SOHOワーカーとしての働き方の全知識

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最近耳にする機会が増えた「SOHO」。
興味はあるけど、Sohoって実際どんな働き方?どうやって始めるの?ちゃんと収入が得られる?と疑問に思っている方
は多いのではないでしょうか。

「SOHO」とは「SmallOfficeHomeOffice」の略で、自宅や小さなオフィスで独立した仕事をするワークスタイルを指します。
近年Sohoは注目されはじめ、Sohoワーカーとして働く人が増えています。

この記事では、SOHOのメリット・デメリットや、収入源などSOHOで働く人の実態、納税の注意点や融資を受けられる機関など、
SOHOを始めたいと考えている人にとって必要な知識をご紹介します。
これを読んで、SOHOで働く自分をイメージしてみましょう。

1 SOHOとは自宅など小規模のオフィスで仕事をする形態
 1-1) SOHOの一般的な概念の説明
 1-2) 知っておきたいSOHOのメリット・デメリット
2 SOHOで働く人の実態解明
 2-1) SOHOワーカーの収入源
 2-2) 実際にSOHOで働く人達の生の声を紹介します
 2-3) 個人事業主でも融資をしてくれる機関
3 高収入案件を紹介します
 3-1) WEB関連(必要なスキル・1件あたりの報酬)
 3-2) クリエイティブ事業編(必要なスキル・1件あたりの報酬)
4 個人事業主として対応する必要がある税金
 4-1) 納税の流れ
5 物件を借りてSOHOで働くためのサイトを紹介します
 5-1) SOHOに特化した物件サイトです
 5-2) 重厚感のあるSOHO物件を多数紹介しています
 5-3) おしゃれなデザイナーズ物件が多くあります
6 まとめ

1 SOHOとは自宅など小規模のオフィスで仕事をする形態

1-1) SOHOの一般的な概念の説明

SOHO(ソーホー)とは、Small Office Home Office(スモールオフィス・ホームオフィス)の略称で、
小さな事務所や自宅を仕事場として、携帯やパソコンを駆使しながら個人事業主として事業を行っている方・
また10人以下の小規模事業者のことをいいます。

近年では、SOHOとして働く人が増えてきており、大企業からSOHOへのアウトソーシング(外部委託)が進んでおり、経済産業省、厚生労働省、自治体などもSOHO支援策を取っています。

1-2) 知っておききたいSOHOのメリット・デメリット

【メリット】
① パソコンがあれば場所を選ぶことなく仕事ができる。
自宅はもちろん、カフェや電車の中といった場所に関係なく仕事をする事ができます。
セキュリティーの厳しい会社では、パソコンの持ち出しなどは禁止しているところもあるので、
そのような環境に比べると気軽に仕事ができます。

② 個人のライフスタイルに合わせて仕事ができる。
時間に拘束されることがないので、好きな時に休んだり仕事をしたりと、自分自身のライフスタイルに合わせて仕事をすることができます。

③ 社内での人間関係や派閥等の気遣いをせずに済む
対人関係が苦手な方や、人間関係でかかるストレスを軽減することができるので、伸び伸びと仕事に取り組むことができます。

④ 家賃などの諸々の費用を経費として計上できる。
個人事業主なので、仕事に必要な機材や消耗品・移動に掛かった費用や接待費などを経費とすることができます。
家賃も必要経費として落とすことができ、個人事業主の場合は、自宅に事務所を構える場合が多いですが、事務所と住居の面積の割合でいくら経費として落とせるかが決まります。
※ためになるサイトを見つけましたので、参考までにご覧ください。
【経費にできるものをまとめましたhttp://www.sumoviva.jp/trend-tips/20150625_325.html
【個人事業主のメリット・デメリットhttp://www.syachou-blog.com/sole-proprietor-income-line/

【デメリット】
① 収入が不安定
個人事業主はサラリーマンと違って、自分で仕事を取ってくる必要があります。
したがって、営業活動をサボればその分収入は下がり、逆に一生懸命行えば収入は上がるということになります。
結婚をして家庭を持っている場合は、リスクをよく考える必要があるでしょう。

② スケジュール管理・自己管理
全ての仕事を個人で行うため、場合によってはやる事リストが膨大になる可能性があります。
誰かが自分のスケジュールを管理してくれるものではなく、全て自分に任されているので、
管理を怠ると業務が終わらないなんていうこともあります。
体調を崩して仕事ができなくなり、収入が全くなくなってしまう事も考えられます。

③ 自宅での作業なので、集中力が欠ける
自宅で家族がいる環境で作業をすると集中力が落ちます。
自分の書斎がない場合は、家族にも協力をしてもらわなければなりません。

④ 確定申告・社会保険の申請作業を自分でやらなければならない
会社勤めであれば、税金などの手続きは会社が行いますが、個人事業主は全て自分で行わなければなりません。
仕事以外でも自分で行わなければならないことが数多くあることを予め計画に入れておく必要があります。

2 SOHOで働く人の実態解明

ここでは、SOHOで働く人の収入源や生の声などを紹介し、実態を解明していきます。
これからSOHOで働こうと思っている方は必見ですので、是非参考にして下さい。

2-1) SOHOワーカーの収入源

既に仕事をもらえるつてを持っていれば別ですが、多くの場合、SOHOワーカーの大半は自分で仕事を取ってくる必要があります。
今はアウトソーシングを仲介するサイトが充実しているため、基本的にはそこから仕事を取ることになるでしょう。
以下がその中でも案件が多いサイトですので、参考にご覧下さい。
■Lancers(ランサーズ)
http://www.lancers.jp/
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デザイン制作・WEB制作・システム開発・ライティング等、様々な仕事があり、依頼実績もこれまでで77万件に上がっています。(2015年11月現在)
サイト内にあるプロフィールを入力して、自分がどんなスキルを持っているのか?どんな人間なのか?など入力します。
仕事の探し方について、依頼人のイメージに合った提案のみが採用されるコンペ式や、複数の見積もりの中から採用されるプロジェクト式、そして複数のSOHOワーカーが同時に作業をするタスク式の3つがあり、その中から自分に合った仕事を探していきます。
3つの中でもコンペ式の案件が一番単価高く、他の2つに比べると高いスキルを求められます。
平均単価は、コンペ式/30,000円~100,000円・プロジェクト式/5,000円~50,000円・タスク式/500円~3,000円
というようになっています。
こちらの金額はあくまで平均単価ですので、当然各方式でも高額案件は多数あります。

■Craudia(クラウディア)
http://www.craudia.com/
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登録会員数が国内で最も多く信頼の高いサイトです。
こちらも採用方式については基本ランサーズと同じですが、こちらのサイトの特徴は【時間制】でも仕事を選べます。
【週50時間/時給1,700円】といったように時間が決められているので、スケジュールを決めて仕事をしたい方にはおすすめです。
また、仕事を探す際に難易度を【簡単】【普通】【高度】の中から選択することができ、自分のスキルに合った仕事を見つけられます。

2つのサイトをご紹介しましたが、いずれもプロフィールを登録する際に、1)どんなスキルを持っているのか?2)それを使ってどんなことが出来るのか?などを明確にし、自分自身をアピールする必要があります。
現在SOHOワーカーは600万人いるとも言われており、その中で注目してもらう為にはやはり上手にアピールをしなくてはなりません。
エンジニアとして独立を考えている場合でも、こうした営業スキルは必須であるといえます。

他にも以下のサイトがあるので、詳しく知りたい方は、参考までにご覧下さい。

【参考資料:その他のクラウドソーシングサイト】
わかること!(http://wakarukoto.com/?p=9191#CROWD_WORKS

2-2) 実際にSOHOで働く人達の生の声を紹介します

■体験談
Aさん(引用:http://www.soho-system.net/soho_4.html
仕事内容:ライティング
「この程度の仕事でこの程度の納期なら楽にできる・・・と安心してゆっくりやっていたら、最後になって親戚のお葬式が・・・ 納期を遅らせてもらうなんてとてもできないので、最後の2日は一睡もせずギリギリ間に合わせました。」

Bさん(引用:http://soho555.jugem.jp/?eid=9
仕事内容:ブログ更新
「ブログ投稿の仕事でした。投稿する内容は何でも構わない、投稿する文章は何行でも構わないから、一日一回100ブログに投稿をする。凄い、超簡単♪と思ってたら、時間指定あり(涙)
10:30~12:21:30~22:30前後。アクセスアップしやすい時間だから、それはとてもわかるのですけどね。予約投稿ができるサイトもありましたが、予約出来ないサイトもあった。
内容は簡単ですが・・・とにかく時間を気にする依頼者だったので、後々自分の首締めそうでしたから、やりきれないと判断し、お断りしました。」

Cさん(引用:http://monopocket.jp/blog/soho/1105/
「そのサイトはある業種のサイトで、仲介業をしていた。
そのサイトでは無料見積りを行えるのだが、実際にかかった費用例(以下費用例と呼ぶ)を追加してコンテンツを増やしたいという依頼だった。
この案件以前はWebサイト制作会社からのコーディングの案件だけであったため、サイトを運営している方からの依頼は初めてだった。他の案件と異なった点は、まず、実際に会ってミーティングをしたということだった。他の依頼者とは電話やSkypeで話した程度だった。私の自宅から電車で一時間程のところに事務所があり、訪問した。そこで、依頼に関する詳細の説明と金額の交渉を行い、継続的な契約を約束した。
具体的な取り決めとしては、費用例ページを1ページ追加するごとに1500円、費用例以外の新規ページを作成する場合は1ページごとに3000円等という取り決めだった。現状で費用例が10件程あるから10ページ追加してほしいと言われたので、比較的簡単なHTML、CSSでページを作った。
また、依頼されたサイトは以前他の業者が作ったサイトのようで、依頼者はWebサーバーへの接続情報を認識しておらず、その部分も依頼者や制作業者に聞くなどして調査することとなった。
最初の手続きで少々手間がかかったが、その後半年以上取引があり、最終的には10万円以上の報酬を得ることができた。」

Dさん(引用:http://aisoho.jp/?page_id=40
「はじめは結婚して家庭に入った頃から、某印刷会社の在宅ワーカーとして、
ワープロでデータ入力をしていました。出産を経て、子どもが幼稚園に入った頃にキャリ・マミーズ(子育てをしながら仕事が出来るSOHO)と出会い、SOHOワーカーとして活動するようになりました。
自宅での作業は、子ども達や家族の理解がなくては続きません。最初はあまり実収入につながらなくて、暇つぶしをしているように見られることもありましたが、続けていくうちに家族も「ちゃんとした仕事なんだ」と理解してくれるようになりました。 これからSOHOをしたいと思っている方、迷っている方へのメッセージとして、「やれるだけやってみて」と言いたいです。やった分だけ必ずそれは自分の経験になり、たとえその時は失敗しても次に成功が待っています。「できない」と最初から諦めてしまっては始まりません。」

【ポイント】
SOHOワーカーとして働いて収入を得るには、信用が非常に大切です。
大きな金額を請け負う場合は、Cさんのように信頼の積み重ねが生きてきます。
そのためには、自分のやれる範囲内で仕事を受け、請け負った仕事は期限内に納品するなど、基本的なことをしっかり守る必要があります。

2-3) 個人事業主でも融資をしてくれる機関

個人事業主の場合、事業用資金を提供してくれる機関は多くありません。
これには主に2つの理由があります。
① 収入が安定していない
② 収入証明には経費等について差し引いた金額が記載されるので、実際の収入よりも低い額で表示される。
さらに借りられたとしても融資額も少なくなります。

ここでは、そうした中でも個人事業主に優しい融資機関を2つ紹介します。

■ビジスネクスト
http://www.businext.co.jp
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【特徴】
ビジネクストのカードローンは、無担保・無保証で借り入れできることが特徴です。
事業拡大や資金調達、つなぎ資金として資金が必要な個人事業主や中小企業が利用しています。
限度額の範囲で繰り返し利用できるので、まとまった資金ニーズや、急ぎの資金繰りにも対応できます。

【限度額】
限度額:1,000万円
※新規取引時は上限500万円
借入利率:8.0~18.0%
保証人:不要
審査時必要書類:確定申告2年分

■ORIX CLUB CARD
http://orixcredit.jp/loan/orixclub/
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【特徴】
「最短60分で審査回答」というように、ビジネスカードローンでは珍しい審査スピードです。
全国に16万台を超えるATM機があるのでいつでも・どこでも借り入れが可能です。
オリックスグループのビジネスローンですので、怪しい会社から借りるのは怖いとお考えの方も安心して利用できます。

【詳細】
限度額:50~500万円
借入利率:9.98~18.0%
保証人:不要
審査時必要書類:確定申告2年分

3 高収入案件を紹介します

2では、仕事の紹介先を紹介してきましたが、ここでは2つの業種に絞りその中でも高収入案件を紹介していきます。こうした案件のスキルを持っている場合は、比較的安定した収入を確保できるかもしれません。

3-1) WEB関連(必要なスキル・1件あたりの報酬)

■WEBサイトコンテンツ作成
サイト:ランサーズ
報酬:1,000,000円~3,000,000円
仕事内容:消費者金融(カードローン)のサイトで、記事の素材となる情報を提供する作業。
必要なスキル:①消費者金融での就業経験がある方②銀行での就業経験があり、カードローンなどの関する業務を担当していた方

■Excelマクロ作成・VBA開発
サイト:ランサーズ
報酬:300,000円~500,000円
仕事内容:ExcelVBAベースのツールのデバック及び改修作業
必要なスキル:VBA及びMySQL等のDB基礎知識

3-2) クリエイティブ事業編(必要なスキル・1件あたりの報酬)

■動画制作・映像制作
サイト:ランサーズ
報酬:100,000円~300,000円
仕事内容:大手美容院グループ40周記念パーティーのオープニングで流す動画の作成
必要なスキル:映像制作の実務経験・豊富な知識をお持ちの方。(過去の実績も評価基準となります)

4 個人事業主として対応する必要がある税金

多くのSOHOワーカーは【所得税・消費税・住民税・個人事業税】の4種類の税金を自分で納める必要があります。
ここでは、SOHOワーカーがとっている基本的な納税の流れを説明します。

4-1) 納税の流れ

確定申告:2月中旬~3月中旬
所得税:3月15日までに納付します。(確定申告を3月13日に済ませた場合が完了したすぐ後に納付する)
消費税:3月31日までに納付します。
住民税:6月に地方自治体より通知が届き、一括納付か分割納付を選んで納付する。
※分割の場合は6月・8月・10月・翌年1月の4回に分けて納付します。
個人事業主税:8月に都道府県の税務署より納付通知が届き、住民税同様一括か分割を選択して納付する。
※消費税と個人事業主税については、支払いが免除される場合があります。
消費税は、開業してから2年間未満の場合もしくは、2年前の課税売上高が1000万円を越えていない場合、
個人事業主税は、事業主控除として、290万円が年間で控除されます。

5 物件を借りてSOHOで働くためのサイトを紹介します

SOHOワーカーは、自宅で仕事が出来ない場合は賃貸物件を借りて仕事を行う必要があります。
ここではSOHO物件を扱うサイトを紹介していきます。

5-1) SOHOに特化した物件サイトです

サイト名:SOHOオフィスナビ
http://sohonavi.jp/
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こちらのサイトはSOHOに特化したサイトで、SOHOに関しての豊富な知識を持ったスタッフも多く、
初めて引っ越しを検討される方には、安心して利用できるサイトです。
また、サイト内に【こだわり条件特集】があり、「サロンをやりたい、会議室が欲しい、初期費用激安物件」等
ユーザーの様々なニーズに合わせて紹介をしています。
オフィスを決める際のレイアウトなど、参考資料をサイト内で紹介しているので、物件を探すことはもちろんですが、
予備知識を入れておきたいという方も、是非一度ご覧下さい。

5-2) 重厚感のあるSOHO物件を多数紹介しています

サイト名:モダンスタンダード
http://www.m-standard.co.jp/search/soho/
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高級賃貸マンション専門の物件サイトですが、SOHO可能な物件も数多く扱っています。
扱っている物件については、やはり重厚感のある物件がメインになる為、来客が多くイメージを重視される物件をお探しの方にはおすすめです。
また、物件によっては仲介手数料がなしの物件もあるので、初期費用を抑える手段としても有効活用できるサイトです。

5-3) おしゃれなデザイナーズ物件が多くあります

サイト名:R-STORE
http://www.r-store.jp/category/53
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デザイナーズ物件やリノベーション物件をお探しの方にはぴったりのサイトです。
物件をリノベーションしていることから、全体的に価格は相場よりも高めなところが印象です。
ドラマに出てくるようなおしゃれな物件を限定で探している方は、このサイトを見れば他を見なくてもよいと言っても過言ではないくらいの情報が載っています。
また、サイトの作りも非常に分かりやすく、1物件あたりの情報量も多く揃えているので、ネット上で物件を探す場合もイメージがしやすいところがこのサイトの魅力の一つでもあります。

SOHO物件は、通常の事務所を借りるより初期費用が安いということと、退去時にもクリーニングのみで退去できる為、費用を抑えられるとメリットがあります。
また、綺麗な物件が多く、既に小部屋で分かれている物件が多いので、別途費用を掛けて壁を作る必要もありません。

ただし、不特定多数の出入りのある事業者は入居が難しかったり、キッチンや洗面台が設備として付いているので、執務スペースとしての実行面積が少ないなどのデメリットもあります。
事務所スペースにキッチンや洗面台など住居物件のような物件が好ましくない方は、SOHO物件ではなく通常の事務所ビルの方がよいでしょう。

SOHO物件を借りる場合は、上記のメリット・デメリットをきちんと押さえて下さい。

6 まとめ

SOHOワーカーは、サラリーマンに比べて自由ですが、同時に責任も大きい働き方です。
ただし、今は、様々なツールを利用して、SOHOワーカーとしての働き方はますます多様化しており、事業が軌道に乗れば会社員としては味わえないやりがいがでてきます。
SOHOワーカーとして働くことを検討している方は、この記事を参考にしてしっかりと事前の準備を行って下さい。

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