自走式駐車場とは?使うべきか判断できる特徴を徹底解説

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自走式駐車場とはどんな駐車場の事を指すのかご存知でしょうか?恐らくあの事だろうとなんとなく理解はしていても、人に説明出来る程の知識や、どんな特徴があるのかご存知無い方は多いのではないでしょうか。

自走式駐車場にはいくつか種類があり、種類によって使い方や特徴が異なります。また、利用するのに向かない車もある為、事前に知識をつけておかないと、契約後に車が入らなかった、入れづらかった等のトラブルを起こしてしまいます。

ここではそんな自走式駐車場の情報や特徴を細かく解説しますので、自走式駐車場の知識をつけて頂き、自分は自走式を使うべきなのか、判断できるようになりましょう。

■目次
1.自走式駐車場に関して
1-1.自走式駐車場とは、2階建て以上の平置駐車場
1-2.3種類の自走式駐車場
2.自走式駐車場の7つの特徴
3.失敗事例に学ぶ4つの注意点
4.自走式を探すならサイトを使うのがオススメ
5.まとめ

1.自走式駐車場に関して

1-1.自走式駐車場とは、2階建て以上の平置駐車場

自走式駐車場とは、2F以上のスペースがあり、機械ではなく自分で車を走行させて駐車する形式の平置駐車場の事です。よく大型デパートの駐車場で見かけます。『スロープ』と呼ばれる登り坂があるのは自走式だけです。『立体駐車場』と呼ぶ方もいますが、機械式駐車場も『立体駐車場』と呼ばれる事もあり区別しづらい為、区別する為に自走式と呼んだ方が良いです。

駐車場には自走式の他に、上記で述べた『機械式』や『平置』というタイプがあります。平置は一般的な平面の駐車場です。機械式が分かりづらいかもしれませんので、ご存じ無い方はこちらのサイトで、機械式駐車場がどんな物なのかご確認下さい。それぞれの違いを知っておく事で、自走式をより理解しやすくなります。
自走式

1-2.3種類の自走式駐車場

自走式駐車場は主に3種類あります。それぞれ特徴が異なりますので、ここでそれを理解し、自分に合うかどうかの判断材料にしてみて下さい。

1.2階建て
2階建てタイプの自走式駐車場です。住宅街から少し離れた所によくあります。2Fが屋上で屋根が無いタイプが多く、屋根が無い分、また入出庫に掛かる時間が長い分、2Fの賃料の方が割安です。賃料重視の方は2Fを、雨や日光を防ぎたい方は1Fを選びましょう。

1Fを選ぶ場合、柱が多いので入出庫がしづらくないか事前によく確認しましょう。
雨風

2.複数階
3階以上に渡る複数階タイプの自走式駐車場です。大きい物だと7階~8階に渡ります。車を降りた後は各階のエレベーターで出入りします。大型のデパートやビルでよく見かけるタイプです。

入り口にゲートバーが付いている事が多く、契約者以外は出入り出来ないようになっており、比較的セキュリティが高いです。また、区画一つ一つのサイズが大きめに設定されている事が多く、大型車で周辺にサイズの合う駐車場が無く困っている方にはおすすめです。ただし、階数が上にあがる程入出庫に時間が掛かります。その分、階数が上がる程賃料も安くなります。
複数階

3.ビル地下
大型ビルの地下にあるタイプの自走式駐車場です。そのビルの入居者用の駐車場で、余った枠を外部にも貸し出すというパターンが多いです。入居者と外部利用者との間でトラブルが起きないよう、セキュリティに気を使っている所が多く、入り口にはゲートバーやシャッターが付いていたり、監視カメラが付いている事が多く、セキュリティは非常に高いです。フェラーリ、マセラティ、ランンボルギーニなどの高級車をお持ちの方にはこのタイプがおすすめです。
ビル地下

2.自走式駐車場の7つの特徴

自走式以外にも、平置、機械式があります。自走式の特徴をその他の駐車場と比較しながら説明しますので、自分は本当に自走式を使うべきなのか?その判断材料にしてみて下さい。

“1.出し入れがしやすい”
自走式は駐車スペースが広めに設定されている事が多い為、出し入れがしやすいです。機械式駐車場のように、入庫する時に機械に車がぶつからないか? 車がセンサーに反応しないか?等を気にせずに入庫出来ます。また、駐車するまでに機械操作をしたり機械が来るのを待つ必要も無い為、出し入れに時間も掛か りません。ただし、5F、6F建て等の複数階タイプの自走式の場合、階数が上になる程出し入れに時間が掛かってしまいます。
“2.雨風を凌げる”
駐車スペースが2F以上に渡る為、1Fに駐車する車には屋根が付くことになります。その為、雨風や太陽光による車の劣化を防げます。入庫しやすく、なおかつ屋根が欲しいという方は自走式の1Fを探しましょう。屋根付の平置も良いですが、屋根付きタイプは割合が少ないので見つかりづらいです。ただし、2Fの床がコンクリートではなく網目上の鉄筋タイプの場合は、雨が下に漏れる事があるので屋根の効果は下がってしまいます。
“3.セキュリティが高い”
ビル地下等に潜るタイプの自走式駐車場は、完全に屋内に入るのでセキュリティが高くなります。監視カメラが有る、また入り口にゲートバー、もしくはシャッ ターが有るタイプが多く、屋外にある平置に比べてセキュリティ面は圧倒的におすすめです。しかし、このタイプの自走式駐車場は数が少なく、見つけづらい点 がネックです。
“4.賃料が割高”
機械式に比べて賃料が割高です。機械式に比べると1.5倍前後の賃料になる事が多いです。基本的に賃料は、【 機械式 < 平置 = 自走式 】となるのが一般的で、ビル地下の自走式などのセキュリティが高い場所は、特に賃料が高く付きます。
“5.地上高が低い車には向かない”
地上高とは、地面から車の一番低い部分までの高さの事です。自走式にはスロープがあるので、スロープが急な所だと車の下を擦ってしまいます。外車やスポーツタイプだと地上高が低い事が多いので特に注意が必要です。改造して地上高を下げている車はもっての他です。該当する車の場合は、現地で試し入庫をして擦らないか必ず確認しましょう。スロープを登り始める部分が一番擦りやすいので、試し入庫する時は登り始めの部分でスピードを十分落とし、擦らないか確認しましょう。スロープ
“6.重量制限がある”
自走式は建物ですので重量制限があります。1Fに重量制限がつく事はありませんが、2F以上には必ず重量制限がつきます、古いタイプの物だと、大型車が重量制限をオーバーしてしまう事があるので注意が必要です。
“7.収容台数が多く、周囲の車に気を配る必要がある”
自走式駐車場は収容台数が比較的多く、隣の車、または対面する目の前の車等の大きさを考慮した上で、自分の車が問題なく入庫できるかチェックしなければいけません。また、台数が多いと、入庫時に後ろの車を待たせてしまう機会も増えます。

3.失敗事例に学ぶ4つの注意点

自走式駐車場は、平置、機械式に比べると良い所が多いですが、自走式特有のトラブルもある為、注意が必要です。事前知識が無くトラブルを起こしてしまった方の事例をご紹介しますので、同じ事で失敗しないようお役立て下さい。

1.重量制限があると思わず、契約出来なかった。
自宅の目の前にある自走式駐車場に複数空きがあると聞き、新しく車を買ってそこに申し込みをお願いした所、「2Fの重量制限をオーバーしている」と言われて契約できなかったお客様がいました。車も買ってしまった為に、どうしようと大変お困りでした。

「自走式は平置と同じような物だから」、と重量制限を気にされない方が多いです。前述の通り、自走式駐車場は建物ですので、2F以上の階数には重量制限があります。最近の物では、よっぽど大きな海外製のボックスタイプの車等でない限り重量制限値は越えませんが、駐車場が旧式の場合、日本製の大型車でも制限オーバーする場合があります。駐車場が新しいか旧式か、見た目で判断するのは中々難しいので、駐車場の管理会社に問い合わせて確認しましょう。

2.周囲の車の大きさを考慮しておらず、契約後に使いづらい事に気付いた。
契約前に現地でサイズチェックをした際、隣に車が居なかったので区画内に自分の車が入るかだけを確認した所、契約後に隣の車が大きすぎて、車の扉の開閉が出来なかった、というお客様は意外と多いです。

管理会社がしっかりしていれば、契約前に「隣の車が大きいからあなたの車は入庫できない」と事前に言ってくれるはずなのでこのような事は起こりません。しかし、車種名を言って、それがどんな車か分からないという管理者も意外と多いです。なるべく契約前に現地で隣に車がある時にサイズチェックをしましょう。もしそれが難しければ、管理会社に隣の車の車種名を確認してもらい、インターネットを使い自分でサイズを調べましょう。

3.妙に安いと思ったらエレベーターが付いていなかった。
4F建ての自走式駐車場で、4Fの賃料がとても安く、急いでいた為に現地を見ずに契約をしたお客様が居ました。契約後、エレベーターがない事に気付き、駐車した後に下まで下りるのに大変苦労し、契約後にとても後悔したそうです。

3F以上の自走式でエレベーターが無いのは珍しいですが、古くからやっているような所では階段しかない所もあります。安い事にはやはり理由があるので、周囲に比べて妙に安いと思ったら、その理由を管理会社に聞いたり、現地を確認してチェックする等をして、契約後に損をしないようにしましょう。

4.土日の渋滞を考慮していなかった。
平日に現地をみてサイズ確認したところ特に問題なく、賃料条件も気に入った為に契約をしたお客様が居ました。契約後の最初の土曜日、付近の大型デパートに出入りする車で自分の契約した駐車場の周囲が渋滞となり、自分が駐車区画にたどりつくまでに大分時間がかかってしまったそうです。

自走式駐車場は、住宅街よりも商業施設に近い箇所にある事が多いです。大型商業施設が近くにある自走式駐車場の周囲は、土日に混む傾向があります。車のサイズや出し入れのしやすさだけでなく、場所によっては周囲の混雑状況も気にしなければいけない場合もありますので注意しましょう。

4.自走式を探すならサイトを使うのがオススメ

自走式駐車場は、平置、機械式に比べると数の割合は少ないです。その為、自走式に限定して歩いて探そうとしても見つかりづらく、また、近くの不動産屋に相談しても住居がメインの不動産屋が多い為、ただでさえ少ない自走式の資料は見つかりづらいです。

そこでオススメなのが、駐車場専門のサイトで探す方法です。サイトを使うと、駐車場専門の仲介業者が、希望の条件に併せて情報を集めてきてくれます。専門サイトは問合せをする際に希望条件を入力できるようになっていますので、「自走式限定で」、「セキュリティの高いビル地下の自走式駐車場で」など、具体的に希望条件を入力すれば、業者が情報を用意してくれます。

全体数に比べて割合の少ない自走式ですので、探す時は情報量が重要です。
以下では特に情報量が多いおすすめの専門サイトをご紹介します。

駐マップhttp://chumap.jp/
月極駐車場を探せる専門サイトの中で、情報量はナンバーワンです。「駐車場探しお任せサービス」(https://chumap.jp/inq/pickup/)というページで、希望条件をいれて問合せをすれば、担当者が該当の有る・無しをメールで返答してくれます。自分で探している時間が無い方には良いサイトです。

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パーキングポイントhttp://parking-point.net/
様々な仲介業者と提携しており、それらの情報が集約されている為、こちらも情報量が多くオススメです。駐車場の専門サイトでは、空き・埋まりが分かるようになっている所は少ないのですが、ここは空き・埋まりがアイコンでわかるようになっていますので便利です。ただし、更新日が古く正確でない場合があるので、更新日をチェックして更新日が古い場合は、問合せをして担当者からの返答を待つのがオススメです。

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日本駐車場開発http://p-king.jp/
ビルやマンションの機械式駐車場の情報量が豊富ですが、中にはビルの自走式駐車場もあります。こちらも希望条件を入れて問い合わせると、担当者が条件に併せて情報をくれます。サイト利用時は、駐車場の位置を指すポイントが正確な場所を指していない場合が多いので、担当者からの連絡を待ち、メールで正確な情報をもらうと良いです。

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5.まとめ

自走式駐車場がどんな物か、またどんな特徴があるのかご理解いただけたでしょうか。自走式はどんな方に向いているのか、どんな車に向かないのか、それぞれ特徴を理解して頂けた事で、自分が自走式を使うべきなのか判断材料になったと思います。

これから駐車場を探される方は、ここで身につけて頂いた知識を元に周辺を探して頂き、またご紹介させて頂いたサイトを駆使していただき、本当に自分に合う駐車場を見つけてみてください。

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