宇宙船のようなモチベーショナル・オフィス【オフィスwatch CLINKS株式会社 】

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インターネットサービスやシステム開発を手がけるCLINKS株式会様にお伺いさせて頂きました。
近未来な印象のエントランスは宇宙船をイメージして作られたそうですが、そこには「社員のモチベーションを上げたい」という代表取締役の河原浩介氏の思いがありました。

多くの社員がお客様先に常駐して仕事をする会社だからこそ、社員のモチベーションアップを重視する河原氏。
給料、ポジション、会社のブランド力など要素は沢山ありますが、河原氏はどのように社員のモチベーションアップを図っているのでしょうか。
オフィスのこだわりから、社員のマネジメントについてまで様々なお話をお伺いさせて頂きました。
1)SFの世界観でモチベーションアップへ!【オフィス写真&ポイント解説】
①宇宙船
②元気!情熱!クール!
③水天宮前
2)代表取締役 河原浩介氏インタビュー
3)周辺情報
4)まとめ

1)SFの世界観でモチベーションアップへ!【オフィス写真&ポイント解説】

オフィスにお伺いさせて頂いてまず印象的なのは宇宙船をイメージしたエントランス。
エンジニアなら一度は憧れるだろう、という理由からSFの世界をイメージしているそうです。
その他にも1日中オフィスにいることが多い社員が気分転換を図りやすい少し変わった工夫などもお教えいただきました。
(取材日 2007年5月8日)

CLINKS株式会社
《事業内容》 ネットワーク・サーバ設計・運用、システム開発、採用研修関連コンサルティング事業を手がけ、モチベーションを高く持って働ける場を追求し、日本中のITエンジニアを元気にする
《サイトURL》 http://www.clinks.jp/

①宇宙船

CLINKSの入り口に着くと、ぴかぴか光を反射させるストライプ状のシルバープレートが目に飛び込んでくる。その先には、イエローのまばゆいエントランスホールが広がる。フットライトが光を放ち、円弧状のパーティションによる丸みを帯びた空間は、鮮明な色と相まって、まるで宇宙船のよう!

インターネットサービス、システム開発を事業とし、数多くのITエンジニアが働くCLINKS。「ITエンジニアの創造力を喚起するようなデザインを!」と考えた河原社長は、エンジニアなら一度は憧れるだろうSFの世界をイメージし、宇宙船のようなエントランスにした。社員の方々は出勤した際、宇宙船の中に入っていく事で、エンジニアモードに気持ちを切り替えられるのだ。

シルバーのプレートが宇宙船の外部の扉、イエローの空間が宇宙船の内部のように感じ、ここを通ると、まるで宇宙船の中に潜入したような、わくわくした気分になりました!

②元気!情熱!クール!

CLINKSの社内は、場所によって3色に塗り分けられているから面白い。エントランスホールには、イエローのパーティション。会議室には、燃えるような赤いカーペットが敷かれ、執務スペースは、黒の什器で統一されている。

一日中パソコンに向かって座り通しのエンジニアが、少しでも気分転換を図れるようにするため、部屋ごとにイエロー、レッド、ブラックというスリーカラーに塗り分けたのだ。

エントランスホールには、“日本中のエンジニアを元気にしたい”というビジョンに沿って、元気が出るイエローを。また会議室には“情熱”を持って議論を行い、様々なアイディアを出し合えるように赤を。一方、執務スペースには、落ち着いて“クール”に業務を進めるように、黒を用いている。

部屋の用途別に色分けされているオフィスでは、仕事がはかどりそうですね!私のお気に入りは、しゃきっと背筋が伸びるようなイエローのエントランスホールです。

③水天宮前

CLINKSがオフィスを構える水天宮前。駅周辺には、交差する首都高速道路や、空港へのアクセスが便利なバスターミナルがあり、交通の利便性が高い地域となっている。中でもこの地の顔として知られているのが、地名の由来である『水天宮』だ。

安産祈願で名高いこの神社の歴史は、壇ノ浦の戦いで入水した平家一族の霊を慰めた事から始まる。境内には銅像の『子宝犬』が寝そべっており、昔から安産と信じられている犬にあやかるため、産前の妊婦などの参拝客が犬のお腹や子犬を撫でていく姿が見られる。

「最初は自宅で起業しました」と河原社長。江東区のご自宅で起業してからずっと、半蔵門線に沿ってオフィスを構えられているのだとか。次の移転先も、やはりこの沿線に構えられるのでしょうか。

 取材スタッフの注目ポイント 
生け花!?
たくさんの観葉植物の中でも目を引いたのが野花の生け花!?小さな花が組み合わせられていて、とってもキュートです♪サボテンや豪快な観葉植物もいいですが、繊細な植物も何だか安らぎますね。これは誰の机なのでしょうか。
宇宙的テーブル
エントランスホールにオシャレな椅子と丸テーブルが置かれていました!パーティションと同じ元気が出るイエローが使われた椅子と透明な丸テーブルは、空飛ぶ円盤みたいです。
iPodスピーカー
エントランスホールのスタイリッシュなスピーカー。ふたを開けるとまるで竹の中のかぐや姫のようにiPodが出てきて、びっくり!私もこれ、欲しいです!
銀色のエントランス
エレベーターを降りるとすぐ現れるエントランス。銀色のスチール製の鉄板に、蛍光灯の光のラインが板に反射してとても不思議な雰囲気!宇宙船に乗った事はありませんが、こんな雰囲気なんだろうなあ……。

2)代表取締役 河原浩介氏インタビュー

中央区日本橋人形町。水天宮前駅から新大橋通りを歩き一本道を入った場所に、約120坪のオフィスを構えるのは、オリジナル商品『モチベーションブログ』の企画・開発を主軸に、システム開発、ネットワーク・サーバの設計・運用事業を手掛けるCLINKS株式会社。今回は、代表取締役の河原浩介氏にお話を伺う事ができた。

モチベーションブログ

田中
御社オリジナルの『モチベーションブログ』とは何なのでしょうか。

社長
『モチベーションブログ』は、基本的にはグループウェア機能を持った社内ポータルです。メール、スケジュール管理、ファイル共有などのツールだけでなく、資格取得のための教育が受けられるe-Learningシステムなどの独自の機能が付いています。その中でも一番の特徴は、ブログシステムが付随している事です。社員がブログ上に業務報告や仕事の悩み、趣味などを書き込み、社員同士がそれを読んで、コミュニケーションを図れるようになっているのです。

沖田
社内ポータルにブログを取り入れられているのは、とても面白いアイディアですね!

社長
ITエンジニア業界では、社員の多くがお客様先に常駐して仕事をするエンジニアなのです。物理的に離れて働いていると、どうしても会社への帰属意識が薄れます。それが社員のモチベーションを下げている一番の原因になり、楽しく仕事ができずに辞めてしまうという問題がITエンジニア業界全体で起きているのです。そこで、何とかその問題を解決できないかと思い、社内のコミュニケーションツールとして『モチベーションブログ』を始めました。

田中
それは具体的にどのように使われているのか知りたいです。

社長
例えば、2006年の新卒社員で、社内開発の仕事からお客様先での仕事に異動した社員がいたのですが、新しい環境や仕事内容に一時は深刻に悩んでいたのです。彼が悩みをブログ上で告白したところ、上司や同僚からたくさんのコメントが寄せられ、そのおかげで立ち直り、今では会社の重要な戦力として活躍するまでになりました。このように現場の話など会社にとって大事な事が書かれてあるので、私自身、全ブログに目を通すようにしています。

沖田
職場が離れていても、社員同士が支え合う関係を築けるのですね。

社長
そうですね。また、会社が何をしているのか全く分からなくなれば、社員の帰属意識が無くなってしまいます。ですので、会議や会社であったイベントは全てビデオや写真を撮り、『モチベーションブログ』上で文章と動画にまとめて配信しています。会議に出られなかった社員や、アルバイトさんも全員がいつでも見られるようになっているのです。

田中
御社で『モチベーションブログ』を使い始めて、どのように変わりましたか。

社長
弊社では、社員が20~30名程度の頃から使い始めているのですが、その効果は、社員はもちろん、内定者にも及んでいます。内定者同士の懇談会などは、初対面なので行き辛かったりするのですが、内定者ブログのおかげで懇談会がまるでオフ会のようになっていました。お互いを良く知り合ってから働ける環境を作れた事が、内定辞退者数を減らし、今年の内定承諾者数の入社率はほぼ100%という結果に繋がりました。これから、更に改良を重ねて『モチベーションブログ』を発展させ、社外にも広めていきたいですね。

モチベーショナル・エンジニア

沖田
御社では社員のモチベーション向上に力を入れていますが、それは簡単な事では無さそうですよね。

社長
はい。弊社では色々な方法を試みています。社内のモチベーションを上げるためには、まず会社の文化、方向性に合っている人を採用し、その後の教育で会社の文化をきちんと理解してもらう事から始まります。そこまではいいのですが、次の段階では、人によって給料、ポジション、会社のブランド力や仕事の内容自体などと、モチベーションを高める要素は異なるので難しくなるのです。色々な要素がありますが中でも重要なのは、一緒に働く仲間です。仲間同士でコミュニケーションを取りながら働いた方が間違いなくモチベーションが上がりますので、社内のコミュニケーション対策を主に行っています。

田中
なるほど!具体的にどのような対策を行っているのでしょうか。

社長
弊社では全ての社員に「コミュニケーション研修」を受けてもらっています。この企画はゲームやグループワークを通して、「コミュニケーション能力とは何か」という事から実感できるプログラムになっています。入社したての社員がこの研修を受けて、これからコミュニケーション能力を上げるために何をすればいいのかという成長の指標となるような事をしています。

また最近、“兄貴制度”というのを始めたんです。

沖田
“兄貴”とは、どういう事ですか!?

社長
新入社員は5人ずつのチームに分かれているのですが、各チームに一人ずつ人生の先輩としての“兄貴”を付けるのです。上司やリーダーには言いにくい事もあるので、メンター的な存在の“兄貴”に何でも相談できるという制度です。先輩社員の“兄貴”は新入社員からの電話での相談に乗ってあげたり、飲みに連れて行ったりします。新入社員に頼りにされるのがうれしいのか、“兄貴”に指名された先輩社員の方が喜んでいますね(笑)。

田中
楽しそうですね!私も“姉貴”になってみたいです。

社長
社内のコミュニケーションを活性化するのは、モチベーションを高めるために一番取り組みやすく、成果も出しやすい要素です。今、第一段階としてコミュニケーションの活性化を行っていますが、その次の段階は、仕事に対する正当な評価を受けられる人事評価システムだと考え、客先常駐のエンジニアに対しての評価システムの開発に取り組んでいます。社員にはもっと会社の事を好きになってもらい、モチベーションを常に高く保つ事で、結果として顧客に対して最高のサービスを提供したいと思っているのです。

CLINKS有志会

社長
弊社には、『CLINKS有志会』という物があります。

田中
それは何なのでしょうか。

社長
CLINKSの社員が有志で集まり、社員同士が支え合う事で生活レベルから職場環境を整えようという会です。社員同士がより良い職場作りを考え、実行する場となるのが『CLINKS有志会』なのです。

まだ始めたばかりなのですが、その活動の第一弾が、育児休暇の給付制度なのです。会員が一人頭毎月千円の積み立てをして、有志会の会員の中の誰かが出産・育児のために会社を休む際に、必ず復帰するという条件で、休暇中に月5万円を支給するのです。

沖田
それは素晴らしい助け合いのシステムですね!

社長
ただお金を支給するだけでなく、休んでいる社員には育児日記ブログを書いてもらいます。実際にこの制度を利用した社員は、今『新米ママさん日記』というブログ上で、育児のちょっとした工夫や、かわいい子どもの写真を掲載していて、社員全員で彼女の子どもの成長を見守っています。

田中
お休み中の方でも、会社とのつながりを持てるのですね。

社長
他にも、育児休暇制度の延長として“復職パスポート”を作ろうと思っています。これは、半年や1年くらいの育児休暇が終わってから5年以内であれば、いつでも復職できるというパスポートなのです。

田中
5年ですか!?それは、画期的ですね!

社長
育児休暇後から5年経てば、子どもはちょうど小学校に入学する頃で、社員は職場に復帰しやすいタイミングです。しかし、会社の状況が休職時から一転していれば、社員にとっては戻り辛いという問題があるのです。そのような復職への障害を越えるために“復職パスポート”制度を設け、パスポートが有効な間、休職者は社内の『モチベーションブログ』にアクセスできるようにし、休職期間中も会社でどのような状況の変化が起こっているのか分かるようにするつもりです。

沖田
なるほど。それは社員にとって心強い制度ですよね!

社長
仕事を続けたいという気持ちがあるのにも関わらず、子どもの出産のためには、ある一定期間、休まざるを得ません。しかし、一度休むと職場復帰はなかなか難しいのが世の中の現状です。弊社の場合、キャリアを積んで職場の雰囲気も合っている社員には、一刻も早く戻ってきて欲しいと考えていますので、このような制度を今後も作っていくつもりです。

CLINKS株式会社

沖田
御社を設立されたきっかけを教えていただけますでしょうか。

社長
私は自動車業界からIT業界という全く違う業界に移り、第三者の目でIT業界の実態を目の当たりにしました。その中で一番驚いたのが、IT業界には、お客様先に常駐して仕事をしているエンジニアが非常に多いという事でした。彼らの多くは自らが所属している会社に出勤しないため、帰属意識が薄く、それが原因でモチベーションを落としていました。

ITの仕事は、自分でプログラムを組んで仕組みを作っていくという無限の可能性を秘めた楽しい仕事なのに、エンジニアが仕事内容とは別の要因で元気を無くしているのは、すごくもったいないと思いました。客先常駐の仕事のニーズは今後増えるので、エンジニアがもっとモチベーションを高く保って仕事をするために何かできる事が無いのかと考えたのがCLINKSを設立した一番大きなきっかけです。

田中
もともと河原社長は、独立するつもりでIT業界に入られたのでしょうか。

社長
私は初めから起業しようとは考えていませんでした。前の会社には社員規模が10名くらいの頃に未経験で入社し、私はSEやプログラマーをしていました。会社の人数がすぐに増え、管理的な仕事をする事になり、役員になったのです。その会社で役員になれば私が感じている業界の問題点を解決する仕事をしようと考えていましたが、役員になっても会社を変えるのは難しく、業界を変えようという想いを実現させる近道は独立だと考え、起業したという経緯です。

沖田
やはりサラリーマン時代と比べると、独立されてからやりがいは増すのでしょうか。

社長
そうですね。色々な場面で感じますが、社員が楽しそうに仕事をしているのが一番うれしいです。歓迎会やイベントの時に社員の笑顔を見るのがとても楽しいですね。

沖田
独立されて、とても充実されているのですね。御社の強みを教えていただけますでしょうか。

社長
弊社の強みは採用ですね。社長の私自身がかなり早い段階で採用活動に集中しているからだと思います。色々な会社の社長さんを見ていると、営業系出身の社長さんは営業に力を入れ、技術系出身の社長さんは現場でのマネジメントに力を入れています。私自身会社にとって何が一番大切かと考えた時に、ある人の人生を左右してしまうかもしれない採用だと思ったのです。その一番重要な所に私自身が早い段階で関わっていくべきだと考え、設立して数年の頃から営業やマネジメントは社員に任せ、採用活動に集中しているのが、弊社の強い採用力の秘訣なのではないでしょうか。

田中
ありがとうございます。仕事上心掛けているポリシーはございますか。

社長
誠実さを大事にしています。社員にも常々「自分に誇りが持てるように、恥じる事が無いようにしよう」と言っています。人から笑顔を無くしたりするような仕事をしないというポリシーを持っています。そうすれば、どんなトラブルが起きても自信を持って誠実に対応する事ができます。

沖田
ありがとうございます。では、休日の過ごし方を教えていただけますでしょうか。

社長
3歳の子どもと公園に行ったり、買い物に行ったりしています。

田中
いいですね!お仕事中の気分転換に何かされていますか。

社長
週4回くらいで色々な人と飲みに行っています。社員や他の会社の経営者さん、あとは学生さんと飲んでいます。学生団体をしている人達は、熱くて面白い人が多くて、そういう人間と飲みに行くと良い刺激をもらいますね。

沖田
では、大変厚かましいお願いなのですが、私の今後の社会人生活に向けてアドバイスをいただけますでしょうか。

社長
いつでも本気で仕事をする事だと思います。どんな場面でも自分が本気だという意識を持って、仕事をすれば上手くいくはずです。仕事というのは、他人の考えや行動を変えさせる事なのです。例えば、物を買ってもらうのも、社員を採用するにしても、他人の考えや行動を変えなければ上手くいきませんよね。しかし、それは半端無く難しいので、本気でない限り、誰の心も動かせないと思います。ですので、弊社の行動指針は、「本気」、「進化」、「コミュニケーション」なのです。

田中
「本気」、「進化」、「コミュニケーション」ですか。

社長
はい。その場を本気で渡っていくだけではなく、今日より明日の方が何か良くなっているという「進化」も大事にして欲しいと思っています。小さな積み重ねがその人の1年後10年後を大きく変えます。特にIT業界は変化が激しく、日々勉強しないと追いついていけなくなります。どんな仕事でも今日より明日の方が詳しくなっていようと意識していると良いと思います。

田中
大変ためになる話をありがとうございます。では、最後に河原社長自身の夢を教えていただけますでしょうか。

社長
目標は二つあります。一つはCLINKSを1万人企業にする事、もう一つは就職人気企業ランキングベスト10に入る事です。少なくとも同じSI業界の中ではシェアトップを取りたいので、そのためにも従業者数1万人くらいの規模にしたいと思っています。

また、就職人気企業ベスト10というのは、学生が入りたい企業を目指すと、働いている人間の魅力、給料や待遇、ブランドイメージ、知名度など総合的に良い会社になっていくと思うからです。1万人企業だけを目指していると偏った会社になりそうなので、それにブレーキをかける意味で、人気企業ランクインに入るような総合的に良い会社であり、且つトップを目指すという二つの方向を考えているのです。

沖田
本日は大変貴重な話をありがとうございました。

田中
ありがとうございました。

3)周辺情報

「CLINKS株式会社」河原社長のお気に入りの街、人形町

東京メトロ日比谷線都営浅草線人形町駅」を始め、都営新宿線浜町駅」、東京メトロ半蔵門線水天宮前駅」、JR総武快速線馬喰町駅」、都営浅草線東日本橋駅」、都営新宿線馬喰横山駅」など、徒歩圏内で複数駅・複数路線の利用が可能なエリアです。その利便性の高さから、オフィス街として発展しているものの、昔ながらの飲食店や住居などと混在しており、独特の味のある街並みが特徴となっており、飲食街という面で言えば、飲食店が連なる甘酒横丁や、多くの老舗有名店が存在することで知られています。

ちなみに、人形町という地名は、江戸時代、歌舞伎小屋があり人形芝居などが行われていたことや、周辺に人形作りに従事する人が多かったことに由来しています。

今回はそんな人形町に位置するオフィスビルをピックアップして紹介します。

川商ビル

東京メトロ日比谷線都営浅草線人形町駅」徒歩4分、東京メトロ半蔵門線水天宮前駅」徒歩4分、東京メトロ日比谷線東西線茅場町駅」徒歩7分、都営新宿線浜町駅」徒歩9分。複数駅・複数路線に徒歩圏内でアクセス可能な、利便性の良い立地に位置するオフィスビルが、「CLINKS株式会社」の入居する「川商ビル」です。
竣工:1990年10月、基準階:60.81坪
高級感のある落ち着いた外装が特徴の「川商ビル」。エントランスには円形の自動ドアが採用され、またエレベーター前には三日月のようなオブジェが展示されており、品の良さを感じさせてくれるオフィスビルです。フロア内は使い勝手の良い整形の採光性にも優れた空間になっており、雑然とした感のあるこの界隈において、少し抜きん出たオフィスビルと言えるでしょう。

所在地  中央区日本橋人形町1-11-2
竣工 1990年10月
基準階  60.81坪
規模  地上8階地下1階

浜町センタービル

都営新宿線浜町駅」徒歩1分、東京メトロ日比谷線都営浅草線人形町駅」徒歩6分、JR総武快速線馬喰町駅」徒歩6分、都営浅草線東日本橋駅」徒歩6分、都営新宿線馬喰横山駅」徒歩6分、東京メトロ半蔵門線水天宮前駅」徒歩8分。清洲橋通りに面し、明治座のビルで知られる、地上18階建・高さ85mの超高層オフィスビルが「浜町センタービル」です。
明治座は、明治6年4月、喜昇座として始まった百年以上の歴史を持つ劇場で、久松座、千歳座の名称を経て、明治26年年11月、明治座となりました。「浜町センタービル」は、老朽化した劇場の建て替えプロジェクトとして1993年1月に竣工しました。
1階~5階は1369席を持つ明治座で、朱に金箔といった安土桃山調を基本デザインに非日常的空間を演出した空間になっており、各階ロビーに展示した数々の日本画も好評を得ています。6階は500人収容可能な「明治座センターホール」になっており、各種AV機器など最新の設備を備えた他目的イベントホールで、会議やセミナーや催事など様々な用途での利用が可能です。7階~18階がオフィスフロアで、北・南の各218坪、1フロア面積は436坪を誇る整形の空間となっています。

所在地 中央区日本橋浜町2-31-1
交通 都営新宿線浜町駅」徒歩1分、東京メトロ日比谷線都営浅草線人形町駅」徒歩6分、JR総武快速線馬喰町駅」徒歩6分、都営浅草線東日本橋駅」徒歩6分、都営新宿線馬喰横山駅」徒歩6分、東京メトロ半蔵門線水天宮前駅」徒歩8分
構造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
規模 地上18階、地下2階
高さ 85m
竣工 1993年1月
延床面積 13,072.12坪
基準階面積 436.41坪
エレベーター 9基
駐車場 87台

トルナーレ日本橋浜町

東京メトロ半蔵門線水天宮前駅」徒歩5分、都営新宿線浜町駅」徒歩6分、東京メトロ日比谷線都営浅草線人形町駅」徒歩7分。清洲橋通りと新大橋通りの交差点に位置する「トルナーレ日本橋浜町」。「トルナーレ日本橋浜町」は、2005年8月に竣工を迎えた、地上47階建・高さ156.07mの住居棟「トルナーレタワー」、地上18階建・74.32mのオフィス棟「トルナーレオフィス」、地上2階建の商業棟、駐車場から構成される複合施設です。
最先端の都市機能と下町の伝統が同居する日本橋浜町。かつて大名や旗本の広大な武家屋敷が立ち並ぶ武家地と庶民が暮らす町地とに分かれていたこの地は、明治座の前進である喜昇座という劇場もあり、地域文化の発信基地としての役割を担ってきました。現在でも、伝統と最新を踏まえた集客力のある施設が集中しているエリアになります。
「トルナーレ日本橋浜町」は、東京中心部の定住人口の維持と回復を目指し、都心で快適に住む・働く・集うことのできるまちづくりに寄与する施設をコンセプトに設計されており、敷地周囲には緑道や広場を配置し、商業施設と一体となった豊かな緑とにぎわいのある新しい街並みとコミュニティ空間の形成を図っています。

「トルナーレタワー」は居住環境に配慮し環境の良い南側へ配棟し、「トルナーレオフィス」は新大橋通りに面して配し、都市環境との調和だけでなく広域に対するオープンスペースへの視覚的な抜けも確保するなど、敷地に求められる性能、動線、隣棟間隔、また周辺環境との調和を考慮した配棟設計が行われています。
また「トルナーレ日本橋浜町」では8つの街区を一体的に統合し、新たな広場とプロムナードといった公共施設の再整備が行われており、新しい街のシンボルとなる都市的な広がりをもつ外構計画、新旧の街が調和し新しいコミュニティの形成を促す集いと憩いの空間の創出、高さ16mのシラカシのシンボルツリー中心に新しい都市にふさわしい緑を中心にした都市空間の創出が行われています。

所在地 中央区日本橋浜町3-4
交通 東京メトロ半蔵門線水天宮前駅」徒歩5分、都営新宿線浜町駅」徒歩6分、東京メトロ日比谷線都営浅草線人形町駅」徒歩7分
構造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
規模 地上47階地下2階建(トルナーレタワー)、地上18階地下2階建(トルナーレオフィス)
高さ 156.07m(トルナーレタワー)、74.32m(トルナーレオフィス)
竣工 2005年8月
延床面積 29778.18坪
基準階面積 347.47坪(トルナーレオフィス)
エレベーター 9基(トルナーレオフィス)
駐車場 283台

4)まとめ

宇宙船のようなインパクトのあるオフィスは、全てエンジニアの創作意欲を高めるためでした!SF映画に出てきそうな迫力の空間から、河原社長自身のITの仕事への思い入れと、“日本中のエンジニアを元気にする”という熱い気持ちが伝わってきました。

実際見せていただいた『モチベーショナルブログ』は、その機能だけでなくデザインもとてもかわいい!社員さんのその時々の気分を表す顔文字アイコンまであり、コミュニケーションをとるためのシステムになっていました。次はどんな面白いシステムを作っていただけるのか、楽しみにしています!

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