専門家が教える!地下駐車場の特徴・使い方・探し方徹底ガイド

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自分の車に愛着がある方や、高級車で大事にしたい方は、セキュリティが高い地下駐車場を探す方が多いのではないでしょうか。とはいえ、値段も高そうな地下駐車場を探すべきなのか、迷われる方も少なくないと思います。

地下駐車場には確かに多くのメリットがありますが、意外と契約後にトラブルになりかねないデメリットも存在します。また、普通の駐車場に比べて探しづらい傾向もあります。

ここではあなたが本当に地下駐車場を契約すべきなのかどうか、判断できるようになる為の知識や注意点をご説明します。これを読んで知識をつけて頂き、自分にあった駐車場を契約できるようになって下さい。

■目次
1.外部の目に触れない完全屋内・高セキュリティな地下駐車場
2.地下駐車場のメリット・デメリット
2-1.地下駐車場の3つのメリット
2-2.地下駐車場の3つのデメリット
3.2タイプの地下駐車場
4.地下駐車場を探せるオススメサイト
5.意外と知らない地下駐車場契約時の注意点
6.地下駐車場の代わりになる3つの駐車場
7.まとめ

1.外部の目に触れない完全屋内・高セキュリティな地下駐車場

地下駐車場とは、地下に作られた屋内タイプの駐車場を指します。建物下や屋根付き等とは違い完全に中に入るので、自分の車が外部の目に触れず、また雨風も完全に防げます。

地下駐車場

一番良く見かける屋外平面タイプや、都心部には多い機械式に比べると、地下駐車場の割合は一番低く、探すのに苦労しやすいタイプです。また、数の割合が低い上にセキュリティが良いので、賃料相場は【 地下駐車場 > 屋外平面 > 機械式 】と一番高くつきます。屋外平面が相場30,000円のエリアであれば、地下駐車場は3~4増しの40,000円前後はします。

ちなみに、地下駐車場は入り口に警備員が配置される事が多く、セキュリティの都合上、『入出庫は○時まで』と時間制限が付く所が良くあります。時間制限が付いているかどうかは入り口に必ず記載されているので、契約前に必ず確認しましょう。

2.地下駐車場のメリット・デメリット

2-1.地下駐車場の3つのメリット

①セキュリティが高い
外部の目から触れない完全屋内タイプの為、非常にセキュリティが高いです。また、地下駐車場の場合はほとんどの所に監視カメラが付いています。監視カメラがあるだけで車上荒らし等の対策になるので、セキュリティ面では非常に有効です。

監視カメラ

やはりマセラティやロールスロイスなどの高級車で月極をお探しの方の第一声は「地下駐車場のようなセキュリティが高い所が良い」です。セキュリティを第一優先で考えているのであれば、地下駐車場を探しましょう。

ロールスロイス

②入出庫に時間が掛からない
入庫の仕方は平面タイプと同じですので、入出庫に時間が掛からずスムーズな出し入れが出来ます。機械式のように鍵や暗証番号で自分の車室パレットを呼び出す手間や、それを待つ時間などを気にせずに済みます。

入り口

中には、契約者のみセキュリティカードや定期券が配られ、入り口でそれをかざすという手間が掛かる場合はありますが、5秒前後で終わるので大した手間とは感じないでしょう。

ゲートバー

③雨風を凌げる
地下駐車場は完全に屋内に入る為、雨風を凌ぐことが出来ます。雨や風や日光は、車の劣化の原因になるので、高級車の方にはオススメです。車から出た後に自分自身も雨に濡れずに済むのも大きいメリットです。

2-2.地下駐車場の3つのデメリット

① 高級車が多く、入出庫に気を使う
地下駐車場にはセキュリティを気にする方が多く居るという性質上、高級車が多く駐車されます。その為、隣の契約車両が高級車で、出し入れにとても気を使う事が多いです。もちろん隣が普通車でも気を使わなければいけないのですが、高級車にはサイズが大きい物が多く、普通車よりも隣の車との感覚を更に気にして入出庫しなければいけません。

高級車

高級車2

運転初心者の方で「現地を見に行ったら隣に大きいベンツが止まっていた。私は運転に自信が無いので」と、隣の車が原因で契約に至らないケースも少なくありません。

地下駐車場を契約する場合は特に、現地確認をして隣の車がなにか確認しましょう。もし現地確認時に隣に車がなかった場合、管理会社に隣の契約車両を聞いておく事も重要です。

ちなみに、東京都内の地下駐車場は、【全長5,000mm x 幅 2,000mm 】前後が一般的です。少し広めの所であれば【 全長5,300mm x 2,300mm 】前後の所もありますので参考にしてみてください。

② 水没のトラブル
排水設備が古い、もしくはうまく機能せずに大雨が降ると車が水没してしまう地下駐車場が稀にあります。建築年数の古いアパート・マンション等の地下1階の駐車場にこのような傾向があります。

もしこれに該当する場合は、契約前に必ず管理会社に水没被害が過去に無かったか確認しましょう。もし車が水没被害にあうと、契約書に「天災、地変その他直接甲の責に帰すことができない事故により乙が被った損害について甲は責任を負わない」という条文が入る為、管理会社は費用を負担してくれません。保険でなんとかなるケースもありますが、管理会社への事前確認は重要です。

水没

untitled

③賃料が割高
前述の通り、地下駐車場は駐車場の中で賃料が一番高く付きます。月極で駐車場を契約する場合、初期費用に「敷金として賃料の1ヶ月分」や「手数料として賃料の1ヶ月分」が掛かるので、初期費用もかなり割高です。

よくレクサスのような高級車を買い、「良い車なのでセキュリティの良い地下駐車場を探したいけど、賃料はなるべく安くしたい」と言って、値下げ交渉をするお客様が居ます。もし賃料を気にされるのであれば、駐車場は2台以上の契約でないと賃料が下がる事はほとんど無いので、値下げ交渉に期待しない方が良いです。少しセキュリティのランクは下がりますが、その分賃料も下がる屋根付き駐車場や、アパート・マンションの建物1F部分の駐車場を探すと良いです。

3.2タイプの地下駐車場

■タイプ1:自走式
大型のデパートやスーパーにあるタイプの地下駐車場です。セキュリティの為に入り口にゲートバーが付いていて、カード認識で上げ下げするタイプの物や、駐車する区画が決まっていないフリーアドレスタイプなど、色々なタイプがあります。

地下自走式

地下自走式2

■タイプ2:カーリフト
入庫時にカーリフトに車を乗せ、機械操作で人と一緒に下に移動し、降りた先で車を走らせ自分の区画に駐車するタイプです。入り口は以下の画像のように機械式になっています。

カーリフト

カーリフトで降りた先は以下の画像のように、地下タイプの平面駐車場になっています。

降りた先

機械式と平面が混じったようなタイプで、入庫時には手間が掛かってしまいますが、完全に外部からシャットアウトされる為、駐車場の中で一番セキュリティが高いといっても過言ではないです。ただし、入庫時は機械式になる為、高級外車のような車の下が低く、タイヤが大きい車はカーリフトのパレットに擦ってしまう場合があるので向きません。駐車後、運転手は鍵やセキュリティカードで開閉する扉から出ます。

4.地下駐車場を探せるオススメサイト

地下駐車場を探したいと思ったら、まずはサイトを使って検索する事をオススメします。自分の足で歩くと、いざ見つけても問合せ先が分かりづらかったり、「入居者にしか貸していません」と断られたり、非常に効率が悪いです。また、街の不動産屋に行くと、自社で管理している物件しか紹介できない為、資料の範囲が狭くなります。

前述の通り、数の割合が圧倒的に少ない地下駐車場は、手広く、なおかつ自分の足を使わずに済むサイト検索が良いです。

 

■駐マップ(http://chumap.jp/

駐マップ

月極駐車場の取り扱い件数が一番多いサイトです。その為、数の少ない地下駐車場を探すには良いサイトです。特に東京や大阪などの都心部に強いです。各物件に駐車場写真が載っているので、サイト上で理想の駐車場を見つける事が出来ます。ただし、空きがあるかどうかはサイト上に載っていないので、問合せをしなければいけません。

また、希望条件を入力するだけで、スタッフが駐車場を探してきてくれる『駐車場探しおまかせサービス』(https://chumap.jp/inq/pickup/)という機能もあるので、ここで「セキュリティのよい地下駐車場を探している」などのコメントを入れるとかなり手間が省けて便利です。

 

■アットホーム(http://www.athome.co.jp/rent/02/

アットホーム

住居でおなじみの不動産老舗サイトですが、月極駐車場も取り扱っています。全国的に掲載料が多く、特に東京や大阪以外の地方系の情報量が充実しているのはこのサイトだけです。

 

■パーキングポイント(http://parking-point.net/

パーキングポイント

このサイトの特徴は、『空き・埋まり』の情報が掲載されている事です。普通に思われるかもしれませんが、月極駐車場の空き埋まり情報は、住居やオフィスに比べて変動が激しいので掲載していないサイトの方が多いです。ただし、いつ更新された情報かを示す『更新日』という欄があるので、いつの情報なのかよく注意しましょう。

5.意外と知らない地下駐車場契約時の注意点

地下駐車場特有のトラブルは、契約前にチェックをする事でちゃんと未然に防げる物ばかりです。契約後にトラブルを起こさないよう、特に注意して頂きたい点は以下の通りです。

■備品の貸し出しに関する3つの注意点

① 初期費用の負担が増える
入り口にゲートバーがあるタイプの場合、セキュリティカードを貸し出します。その場合、初期費用に『セキュリティカード保証金』として金額を請求される場 合があります。費用としては高くても5,000円~10,000円程度で済みますし、保証金なので解約時に返金される場合がほとんどです。とはいえ初期費 用の負担になる物ですので、予算を決めている方には注意が必要です。
セキュリティーカード
② 再発行代が高額
セキュリティカードを無くすと再発行代を請求されます。安くても20,000~30,000円はします。高い所では50,000円もしますので、契約書を良く見て、再発行代がいくら掛かるのか確認しておきましょう。
③ カードの追加発行は出来ない所が多い
セキュリティカードは1台の契約に付き1枚しか出してもらえません。「家族、友人で車を一緒につかうから」という理由で追加発行してもらえる所はほとんど ありません。これは管理会社側のセキュリティの兼ね合いで、不必要にカードを外部に出せない為です。意外と「え?出せないの?出せると思って契約したんだ けど」と契約後に後悔する方も少なくないです。追加発行を検討している方は、契約する駐車場が追加発行してくれるのか、契約前に管理会社に確認しましょ う。

■車の入れ替え不可
駐車場によっては、車のナンバープレート認識で、入り口を開閉するケースがあります。セキュリティが高い地下駐車場は、他の駐車場にくらべこの形態が多く、この場合車両の入れ替えが出来ません。

家族の車を入れ替えて使いたい方や、工事関係で車両の入れ替えが頻繁に行われる方は、この形態だと契約できません。該当する場合は、契約前に管理会社に入れ替えが問題ないか確認しておきましょう。

6.地下駐車場の代わりになる3つの駐車場

地下駐車場を探しているがどうしても見つからないという方や、自分は地下駐車場が適しているのかまだ迷っている方の為に、地下駐車場の代わりになる駐車場をご紹介します。

①シャッター付き
平面タイプでシャッターが付いている駐車場は、セキュリティも完璧で、雨風も凌げます。また、地下駐車場に比べて入出庫に掛かる時間も少ないのでオススメです。ただし、地下駐車場よりも数の割合は低く、なかなか見つかりづらいです。賃料に関しては、地下駐車場と同等の賃料で借りられるでしょう。

シャッター付き

②屋内機械式
セキュリティをとにかく重視して地下駐車場を探している方は、屋内機械式を検討してみるのも良いでしょう。屋内機械式は、暗証番号や鍵で自分の車室を呼び出す為、
自分の車が他の人の目に触れる事がなく、また雨風も完全に凌げます。また、機械式は地下駐車場にくらべて賃料が割安な傾向があります。背の低い車(高さ1,550mm以下)である事が前提になってしまいますが、地下駐車場の3~4割は賃料が下がるのでお得です。

屋内機械式

ただし、機械操作や車室の呼び出しに時間が掛かるので、その点は地下駐車場に比べて我慢が必要です。

③建物1F
雨風が気になる方には、オフィスビルやアパート、マンションの1Fが駐車場になっているタイプをオススメします。このタイプであれば雨風はほとんど防げます。ただし、台風などの強風の場合は横が吹き抜けになっているので凌げません。どうしてもという方は、シートを車に被せて使うと良いでしょう。

建物下

地下駐車場にくらべ、アパート・マンションの住人や外部者の目に触れる機会が多いので、セキュリティに関してはどうしても劣ってしまいます。

7.まとめ

地下駐車場がどんな物かご理解いただけたでしょうか?地下駐車場はセキュリティが高いというイメージが強くあり、高級車=地下駐車場となりがちです。しかし、予算面や使い方によっては、地下駐車場が適さない場合がある事もご理解頂けたと思います。

ここで得た知識を元に、自分の状況を改めて見直して頂き、地下駐車場にすべきかどうか正しく判断して頂ければと思います。

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