニケーションや意思疎通を大切にしているので、執務スペースには部署間を遮るパーティションを設置していないのです。

沖田
社員のみなさんの働いている様子が、どこにいても見渡せますね。

社長
そうですね。オフィス空間以外にも居心地のいい環境作りのために、実施している制度があります。1つは、「ランダムランチ」という企画です。社員の中からランダムに5~6人選んで、会社の経費でランチに行ってもらうんです。そこで、普段あまりしゃべらない社員同士のコミュニケーションを図っています。

そしてもう1つは、私が行う個人面談です。社員個々人の目指す目標や方向性が、会社の目指すものと同じかどうかを確認をして、間違っていたら軌道修正をします。社員の希望を出来るだけ聞いてあげたいと思っているので、業務上の話だけに限らず、プライベートの話なんかもするんですよ。

芳賀
社長と社員さんとの距離がとても近いんですね。でもどうしてそこまで居心地のいい環境作りにこだわるのでしょうか。

社長
サービスをアウトプットする企業として、そのクオリティをより高いものにするためには、社員間の意思疎通がスムーズであることが必須なのです。意見や情報を交換しやすい環境で仕事することで、クオリティの高いサービスを生み出すことができ、結果お客様に「大満足」を感じてもらえるようになります。

弊社はまだ人があまり多くないベンチャー企業なので、一人ひとりの及ぼす影響力が非常に大きいのです。ですから、社員一人ひとりがコミュニケーションの重要性を常に意識して働いていくことがとても大切なのです。

沖田
なるほど!一人ひとりのマインドを統一することによって、オリジナリティ溢れる高品質のビジネスを生み出していけるのですね!

企業の成長を支援

沖田
執務室にあった「ECHバリュー13」というのが気になりました。あれはなんでしょうか。

社長
弊社の社訓です。「お客様を大満足させる」や「情報を発信し共有する」など、全13項目あります。どれも大切な言葉ばかりなのですが、私が特に思い入れがあるのが2つ目の「ペイフォワード」という言葉です。

芳賀
ペイフォワードですか?

社長
ペイフォワードとは、親切を受けたらそれを他の人へ贈ってゆくことで善意の輪を広げてゆこうというものです。私がこの会社を設立した時、株式会社Eストアーの石村社長が、無償で業務提携や資本提携の話を進めて下さいました。経験も実績も何もない私にとって、それは本当に大きな支えとなったのです。私にとってその経験は非常に嬉しく、以来、目先の短期的な利益ばかりを求めるのではなく、自分以外の誰かに長期的な支援を行っていきたいと考えるようになりました。

弊社では今までEコマースを中心に展開してきましたが、昨年末に根本的な企業の成長と継続というところに目を向けて、もともと展開していたIPOコンサルティングにより力を入れ、複合的な経営支援を実施することになりました。

芳賀
具体的にどのようなサービスに注力されていかれたのでしょうか。

社長
弊社は企業の未来予想図創造ビジネスを展開する未来予想株式会社と提携し、経営の可視化と管理業務の効率化を促進する「ミライズ」をIPOコンサルティングサービスに追加しました。「ミライズ」は、ベンチャー企業に対する経営支援ノウハウを凝縮させた経営管理ツールなのです。「ミライズ」はIPOに向けたクライアントの予算実績管理や株主への業務報告体制の確立などを多額の投資や労力を費やすことなく解決することができるのです。

沖田
なるほど!すごいですね!

社長
今後も複合的、長期的な経営の支援に力を入れ、企業の継続的な成長に貢献していきたいと思っています。

環境問題への取り組み

芳賀
企業理念に「Eコマースで人・企業・地球の持続的成長を応援します」とありますが、“地球”というのはどういうことなのでしょうか。

社長
はい。弊社では環境問題に力を入れていて、毎朝の朝礼で、社員全員に環境について話をするようにしています。その効果もあってか、社員同士がごみの分別や洗剤の使い方などについて自主的に注意し合ったりしています。実は弊社は日本のIT系ベンチャーで初めて、Carbon PASSを取得した企業でもあるんですよ。

沖田
Carbon PASSですか?

社長
はい。Carbon PASSは、個人や企業の二酸化炭素排出をオフセット(相殺)するプログラムです。社員数や環境などを踏まえて調べたところ、弊社のオフィスだけで12.36tの二酸化炭素を排出しているというデータがでたのです。自分たちの二酸化炭素排出券を購入し、それを別の二酸化炭素削減事業に充てることで、結果的に自分たちが出した二酸化炭素をなくしていることになります。ただしこれは現状の排出量を相殺しているだけなので、今後は排出量の削減自体に意識を向けなければなりません。ですから社内では、二酸化炭素排出量の削減が大きな目標になっているのです。

芳賀
みなさんで取り組まれているんですね!でも、どうして環境問題に取り組むようになったのでしょうか。

社長
出張でよく行く中国で実際に見て感じたのですが、このまま放っておくと地球は大変なことになるでしょう。いくらお金を持っていても、水がなければ死んでしまいますし、温暖化が進んで氷が溶けてしまえば、住む場所もなくなってしまいます。そういった重大な問題に一人ひとりが目を向けるべきなのです。私は企業の代表として、社員にその重要性を伝えるばかりではなく、一企業として外部の人々にも伝える義務があると思いました。そこで、目に見える分かりやすい試みとしてCarbon PASSを取得したのです。

沖田
なるほど。私たちも環境問題にもっと目を向けるよう意識していきたいと思います。

株式会社ECホールディングス

芳賀
イーコマースを始められたきっかけを教えて頂けますでしょうか。

社長
私は大学を出てすぐ、ベンチャーキャピタルに入り、その後ネットエイジという会社でCFOを行っておりました。インターネットとはツールであり、物作りや小売同様、そのツールを使って消費者に直接物を届けられるところが一番の情報革命だと思い、そこで私はそれを実現させるためにECホールディングスを設立しました。

沖田
イーコマースを提供する会社として、どんなところで他社と差別化しているのでしょうか。

社長
ウェブサイトはただ受注して納めて終わり、というのではなく、店舗だという認識を一番大切にしています。例えば、リアルな飲食店では、テーブルの配置を直したり、食事を提供したり、チラシを配ったり、色々な取り組みを通じて事業展開をしていきますが、ウェブサイトも同じなのです。お客様の動向を見て、デザインを変えたりフォントを変えたりして、常に検証・変更を繰り返していくのです。弊社ではデザイン的な要素の他に、SEO対策やプレスリリースやメールマガジンの配信など、リアルな店舗展開のような総合的なサポートをしています。

沖田
なるほど。今後はどのような展開をお考えですか。

社長
ミクシィさんを超える会社にしたいですね(笑)。ミクシィさんとは従業員がまだ20~30人しかいなかった時代からの付き合いですが、社風がとてもいい会社なのです。ベンチャーでここまで成長して、社会的にも影響を与えている会社は、なかなかないと思いますね。

芳賀
とてもいい会社さんなんですね!その成長の理由はなんだとお考えですか。

社長
普通のベンチャーは規模が大きくなるにつれて外からヘッドハンティングして社員を構成していくことが一般的ですが、それだと会社への愛着があまりないために辞めてしまうことが多いのです。一方、ミクシィさんの役員の方々は、いまだに初期のメンバーで構成されているので、メンバー間の絆が大変深いのです。私はそれがミクシィさんの成長の理由だと考えています。

沖田
企業には人の絆がとても大切なんですね。それでは、仕事の効率化の図るためのお仕事術を教えて頂けますか。

社長
例えば、翌日に仕事を残さないで、今日できる仕事は今日中にやることです。そして、人と会う前やお客様とのミーティングの前には、徹底して準備を行います。これは社員にも徹底させていますが、準備をして臨むのと全く準備をしないで臨むのでは、仕事の成果が違ってくるのです。

沖田
ありがとうございます。私も参考にさせて頂きたいと思います。では、趣味を教えて頂けますでしょうか。

社長
お茶を習っています。お茶をしている間は全てを忘れられ、すごく集中できるということに気づき、はまってしまいました。週に1回は通っていますよ。

芳賀
恐れいりますが、私の今後の社会人生活に向けてアドバイスを頂けますでしょうか。

社長
夢や目標に向かって進んでいくことが重要です。仕事の中には、やりたくないこともあると思いますが、それが将来につながることであれば、やる気も出ますし、いやな仕事の中にも学ぶことがあると思うのです。

そして、自分に対して注意してくれる人、助言してくれる人を大切にした方がいいです。社会に出ると、注意してくれる人が少なくなってくるのですが、注意されることによって、そこから学べることがあるので、とても貴重な存在なのです。そういう人がいなくなると「裸の王様」になってしまうのは、社長であっても一個人であっても一緒だと思います。

沖田
最後に社長ご自身の夢や目標を教えて頂けますでしょうか。

社長
社員数でいうと60万人くらいの大きな会社にしたいですね。やりたいことがまだまだあるのですが、会社の規模がまだ小さいのでまだ追いつかないのです。社員数を増やすことによって、会社全体でパワーを持ち、力強く仕事をしていきたいのです。ちなみにこの60万人というのは、尊敬する松下幸之助が本で書いていたことから来ています(笑)。

あとは、株式公開をしたいと考えています。基礎がきちんとしていないといい会社は出来ませんので、監査法人を入れることで、会社の不正が起こらないようにしたり、しっかりと会社の基礎作りをしていきたいと思っています。

芳賀
本日は大変貴重なお話をお聞かせ頂き、ありがとうございました。

沖田
ありがとうございました。

3)周辺情報

株式会社ECホールディングス、井関社長お気に入りの街、神泉。

かつて弘法湯と呼ばれた浴場のあった街で、現在は渋谷エリアのなかでも、IT関連の企業が多く集まるエリアです。渋谷駅から徒歩圏内の距離にあり、比較的竣工年数が新しく、グレードが高い中規模クラスのオフィスビルが存在するエリアでもあります。

今回は、そんな神泉に位置するオフィスビルをピックアップして紹介します。

京王井の頭線神泉駅」徒歩2分、JR山手線埼京線湘南新宿ライン、東急東横線田園都市線、東京メトロ銀座線半蔵門線、京王井の頭線渋谷駅」徒歩12分。旧山手通り沿いに位置する、地上8階建てのオフィスビルが、株式会社ECホールディングスの入居する「セロンビル」です。
竣工:1993年3月、基準階面積:57.31坪
三角形の形状と、グレーを基調としたシックな外観が特徴的なオフィスビルです。また2階には、3階部分まで吹き抜けとなったオープンテラスが付いているのも、特徴の一つです。基準階面積57坪のフロア内は、採光性に優れ開放的な、使い勝手の良い空間になっています。

渋谷ファーストプレイス

京王井の頭線神泉駅」徒歩4分、JR山手線埼京線湘南新宿ライン、東急東横線田園都市線、東京メトロ銀座線半蔵門線、京王井の頭線渋谷駅」徒歩10分。道玄坂上、国道246号線から程近くに位置する、2005年9月竣工の地上14階建のオフィスビルです。白を基調とした清潔感のある外観が特徴となっており、基準階面積は約270坪を誇ります。人気の渋谷エリアにおける希少な大型ビルです。

所在地渋谷区神泉町8-16
交通京王井の頭線神泉駅」徒歩4分、JR山手線埼京線湘南新宿ライン、東急東横線田園都市線、東京メトロ銀座線半蔵門線、京王井の頭線渋谷駅」徒歩10分
構造鉄筋コンクリート造
規模地上14階、地下1階
竣工2005年9月
延床面積5037.8坪
基準階面積268.71坪
エレベーター4基
駐車場設備あり

神泉プレイス

京王井の頭線神泉駅」徒歩4分、JR山手線埼京線湘南新宿ライン、東急東横線田園都市線、東京メトロ銀座線半蔵門線、京王井の頭線渋谷駅」徒歩10分。国道246号線沿いに位置する、2001年9月竣工の地上9階建のオフィスビルです。透明感のある大きなガラス面を採用したシックな外観が特徴となっています。基準階面積は約100坪と、需要が高く、使い勝手の良いサイズになっています。

所在地渋谷区神泉町9-1
交通京王井の頭線神泉駅」徒歩4分、JR山手線埼京線湘南新宿ライン、東急東横線田園都市線、東京メトロ銀座線半蔵門線、京王井の頭線渋谷駅」徒歩10分
構造鉄筋コンクリート造
規模地上9階、地下1階
竣工2001年9月
延床面積1226.47坪
基準階面積97.27坪
 エレベーター2基
駐車場設備あり

4)まとめ

社内で最も狭いという社長席や、パーティションで区切らない執務スペースなど、社員同士間のコミュニケーションを図る工夫に溢れるオフィス空間でした。

「社員みんなの夢を叶えたい!」と、毎月個人面談の時間を設ける井関社長の温かな人柄にすっかり引き込まれてしまいました。井関社長の“ペイフォワード”という考え方に共感したので、今日から私達もみんなに“ペイフォワード”できる人になっていきたいと思います!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*