作り続けるためのPlay Lot Office【オフィスwatch  株式会社クーピー】

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オフィス床一面に芝生が敷詰められ、さらに芝生エリアは土足厳禁。
そんなユニークなオフィスを作り出したのはホームページ制作を手掛ける株式会社クーピー。
オフィスWatch第30回にご登場いただいた株式会社カヤックの関連会社という事もあり、他にはないユニークなオフィスでした。
内装だけでなく、オフィス移転をイベント化したり、スマイル給やファッションデーなどユニークな自社制度についても代表取締役の柳澤大輔氏にお伺いさせて頂きました。

1)コンセプトは「遊び場」他にはない芝生オフィス【オフィス写真&ポイント解説】
①一面の芝生!
②ユニークな椅子たち
③ART-Meterショップ
2)代表取締役 柳澤大輔氏インタビュー
3)周辺情報
4)まとめ

1)1)コンセプトは「遊び場」他にはない芝生オフィス【オフィス写真&ポイント解説】

株式会社クーピー様のオフィスは床一面を芝生にしたり、社員の方の個性全開な椅子がおかれていたりとオフィスをユニークでお洒落にする要素が満載です。
オフィスを「遊び場」に変えてしまうこだわりをご紹介していきます。
(取材日 2007年5月16日)

株式会社クーピー
《事業内容》 WEBデザイン、フラッシュの制作、WEBシステムの開発を主軸に、価値あるWEBサイトの企画・開発・運営を行う
《サイトURL》 株式会社クーピー http://www.cuppy.co.jp/
ART-Meter http://www.art-meter.com/

①一面の芝生!

クーピーのオフィスは、何と床一面に芝生が敷詰められている!1階の『ART-Meter』のショップエントランスから、店内、2階のワークスペースまで、どこを見渡しても芝生のグリーンが続く。

ワークスペースにお邪魔すると、社員さん達が芝生の上で靴を脱いで寝転びながら、打ち合わせをする姿が!?

「24時間遊び、24時間働く」という創業期からの会社のコンセプトに基づき、オフィス全体に人工芝を敷いた。2階のワークスペースのテーマは“Play Lot Office”。

WEBクリエイターである社員さんの「遊び場」をイメージし、靴を脱いでリラックスしながら創造力を膨らませられるように、何と土足厳禁!クーピー独特の面白いアイディアやデザインは、芝生の上でごろごろと体を開放させながら、生み出されているのだ。

2階のワークスペースにお邪魔した際、土足厳禁とは気付かず、芝生の上を靴のまま入ってしまい、申し訳ございませんでした!!久しぶりに味わった人工芝の柔らかい感触に、思わず童心に戻ってしまいました♪

②ユニークな椅子たち

ワークスペースには、人工芝の上に様々なデザインの椅子がカラフルに踊る。派手なデザインの椅子や、機能重視のシックな椅子、珍しいクロッキングチェアーや木製の椅子、さらには黒い巨大怪鳥まで!?このどこか懐かしいような雑多な雰囲気は、まるで子ども部屋のよう!

色々な椅子があるのは、社員さんの個性が出ているから。希望者は会社から与えられた物ではなく、各自好きな椅子を選んできて使っているのだ。これは、仕事で使う椅子を真剣に選ぶ過程で、自らのセンス、良い物を探し当ててくる情報収集力を養ってほしいという想いから。自分らしい椅子に座る事でやる気はアップし、そこから個性的なアイディアが生まれるのだ。

個性あふれるバラバラのデザインの椅子たちは、ワークスペースの「遊び場」というコンセプトをさらに盛り上げ、とても楽しい雰囲気にしています。珍しい椅子たち全てに座ってみたい!と大はしゃぎ。巨大怪鳥の椅子は座り方を教えていただいちゃいました(笑)。

③ART-Meterショップ

オンラインショップから始まった絵の測り売り事業『ART-Meter』。そのリアルショップが4月にオープンした。

ショップの軒先には、芝生のグリーンに映える白い立体的なオブジェが『ART-Meter』の文字をかたどっている。

店内の芝生や天井からは鉄棒が伸び、ハンガーでたくさんの絵が吊り下げられている。床に散らばるカラフルなボールの上に座ってCDを選ぶように絵を選べるようになっているのだ。

ショップのコンセプトは、様々なジャンルのアートが集う“公園”。「どんな画家も広く参加して出品してほしい」という想いから、経験や実績などを問わず絵を置いている『ART-Meter』の独特のビジネスモデルにマッチした空間コンセプトだ。軒先に置いた文字のフォントをバラバラにしたのも、多種多様な作品が寄せ集まる「売る絵を選ばない」場所だという意味合いを込めての事なのだ。

斬新なデザインのショップは、通常のギャラリーとは違い、雑貨屋さんのように気軽に入っていけるようなポップな雰囲気。さらにプロジェクターの画面で人気ゲーム機『Wii(ウィー)』リモコンを使って絵を選べるとか!絵を選び始めると夢中になって時間を忘れてしまいそうなので、今度じっくり選びに来ますね。

 取材スタッフの注目ポイント 
ブランコ
ワークスペースの天井からぶら下がる物体。何と、社内にブランコがあるんです!ワークスペースのコンセプト“Play Lot Office”という遊びと仕事の空間を一致させるというテーマのシンボルとして、今日も社員さんの人気物です。
TIPI(ティピ)
ワークスペースで存在感を放っていた黒い怪鳥。世界的に有名なフィンランドのデザイナーEero Aarnio(エーロ・アルニーオ)の作品で、椅子なんです。まるでファンタジーの世界から抜けてきたみたい♪なるほど、こうやって座るんですね!
ティッシュケース
会議室に置かれた、ティッシュケース。何と、ティッシュケースの上まで芝生が!こんな細かい所まで統一されるなんて、さすがです!オシャレなオフィスは、ここまでこだわってこそ作られるのですね。
ボールの椅子
『ART-Meter』の店内に散らばる、カラフルなボール。実は、これ椅子なんです!フワフワな柔らかいボールかと思いきや、私が座っても凹まない!どの絵を買おうか迷ったら、座り心地のいい椅子の上で思う存分悩めますよ♪

2)代表取締役 柳澤大輔氏インタビュー

目黒区自由が丘。雑貨屋やカフェが立ち並ぶオシャレな街を歩くと2階建ての一軒家が現れる。そこに1-2階合わせて64坪のオフィスを構えるのは、ホームページ制作を手掛ける株式会社クーピー。株式会社カヤックの関連会社という事で、代表取締役の柳澤大輔氏にお話をお伺いした。

面白法人的リノベーションプロジェクト

沖田
これほど楽しい遊び心に溢れたオフィスは今までに見た事がありません!

社長
ありがとうございます。今はまさに「遊び場」をテーマにした楽しいオフィス兼ギャラリーですが、ここはもともと一戸建ての住宅だったんですよ。

田中
え!住宅だったんですか!?

社長
この一軒家に出会って、1階は『ART-Meter』のギャラリー、2階をクーピーのオフィスにリノベーションしようと決めたんです。そこで、“面白法人的リノベーションプロジェクト”と題し、イベント化して盛り上げました。

田中
イベント化ですか?

社長
クーピーの引っ越しですが、移転計画から事務所作りまでのプロセスにクーピーとカヤック社員を合わせた面白法人(注1)全員とお客様や近隣の方々など、皆が参加できるようにしたかったんです。まず、物件の設計に関しては、カヤックが運営している『ハウスコ』という建築家と家を建てたい人とのマッチングサイトを通して、建築家のアイディアを募集するコンペを主催しました。

また、「NEWギャラリーアイデアスケッチ」と題し、『ART-Meter』のインテリアや什器小物などのアイディアをネット上で募集しました。出品してくださっている画家の方やお客様などから寄せられたアイディアの中に、ギャラリーに設置したプロジェクター画面で絵を選ぶという案が多数あった事から、現在行っているWiiで絵を鑑賞するサービスへと発展したんです。このようにイベント化して、面白法人を取り囲む皆でわいわいと作り上げたんです。

注1:面白法人とは、株式会社カヤック、株式会社クーピーが名乗る、自分自身がまず楽しくあり、その結果周りの人間を楽しませられる人が集まって事業を行う法人の事。

沖田
御社のお引越しに面白法人の皆が総出で進めたのですね。

社長
そうですね。もちろん社員からもオフィスのインテリアなどのアイディアはたくさん出ましたよ。例えば、2階の天井からぶら下がっているブランコは、社員のアイディアの一つです。他に仕事している風のマネキンを置こうとか、社内の荷物を運ぶ列車をつけようとか、ボツになった案がたくさんあります(笑)。

田中
プロジェクトのブログを拝見しましたが、楽しい様子が伝わってきました!

社長
カヤックがプロジェクトの全貌を綴るブログを作り、イベント性を高めたんです。他の会社さんも『ハウスコ』を使って、働く環境を自分達で楽しく作っていくようになればいいなという想いがあり、ブログで公開しました。

沖田
そもそもどうしてイベント化されたのでしょうか。

社長
それは、皆で楽しみながら作り上げて、愛着の持てるオフィスにしたいと思ったからです。せっかく移転するなら、面白法人としては引っ越しも思い切り楽しみたい!物件をがらりと変身させて素敵なオフィス兼ギャラリーにしたい!と思い、このようなリノベーションプロジェクトを行ったのです。

自主的に作られる制度

社長
最近、人気があって定着している制度は、“スマイル給”というものです。

田中
“スマイル給”ですか?

社長
某ファーストフード店に、スマイル0円というのがあります。例えば、同じ1,000円を渡されるにしても、ぽいっと1,000円札を渡されるのと、「ありがとうね!」と言って渡されるのとでは全く価値が違いますよね。そこで同じ給料をもらうにしても、気持ち良く受け取れるよう価値を最大限に上げようと始まった企画です。

沖田
具体的にはどのような内容なのでしょうか。

社長
“スマイル給”は、社員がお互いの良い所を評価し合う制度なんです。毎月ランダムで決められた社員に対して、褒めるべき点を一つ挙げます。そして社員が給料明細を開けると“スマイル給”の欄に「かわいい髪型で和ませてくれてありがとう給」や「○○のプロジェクトがんばったね給」という内容が書いてあるのです。すごく温かい気持ちになるので、“スマイル給”は0円ですが、0円以上の価値があると思います。

沖田
それは、嬉しいですね!

社長
また、誰がどんな“スマイル給”をもらったのかのリストが公開され、イントラネットではその内容が解説されるんです。給料日はお財布だけでなく、心も温まるんですよ。

田中
私もスマイル給をもらってみたいですね。他に面白制度はございますか。

社長
あとは、月に一度“ファッションデー”を設けています。

田中
それは何でしょうか。

社長
弊社は全員好きな私服を着て働いているのですが、“ファッションデー”の1日だけ社員全員がテーマに合わせた服を着てくるんです。例えば、「今月は○日がフォーマルデーだ!」と決めれば、その日は全員スーツ出勤するんです。ちなみに今月は“緑デー”なので、皆緑の服で来る予定です。この制度はまだ実験段階。最近は飽きたのか社員の参加率も低下の傾向にありますので、なくなるかもしれませんが。このような制度は皆が自主的にやろうって言い出して決まります。

沖田
自主的に皆が制度を作られるのですか?

社長
はい。経営陣はもちろん、社員全員が参加して自主的に制度を作ります。ルールは立場の違う皆の事を理解して深く考えなければ作れないので、WEB制作のものづくりの思考訓練にもなります。自分が不満に思う事があれば、人のせいにしないで自分で何とかすればいいというスタンスなので、“良いものをつくるため”という目的であれば、どんな制度を作ってもいいのです。

ART-Meter

田中
『ART-Meter』のショップは、どこを見渡してもかわいくて楽しかったです!

社長
ありがとうございます。『ART-Meter』は、絵の測り売りをするオンラインショップとして運営してきましたが、この度リアルショップを構え、それがこちらです。

田中
『ART-Meter』の事業はどのような経緯で生まれたのでしょうか。

社長
カヤックで『T-SELECT』というサイトを作ったのです。それは、8000人くらいのデザイナーがTシャツを公開し、10人以上欲しい人が現れると生産化するという、Tシャツデザインのオーディションサイトでした。

沖田
鎌倉のオフィスに飾ってあったTシャツの事ですね。

社長
そうですね。ユーザーとTシャツをデザインした人の双方をマッチングするサイトです。流行を重視するアパレル業界とは違って、『T-SELECT』は、万人ウケしないデザインであっても「自分がいいと思ったから買う」というスタイルの人達向けのサービスです。このビジネスモデルは、絵でも当てはまると思って始めたのが『ART-Meter』です。誰もが欲しがる絵ではなくても一人だけでも「その絵が欲しい」という人が現れると、画家と購入者のお互いがハッピーになるんです。運営者は絵を選ばず、お客様がいいと思う絵に出会う“場”に徹するのが『ART-Meter』です。

田中
なるほど!ユニークな事業内容ですね!

社長
また、『ART-Meter』は“測り売り”という価格設定をしているのが特徴です。一般的に絵の値段設定は不透明なものですが、『ART-Meter』では面積に対して金額が決まるという公平感のある店にしようと思いました。プロ、アマチュアを問わず一点モノの絵であれば、誰でも出品可能で、1c㎡あたり3円から始まります。

アートメーター内で画家さんの人気が上がればその分、1c㎡あたりの単価をあげる事も可能ですが、スタート地点は皆同じにしたのです。また、これから売れそうな画家の絵がたくさんある店というだけでは認知されないと考えたので、絵の“測り売り”の要素でインパクトを出したかったのです。

沖田
今回リアルなショップを構えられて、何か効果はございましたか。

社長
ネットではなくリアルな空間では実際に絵を肌で感じられるので、今まで出品してこなかった画家さんが参加し始めました。画家の質が上がり絵の数も増え、全体的に良くなってきています。また、画家さんやお客様から感謝の声や励ましの声を多く寄せてもらっています。画家さんから「自分の絵がこれほど売れたのは初めてです。今まで絵を描いてきて良かった」という声や、お客様から「ありがとう」の声をたくさんもらい、嬉しい気持ちになります。それだけ社会に貢献できているなと実感できている事業ですので、今後もっと伸ばしたいと考えています。

株式会社クーピー

沖田
株式会社カヤック様の関連会社として御社を設立された経緯を教えていただけますでしょうか。

社長
単純に受託業務と自社サービス業務を分けるためです。株式会社クーピーは、お客様からの依頼を受けてWEBを制作する受託案件を専門としています。一方、カヤックは自社のオリジナルサービスを提供していますので、まったく違う仕事内容なんです。

創業して約1年経った頃に自社サービスを立ち上げたのですが、当時は全社員が自社サービスと受託案件を兼任していました。受託案件の納品締め切りに追われて、自社サービスに力を入れたいのにそれが困難な状態だったのです。また、自社サービスで使う能力と、受託案件に使う能力は異なりますので、社員の評価軸やワークスタイルも異なると思い、別会社化しました。

田中
そのような経緯があったのですね。鎌倉のカヤック様も御社も面白いオフィスを作られていますが、今後どのようなオフィスを作ろうと考えていらっしゃいますか。

社長
鎌倉のカヤックの本社はもうすぐ移転する予定です。鎌倉という場所にこだわっているので、都内から来ていただいた人に来て良かったなと思われるような居心地の良い、面白いオフィス空間にしたいと思っています。面白法人という名にかけてオフィスも面白くしたいですね。

沖田
ここの自由が丘と鎌倉のオフィスとどう使い分けていらっしゃるのでしょうか。

社長
私などのディレクター陣は行ったり来たりしています。どっちで働いてもいいので、気分によって変えている人もいますし、打ち合わせがある時はそこに集まるという感じです。

田中
フレキシブルなのですね!ところで、御社のクーピーという社名は、可愛らしいですが、何か意味があるのでしょうか。

社長
クーピー(CUPPY)の社名は、「Client User Production hapPY」の略で、WEBの制作を通して「クライアントとユーザーと自社の3社をHAPPYにする」という意味を込めています。クライアントとユーザーのHAPPYをとことん追及してWEBを作っています。

田中
そうだったんですね!では、毎日を楽しく過ごすために心掛けている事はございますか。

社長
私には5歳になる息子と7歳の娘がいるのですが、毎朝起きると、子ども達と一緒に、「今日も一日最高です!」と思いっきり叫んでスタートするようにしています。子ども達は朝から元気いっぱいなので、そうやって叫ぶ事でとても元気をもらいます。近所の人には、ちょっと怪しいと思われているかもしれないですけど(笑)。

沖田
お子様と楽しく過ごされているようですね!では、御社の経営理念を教えていただけますでしょうか。

社長
経営理念は、非常に大事だと思っています。法人として生きる目的でもあるし、常に迷った時に立ち返るものでもあります。経営理念は、「カヤックスタイルでつくり続けること」です。面白法人として経営理念を考えた時に、「つくり続けること」が弊社の成長になると思ったのです。法人の成長というのは、常に新しくて昔よりも良いものをつくり出せているかどうかなのです。例えば映画監督が前作で得た収益を全て次回作に投じるように、弊社は、つくりたいものがあり続ける人間が集まっている組織でありたいという想いがあります。

沖田
なるほど。「つくる」にこだわるのはどうしてなのでしょうか。

社長
つくる人を増やす事が、世の中を良くする事に繋がると思うからです。また、自分がつくったものに触れて、人が感動したり、喜んだりして欲しいからです。つくり続ける事は、楽しい反面、意外としんどい側面もありますが、私達がつくり続けた結果、それを見た周りの人達がつくり始めてくれれば、それだけまた多くの人を楽しませることになり、社会貢献になると思っています。

沖田
大変貴重なお話をありがとうございます。では、御社の今後の事業展開を教えていただけますでしょうか。

社長
『ART-Meter』の事業は伸ばしていきたいと思います。『ART-Meter』は、運営に掛けている労力やお金に比べると、対価は余るほどのものではありません。しかし、画家さんから「ART-Meterに出品して初めて売れました。絵を描いてきて良かったと思いました」という言葉などの多くの励ましをいただきます。そのような言葉をもらって嬉しい気持ちになるので、それはそれである意味、経済的価値も生み出しているのではないかと私は思っています。

田中
経済価値ですか?

社長
例えば、癌になった人がお笑いのコメディーばかりを見て笑っていると癌が治ったという話があるように、病院よりも癌治療に効果があるのならば、そこには目に見えない経済価値があると思うのです。例えば「私を笑わせたら、500円を200円に負けるよ」という店員がいるパン屋があってもいいと思います。『ART-Meter』は様々な方に「ありがとう」と言われているので、目に見えない経済価値を生み出していると思います。

考えてみれば10年間そういった価値を大事にした事業をしてきたと思います。そのような価値を数値換算して運営するような店や会社が増えるような世の中になればいいなと思っています。

沖田
本日は貴重なお話をありがとうございました。

田中
ありがとうございました。

3)周辺情報

柳澤社長お気に入りの街、「自由が丘」。

この街は、閑静な高級住宅街を中心に、ファッション、グルメ、雑誌などのショップが点在するおしゃれな街として知られています。買い物やランチ、お散歩を楽しんでいる女性の姿を多く見かける、活気溢れる街です。雑誌などでのアンケートでは、度々「住みたい街」としてランキングの上位に名を連ねる事の多い、都内でも屈指の人気の街となっています。

この自由が丘という地名は、戦前に起こったもので、自由主義の先駆けである手塚岸衛が、自由ヶ丘学園を開設した事に由来している。戦争中は“自由”という思想が国の政策に反すると地名の変更を求められた事もあったそうですが、それにも屈せず名前を守り通した当時の人々の努力のおかげで、自由が丘はここまで発展したのかもしれません。

ヒロガーデン自由が丘

東急東横線大井町線自由が丘駅」から徒歩5分。自由が丘のお洒落な通り沿いに位置する地上2階建ての建物が、「株式会社クーピー」の入居する「ヒロガーデン自由が丘」です。

芝生と蔦に覆われたナチュラルなファサード、シックなブラックのFLAMEWALLが特徴的な「ヒロガーデン自由が丘」。外観を始め、地上2階建ての一軒屋をフルリノベーションしたオフィスです。1階は、株式会社カヤックが運営する、絵画の測り売りArt-Meter自由が丘店になっており、入口にある、厚みのあるホワイトのアルファベット文字のオブジェが印象的です。フロア内は、社員全員の顔が見渡せる空間になっており、また人口芝が敷き詰められた床など、リノベーションならではの斬新かつ機能的なオフィスとなっています。

所在地 目黒区自由が丘2-8-6
竣工  1992年5月
基準階  213.2m²
規模  地上2階建て

女神像

自由が丘駅」駅前ロータリーに立つ女神像。街のシンボルとも言える女神像は、昭和36年、地元の人たちから「外国の広場のように彫像を設けてみては?」という意見が持ち上がり、彫刻家の沢田政廣氏により制作されました。
この女神像を冠した「自由が丘女神まつり」は、昭和48年以降、毎年10月に開催されています。

熊野神社

自由が丘の中心に位置する熊野神社は、およそ800年前に各地にある熊野神社と同様、和歌山県にある那智熊野神社を分祀したものです。言い伝えによれば、江戸期に谷畑の村人が祀ったのが始まりといわれています。駅周辺は都市化が進んでいますが、境内には緑が残っていて、街のオアシスとなっています。

自由が丘スイーツフォレスト

スイーツをテーマとするフードテーマパーク「自由が丘スイーツフォレスト」は、世界各国の有名パティシエたちが一同に集い実現した「お菓子職人の殿堂」です。各種スイーツはもちろん、ガラス越しに見えるシェフの姿や絵本の世界に入り込んだかのような空間作りなど、そのファンタジックな世界に心惹かれる事間違いなしです。

所在地 目黒区緑ヶ丘2-25-7 ラ・クール自由が丘1~3F
交通 東急東横線大井町線自由が丘駅」徒歩約5分

4)まとめ

一戸建て住宅をリノベーションし、全面芝生を敷詰めたオフィスなんて今まで見た事がありませんでした。ワークスペースに入れば、芝生の上を裸足で歩く社員さんに、揺れるブランコ、どっしりと立っている謎の怪鳥などなど……!さすがは面白法人!

「全ては良いものをつくるため。それに直結していればいいのです」と語る柳澤社長。このユニークなオフィスは、自由な発想で、ものをつくり続けていこうという経営理念の表れなんですね。開放的なオフィスに触れ、感性が刺激されたよう。発想力が豊かなうちに絵を描いて『ART-Meter』に出品してみようかな!?

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