和を尊ぶエコロジーオフィス【オフィスwatch ウイングアーク テクノロジーズ株式会社】

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今回お伺いさせて頂いたのは帳票システムなどのツール開発を行うウイングアーク テクノロジーズ株式会社様。
紙を沢山取り扱うイメージ払拭もかね、フリーアドレスを導入されていましたそうですが、結果としてはペーパーレス化が一気に進んだだけでなく、以外な効果もあったそうです。

今回はそんなオフィスにまつわる工夫だけでなく、仕事上のポリシーなどざっくばらんに代表取締役社長の内野弘幸氏にお話を伺いました。

1)パステルカラーの壁×和小物でおしゃれオフィスに【オフィス写真&ポイント解説】
①アースカラー会議室
②エコなフリーアドレス
③和のアイテム
2)代表取締役社長 内野弘幸氏インタビュー
3)周辺情報
4)まとめ

1)パステルカラーの壁×和小物でおしゃれオフィスに【オフィス写真&ポイント解説】

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社様のオフィス内装はシステム会社らしい機能性溢れるオフィスでした。
機能性を重視するとシンプルなオフィス内装になりがちですが、会議室の壁紙を思い切ってパステルカラーにすることでぐっとお洒落に仕上がっていました。
カラフルな壁を目立たせるためパーテーションは全面ガラス張りにしたり、漢字1文字で会議室の名前をつけたりと真似しやすいアイディアが沢山ありました。
シンプルなだけでなく、ちょっとした工夫でお洒落なオフィスにするアイディアが満載のオフィスをご紹介していきます。
(取材日 2007年4月25日)

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
《事業内容》 帳票システム・集計レポーティング・ドキュメントに特化したツール・ミドルウェア製品を開発し、大企業の情報システムの効率化を支援する
《サイトURL》 http://www.wingarc.com/

①アースカラー会議室

ウイングアーク テクノロジーズのゲストスペースには、大小様々な15部屋もの会議室が設置されている。中央に位置する6部屋の会議室を仕切る壁。そこには、それぞれに異なった4色のパステルカラーが塗られ、とてもカラフル!会議室名『月』、『輝』という部屋の壁にはイエローとオレンジ、『山』、『森』の壁にはイエローとグリーン、『海』、『滝』の壁にはグリーンとブルー、と部屋ごとの名称に合わせた色が塗られている。自然の情景を思わせる“アースカラー”を一部屋に2色ずつ配色しているのだ。

“アースカラー”には、会社全体で環境保護に取り組んでいこうというウイングアーク テクノロジーズの想いが込められている。帳票という紙を出す事業だからこそ、開発する製品の工夫次第で紙を出す量を削減させる事ができる。美しい地球、日本の情景を残すために地球環境保護に貢献していきたいという想いを象徴するのが、会議室に用いられた“アースカラー”なのだ。

壁の“アースカラー”を際立たせるために、会議室のサイドのパーティションは全てガラス張りに。その柔らかくて優しい色調からも、地球に優しいイメージが沸いてきますね。

②エコなフリーアドレス

パーティションなどの視線を遮る物が一切無い、開放感溢れる執務スペース。社員の方々は好きな場所に座り、同じテーブルの人同士が活発な意見交換をしている。テーブルの上にはノートパソコンと必要最低限の書類だけが置かれ、すっきりと片付いている。ウイングアーク テクノロジーズの執務スペースは、フリーアドレスなのだ!

フリーアドレスにした理由の一つは、環境に配慮し社内のペーパーレスを推進するため。帳票に特化した事業柄、紙を多く出しているイメージを持たれがちだが、実は紙を削減するシステムを追及し、環境に優しい姿勢をとっている。その姿勢を会社全体で共有し意識を高めていくため、社内のペーパーレスを促している。

フリーアドレスになり、社員の方々は30センチ四方程度の棚だけに荷物を保管するようになった。そのため資料を印刷する際に「この書類は本当に必要なのか」という事を見定めるようになり、無駄な紙が減ったという。つまり、ここはエコロジーなフリーアドレスになっているのだ!

フリーアドレスの効果はこれだけではありません!その他の効果は、インタビュー2でお話していただきます。

③和のアイテム

太筆で勢いよく書かれた3枚の墨絵。招き猫に壺や能面の小物など、社内のいたる所に和を感じさせる雰囲気が漂う。会議室には、『華』や『京』など、漢字一文字の名前が付けられ、各部屋には毛筆のプレートが施されている。

日本人の繊細さが生かされた日本の帳票は、見る人の事を考えて作られており、世界と比較しても圧倒的にレベルが高い。その日本の帳票文化を誇りに思い、もっと海外へアピールしていこうという想いから、ここまで和にこだわっているのだ。またオフィスだけでなく、製品のキャッチフレーズにも四字熟語や漢字を採用し、日本製品の良さを海外のお客様へ発信している。

会議室の達筆な書道は、何と社員の方が書かれたそうです!書道の先生並みの腕をお持ちの方がいらっしゃるのだとか。この噂の社員さんには、Break Timeにご登場していただきます!

 取材スタッフの注目ポイント 
書道を書かれた社員さん
オフィス内の会議室のプレートやオリジナルグッズにある漢字は、全て彼の作品だそうです!書道の先生もできちゃうくらいの技をお持ちなのだとか!改めて、書道の美しさを感じる事ができました。
ラボセンター“匠”
ゲストスペースの一角に、たくさんのプリンターを置いているラボセンターを発見。実際にプリンターから紙が印刷されている様子をお客様に見ていただく部屋だそうです。“匠”という名前から、貴重な技術の結晶だという凄みを感じます!
招き猫
手が振り子になっている可愛い招き猫を発見♪実はどちらの手を挙げているかで意味が違うのだとか!右手を挙げている猫は「お金」を、左手を挙げている猫は、「人」を招いているんです。この招き猫は、毎日頑張ってお客様を呼んでくれているのですね!
茂本ヒデキチさんの墨絵
茂本ヒデキチさんの大きな墨絵が3枚掛けられていました。彼の作品から日本人の美的表現力の素晴らしさに感銘し、帳票文化に通じるモノを感じた内野社長。オフィスの開所式に来ていただき、ライブで書いていただいた作品だそうです!

2)代表取締役社長 内野弘幸氏インタビュー

品川駅の港南口。以前取材させていただいたソフトブレーン株式会社と同じビルに511坪のオフィスを構えるのは、業務のIT化に欠かせない帳票・レポート・ドキュメントの分野に特化し、システム開発や運用の効率化のためのソフトウェアを提供するウイングアーク テクノロジーズ株式会社。今回は、代表取締役社長の内野弘幸氏にお話を伺う事ができた。

ペーパーレスを推進

沖田
環境への取り組みを積極的に行っているそうですね!

社長
はい。チーム・マイナス6%に参加して、クールビズや冷暖房温度の規制をかける事などに取り組んでいますし、社内のペーパーレス化にも力を入れています。

田中
ペーパーレス化ですか!具体的には、どのようにペーパーレスを推進されているのでしょうか。

社長
社内をフリーアドレスにして、社員一人ひとりの意識を変えた事は効果がありました。以前の引き出しのある固定席では、社員は自然と紙を出しては大量に溜め込んでいたのです。例えば提案書を作る際にプリントアウトしてチェックしては捨てるなどと、無駄な紙を出していました。しかし、フリーアドレスにした今では自分の荷物を30センチ四方の小さなロッカーに収めなければならないので、紙に出す必要が本当にあるのか否かを考えてから出すようになり、相当な紙の量を減らす事に成功したのです。

沖田
なるほど!自然に紙が減る仕組みになっているのは、すごいですね。

社長
他には、ほとんどの部屋にプレゼンテーションのためのプロジェクターや液晶テレビを設置し、紙の資料よりもビジュアルの資料でお客様に説明するようにしています。また、社内の連絡に関しては紙を配布するのではなく、社内のポータルサイトでWEBやPDFを使って、なるべく電子的に情報を交わすようにしました。

田中
社内ではペーパーレスを推進していても、“帳票”は紙ですよね!?

社長
はい。やはり、どうしても帳票のビジネスは、紙をたくさん出しているイメージがついてくると思います。しかし、弊社の事業は、紙をたくさん出す事が目的ではなく、情報を分かりやすくフォーマットして、それを必要としている人々にお渡しするという仕事なのです。ですから、それが紙でなくても良い場合には、電子化して情報を整理したフォームを画面上で見ていただくシステムを提案するのも弊社の仕事なのです。

沖田
なるほど!紙は一つのツールなのですね!

社長
例えば排気ガスを出す自動車メーカーは、走れば走るほど空気をきれいにする車を造るために、一生懸命努力をしているそうです。それと同様のスタンスで、我々は“帳票システム”という紙を出す仕組みを開発しているので、いくらでも紙を削減する工夫や努力ができます。それ故、最低限の紙に抑える努力をすべきだと思っています。我々が開発した製品を使って、紙を削減する仕組みを提案し、地球環境の保護に貢献していきたいのです。その想いを社員全員に自覚してもらうためにも、社内のペーパーレス化に取り組んでいます。

思考力UPフリーアドレス

田中
ペーパーレスの推進の他に、フリーアドレスにされた理由は何なのでしょうか。

社長
たくさんの目的がありますが、一つは組織のスピードを上げようとしたからです。特にIT業界は変化のスピードが速く、それについていく体制であるためにも組織運営を柔軟にしなくてはならないのです。

沖田
柔軟な組織運営ですか。

社長
はい、短期間で組織を変えたり、人を増やしたりする事が多いので、フレキシブルな組織運営が重要なのです。以前は固定席だったのですが、組織を変更する度に、レイアウト変更や什器の購入をしなければならないなど、余計な労力を使っていました。しかし、フリーアドレスでは、スピーディーに対応できます。

また、社員もマネージャーも自由に座れる環境にすると、部署間や役職を超えてのコミュニケーションが可能になります。考えている事やひらめいた事を毎日違った人と話せますので、より新しいアイディアや発想が生まれる可能性が高まるのです。

沖田
内野社長ご自身もフリーアドレスなのでしょうか。

社長
はい。私を含め役員全員がフリーアドレスです。役員が個室を持つのは、セキュリティや創造的な仕事に集中するためですが、それらが必要なのは社員も同じですし、フリーアドレスでも実現する事なのです。特に個室でなければならない理由が無いと思います。

またフリーアドレスを導入して、社員に考える力が付きました。

田中
考える力ですか?

社長
フリーアドレスを導入したと同時に、小さな個人用のロッカーを一人ひとつ設け、そこにしか自分の荷物を置けないようにしました。そうすると、社員は一日に一度仕事道具をロッカーに片付ける際に、荷物を減らすために捨てる物は捨てるという作業をするのです。それによって、仕事の優先順位を考える習慣がつき、頭の整理ができ、仕事の効率化に結びつくのです。固定席であれば、朝来て机の上にある昨日の続きの仕事から始めてしまうなど、一日で区切って段取りを考える習慣が付きません。しかしフリーアドレスにすれば、朝改めて今日の段取りを組むので、効率良く仕事をする方法を考える習慣がつき、日々業務の効率が上がるのです。

田中
なるほど!フリーアドレスで業務の効率化まで図れるのですね!

社長
これからの時代、フラットで柔軟性な機能を優先させてスピーディーな組織運営する事こそが、企業の力へと繋がるのだと思っています。

家族への感謝

社長
弊社には、“ファミリーデー”という日があるんです。

田中
それは何でしょうか?

社長
社員のご家族の方をオフィスに呼んで、まずは私から会社の業績や状況を報告し、後は社員が出し物をしてご家族に楽しんでもらうイベントをしています。その日が“ファミリーデー”なのです。

沖田
社員さんはどのような出し物をするんでしょうか。

社長
ちょうどクリスマスの時期だったので、サンタクロースの格好をしている社員もいましたし、ある社員はテレビ番組のパロディーで、変装やモノマネをしていました(笑)。

田中
それは盛り上がりそうです!

社長
ご家族の方々はお腹を抱えて笑っていましたよ。小さい子どもも大はしゃぎで盛り上がりました。社員のご家族は、普段自分の子どもや旦那、妻がどんな所でどのような仕事に携わっているのか、上司や同僚はどんな人なのかなど、絶対に気になっているはずなのです。しかし、会社の環境が全く想像できないのです。そこで、ご家族の方にウイングアーク テクノロジーズを知っていただく機会を設定しようという事で始まった企画が“ファミリーデー”なのです。だいたい120~130人くらいの方に来ていただいていますが、まだまだご家族の方にとってオフィスに来るのはハードルが高いようなので、もっと気軽に来られるように工夫しようと思っています。

他にも“アークフラワー”と言って、社員の誕生日にご家族の方にお花を贈っています。

沖田
社員さんではなく、そのご家族の方にお花を贈るんですか?

社長
仕事が詰まれば帰宅時間が遅くなる事もありますので、ご家族の方は心配している方も多いと思うのです。「社員の方には頑張っていただき、しっかり会社に貢献していただいているので感謝しています」という気持ちをご家族の方に伝えたいと思ったので、“アークフラワー”を始めました。社員自身に誰にお花を送って欲しいか選んでもらいます。この制度は特に女性の方に喜ばれるようで、お母様か奥様宛に送る社員が多いですね。

田中
社員のご家族の方々を大切にされているのですね。

社長
社員が頑張って働けるのは、ご家族が一体感を持って支援をしてくれているおかげです。時には社員が仕事で悩んだり、疲れていたりする事もあると思いますが、ご家族の理解や支援は、何よりも大切な心の支えになると思います。社員には感謝の気持ちを伝える場はありますが、彼らを支えてくれているご家族の方にはなかなか感謝の気持ちを伝えられないのです。そのような考えから、ご家族への感謝を表す様々な機会を設けているのです。

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

田中
御社のプロフィールを教えていただけますでしょうか。

社長
ウイングアーク テクノロジーズは、業務システムを構築されるIT関連部門様やシステムインテグレーションを担当される企業様をお客様として、ビジネスに無くてはならない帳票運用の効率化、あるいはビジネスを強くする企業のデータ活用を実現するソフトウェアを開発・販売しています。いずれも、日本の企業様がITを活用していく上で不可欠な、それでいて複雑で固有のニーズがたくさん存在する領域です。

弊社の前身は、ある業種別パッケージに特化したソフトウェア会社の一事業部門からビジネスをスタートしました。2004年3月、お客様の中枢のシステムにまで採用されるようになり、専業化して更なるサービス体制の確立と基盤強化を図るため分社独立を果たしました。当時事業部長を務めていた私に代表就任の話があり、私自身この事業に思い入れがあったので、お受けしたという経緯です。

沖田
御社の成功の秘訣を教えていただけますでしょうか。

社長
ソフトウェアビジネスの場合、時代の流れや技術の進歩に合わせて新しい発想で製品を生み出していくものだと考えています。例えばビール業界のように既にある市場のシェアを新しい種類のビールの進出によって確保してシェアを伸ばすという発想ではなく、潜在的にあるニーズに対して有効な機能を持ったソフトウェアを出す事で市場を創っていると考えています。まず、シーズという弊社独自の技術やアイディアを持ち、それを生かせるニーズが市場のどこにあるのかを我々の肌で感じて、製品にしてアピールするのです。すると、お客様から「この機能は会社にとって大事だ」という風に評価をしていただき、次第にブランドが浸透し、市場が形成されていくのです。弊社は「自ら市場を創っていく」というビジネスモデルを採っているのです。

田中
なるほど、市場を確保するのではなく、創り出すのですね!では、内野社長の人生の中で一番の転機となったエピソードを教えてくださいますか。

社長
そもそも、ウイングアーク テクノロジーズ のビジネスを育てた業種別パッケージを開発販売するソフトウェア会社に入社した事が、一つの転機だったと思います。私自身IT業界の中の問題点、矛盾点を感じながら仕事をしていました。それまでのIT業界というのは、お客様のニーズに従ってプログラムを組み、一社一社に独自のシステムを作っていくというビジネスモデルでした。その中で当時、私が感じていた矛盾を払拭する企業モデルに出会い、その会社に入社したのです。

沖田
どのような企業モデルだったのでしょうか。

社長
多くの企業に受け入れられるだろうというシステムを製品化するという企業モデルの会社でした。コンピュータ化で困っているお客様に対して、導入したその日から業務に活用できることを目指し、固有のソフトウェアをパッケージ化してデータベースやパソコンもオールインワンで提供していました。その会社で自分も新しい製品を出して行きたいという想いがあり、現在の帳票のシステムを手掛けさせていただいたのです。

沖田
ありがとうございます。では、仕事上のポリシーを教えていただけますでしょうか。

社長
人間が持つ力は無限大と言えるほど、奥が深いのです。自分の持つ能力をいかに表に出し、生かし切る事ができるかどうかが、成果を残せるか否かの境目だと思うのです。誰もが優れた能力を持っていて、ちょっとしたきっかけや努力で、その人にしかできないような素晴らしい仕事ができるのだと思います。それまでの学歴や仕事の実績は関係なく、自分の能力を出そうとしている情熱やエネルギーが大事だと、私自身の経験から強く感じているのです。

田中
社員さんのエネルギーを引き出すための工夫はされているのでしょうか。

社長
仕事を任すようにしています。社員の能力を引き出す場をできるだけ多く設定しようと考えています。そのためにも、「このような仕事をしたい」と提案してきた社員には、チャンスを与えますし、社員からどんどん企画を上げて来られるような仕組みや風土を作りたいですね。

田中
ありがとうございます。それでは、大変恐縮なのですが、私の今後の社会人生活に向けてアドバイスをいただけますでしょうか。

社長
新社会人の方は、これまでの人生20年間くらいずっと学業の成績や学校名などで順番を引かれていたと思うのですが、過去は過去と割り切って、今日からのスタートラインを大切してほしいと思います。ここから何ができるかを真剣に考える事でこれからの社会人生活が全く違うものになると思います。今までの自分をどれだけ変えられるか、そこでエネルギーを出せた人が人生の喜びを掴めると思っています。その気持ちを持って、社会人の最初の3年間を思い切り走っていけば、その後の社会人生活は満足のいく物になるはずだと思います。

沖田
過去は過去で、今日からの自分に集中する事ですね!!素晴らしいお言葉をありがとうございます。では、内野社長の休日の過ごし方を教えていただけますでしょうか。

社長
以前はゴルフが好きで仕方が無かったのですが、ある一定のレベルに達するとそれ以上に上達できなくなってしまいました。仕事をしていて練習する時間も限られている中ではある程度のレベルに行くとそれ以上伸びないようです。そこから徐々に面白くなくなってきまして、昔ほどのワクワク感が無くなったのです。以前はゴルフの前日に「明日どうしようかな!どんなショットを打とうかな」と考え始めて、眠れない程だったりしたのですが(笑)。

沖田
そこまでお好きだったんですね(笑)!?

社長
本当にゴルフ好きな人は、明日のゴルフが楽しみ過ぎて朝3時くらいに目が覚めて練習し始めたりするらしいですよ。最近はゴルフの他にも、スポーツジムに行って汗を流しています。

田中
それでは最後に、内野社長ご自身の夢をお伺いできますでしょうか。

社長
南の方の島に行って、畑でサツマイモを育てて、こだわりの芋焼酎を作りたいです。食べ物を育てたり、物を作ったりして自給自足するというのは、人間の本質的な喜びだと思います。その中でも、お酒が好きなので、こだわりの芋焼酎を作るのが私の個人的な夢です。

沖田
それは、是非味わってみたいですね!本日は、大変貴重なお話を誠にありがとうございました。

田中
ありがとうございました。

3)周辺情報

「ウイングアーク テクノロジーズ株式会社」内野社長のお気に入りの街、品川

近未来都市を髣髴とさせる高層ビル郡が広がる「品川」。

品川駅」には、JR山手線京浜東北線東海道線横須賀線京浜急行といった主要路線が走り、東海道新幹線が発着し、新東京国際空港や羽田空港にも直接アクセスできる、東京の玄関口の一つとして、利便性の高さが特徴の街です。特に、品川駅港南口(東口)側は、再開発により超高層ビルが立ち並んでおり、約4万人が働く巨大ビジネス街として、注目を集めるオフィスエリアです。

今回は、品川の新たなランドマークとして、2006年10月に竣工を迎えたソニー株式会社の新社屋「ソニーシティ」をピックアップして紹介します。

Wビル

JR山手線京浜東北線東海道線横須賀線京浜急行品川駅」港南口から徒歩5分。品川における超高層ビルの先駆けとして1997年12月に竣工したのが、「ウイングアーク テクノロジーズ株式会社」の入居する、地上21階建て・高さ100.1mを誇る「Wビル」です。

港区港南1丁目。周囲にはNTTドコモやNTTデータ、ソニーの新社屋などが構えており、ビジネスエリアとし活気のあるエリアに位置する「Wビル」。ベージュの外壁と縦長の窓で覆われたシックな外観が、心地よい重厚感を感じさせてくれるオフィスビルです。開放感のある吹き抜けのエントランスホールなど、いつまでも魅力あるビルであり続けることをコンセプトに設計されています。街区の通り抜け空地を持っているのも特徴の一つで、周囲に植えられた木々が夜間ライトアップされるなど、センスの良さを感じさせてくれるビルです。

所在地  東京都港区港南一丁目8番15号
竣工  1997年12月
基準階  511.55坪
規模  地上21階 地下2階建

ソニーシティ

JR山手線京浜東北線東海道線横須賀線京浜急行品川駅」港南口から徒歩5分。JR品川駅の東側に位置する、全面ガラス張りの外観が特徴的なオフィスビルが、2006年10月に竣工を迎えたソニー株式会社の新本社屋「ソニーシティ」です。
地上20階・高さ約100mと、周囲のビルと比較すると特筆すべき高さではないものの、1フロア面積約7,000m²、うちオフィススペースが約5,000m²、東西100m・南北70mと、横浜国際総合競技場のサッカーグラウンドがすっぽりと入ってしまうほどの広大な面積を誇ります。
この場所は元々、1969年9月に芝浦工場としてソニーがオーディオ機器の生産拠点を開設した場所で、1989年8月に芝浦テクノロジーセンター(通称:芝浦テック)に名称を変更し、2004年8月からは「新芝浦開発プロジェクト」の名称で建設を着工しました。
「ソニーシティ」には、ソニーの本社機能の他、都心の数10カ所に分散していたソニーグループのオフィスが集約されており、約6,000人が勤務しています。グループの求心力を高めるために、社員が特定の席を持たずにプロジェクトごとに離合集散しやすい、ロケーションフリー形式のオフィス形態が本格導入されていることも特徴です。

ビル全体がガラスで覆われた透明度の高いデザインは、入り込んだ光がビルの奥にまで到達し、明るい社内の演出を可能としており、更にダブルスキンファサードを採用することで、熱環境とも両立が図られています。3フロアを1ブロックとして斜めの柱同士を組み合わせ、トランプのダイヤ型のようにデザインされたブレース構造は、外観上の特徴だけでなくビル全体の強度を高めており、地下の免震ゴムや免震ダンパーとともに最先端の耐震構造が施された設計となっています。
「ソニーシティ」は、これに限らず、防災、セキュリティ、電源、熱源、空調、照明など、ビル設備の様々な部分に先進技術の粋が集められています。その一つとして、空調設備に採用された新システムは、東京都下水道局芝浦水再生センターから「ソニーシティ」に下水処理水を送水し、ビル空調機の冷却用として活用しており、水道水や電力の削減、廃熱の発生を抑制することによるヒートアイランド対策にも貢献しています。

各フロアの構成としては、最上階が役員フロア、19階~18階が本社部門、17~16階がVAIO事業本部、16~14階にはコアコンポーネント事業グループ、13階はデザインなどを担当するクリエイティブセンター、12階はカフェテリア、11階~5階までをTV・ビデオ事業部、5階にオーディオ事業部が入居しています。4階には、ソニーの全ての商品を一堂に用意し、ソニーが誇る最高のクオリティを実現する視聴ルームなどが設置される「The Square」と呼ばれるショールームが新たに開設され、2~3階は大会議場および中会議場となります。1階は総合受付、応接室、応接ブースなどの他、ソニーサービスステーションや、レストラン、コーヒーショップ、一般の人も自由に見ることが可能な最新製品を展示するショールームが設置され、地下1階は330台が収容可能な駐車場、地下2階は機械室となります。

「ソニーシティ」の最大の特徴は、オフィス全体を街として捉え、社員同士がコミュニケーションを図ることにコンセプトを置いた設計となっていることが挙げられます。
ワーカー同士のコミュニケーションスピードの向上と活性化を図るべく広い1フロアを計画し、フロアの中央部分を南北に走る導線を「ブロードウェイ」と呼び、東西に「ストリート」と呼ぶ導線を用意することで人が動きやすい環境を作った他、低いパーティションで仕切るなど、周りとのコミュニケーションを取りやすくしています。更にフロアごとに、「Functional area」、「Touch down」といった簡単な打ち合わせや会議を行なえる場所を用意し、また、コピー、文具、メールボックスなどを1カ所に集めることで、効率的なビジネス環境の実現とともに、そこでも社員のコミュニケーションを図れるようになっています。

また上下階のコミュニケーションを活性化するべく、オフィスフロアの北側部分に19階までつながるエスカレータが配置されており、上下3フロア程度の移動には、このエスカレータを活用するようになっています。エスカレータの近くには、「Local Core」と呼ばれるコミュニケーションスペースが用意されており、出会うこと・刺激し合うこと・議論することなどを目的とした「Collaboration」、食べる・飲む・元気になるといったことをテーマとした「Refection」、くつろぐ・まどろむ・息を抜くといったことを狙った「Relaxation」の3種類のコンセプトから、3タイプのコミュニケーションスペースが3フロアごとに用意されています。

所在地 東京都港区港南1-7-1
交通 JR山手線京浜東北線東海道線横須賀線京浜急行品川駅」徒歩5分
構造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
規模 地上20階、地下2階建
高さ 99.4m
竣工 2006年10月
敷地面積 18,165.30m²
建築面積 8,995.45m²
延床面積 162,887.57m²
基準階面積 7109.15m²
エレベーター 37基
エスカレーター 40台
駐車場 331台

4)まとめ

地球環境への配慮を怠らないように、アースカラーを用いたり、フリーアドレスで社内からペーパーレス化に取り組んだりと、オフィスの中から意識を高める要素を組み込んでいらっしゃって、お手本にしたいと思いました。

その他にもウイングアーク テクノロジーズさんでは、ゴルフや野球の部活動が盛んなのだとか。ちなみに内野社長は野球部の“名誉応援団長”!今度、応援している姿を拝見しに伺ってもよろしいでしょうか!?

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