迷宮のような一戸建てオフィス 【オフィスwatch 株式会社オフィスアーツ】

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移転の際はコンセプトを持って内装を行いますよね。
今回は、オフィスコンサルティング事業を手掛けるオフィスアーツ様のオフィス内装についてお話を伺ってきました。
「オンとオフを切り替えよう」というコンセプトのもとで手掛けられたオフィスを紹介します。

1)唯一無二のオフィスとは?【オフィス写真&ポイント解説】
①隠れ家的オフィス
②switch!
③自然がいっぱい
2)代表取締役 伊藤茂氏インタビュー
3)周辺情報
4)まとめ

1)唯一無二のオフィスとは?【オフィス写真&ポイント解説】

ONとOFFが切り替えられるオフィス内装は3つのテーマを紹介します。
他社では見られない発見の多いオフィス内装になっておりますのでぜひ参考にしてください。

(取材日 2007年1月29日)

株式会社オフィスアーツ
《事業内容》 オフィスの移転、新設、リニューアルに伴う不動産選定、プランニング、施工、移転を一元管理、推進する。
《サイトURL》 http://www.officearts.co.jp/

①隠れ家的オフィス

恵比寿駅から歩を進めること数分。大通りを抜けると、緑豊かな閑静な街並みが広がる。そこに突如現れたのは、まるでトトロの森をイメージさせるかのような巨大な木々。その奥には、クリーム色の壁と木目の柵が印象的な地下1階、地上4階建てのスタイリッシュな建物がたたずむ。都心にそびえ立つ隠れ家的存在のこの建物こそが、株式会社オフィスアーツの新しいオフィスなのである。

「世の中に唯一無二のオフィスを提唱する立場として、当社はあえて一般企業さんがオフィスを構えない立地と空間作りにこだわりました」と伊藤社長。通常のオフィス概念を打ち破る空間は、オフィスの外部だけでなく、内部にも搭載されている。

カラフルなストライプの扉を開くと現れる来客用の受付。それまでの外部からの光は瞬時に閉ざされ、真っ暗な空間へと導かれる。ロゴマークを模ったグリーンのライトのみがその空間を照らし、レンガ調の石を埋め込んだ壁面が2階のフロアへと誘う。

階段を上りきると現れるのは、それまでとは一線を画した自然光溢れる空間。お客様のウェイティングスペースに活用されているこの場から、さらに上階へと目を向けると、カーテンの隙間から次なる空間の光が漏れている。

まるで迷宮に迷い込んでしまったかのような造りのオフィス。この構造の謎は、「こだわり2」にて解き明かされます!

②switch!

社内に存在するたくさんのおもしろい部屋。

何を隠そう、新オフィス全体のコンセプトは、「switch」!テーマごとに区切られた部屋は、それぞれが全く違った印象を併せ持っており、その名称通り、ONとOFFを上手く切り替えられるような作りになっている。

例えば、ONの空間である全3部屋の会議室には、それぞれに「卵」、「知性」、「クリア」、というテーマが設けられている。白で統一された「卵の会議室」には、「何かを生み出す」という意図があり、経営・企画会議などに用いられている。また、落ち着いた雰囲気の「知性」は長時間での打ち合わせの際に、「クリア」は何か新しい企画を練る際に利用される場所。

片や、OFFの空間である木目を基調にした明るく温かみある雰囲気のライブラリー。その脇には、全く雰囲気の異なる大人のムードを漂わせるバーまでもが設けられている。空間ごとに全く異なる表情を見せる内装には、驚きの連続です!特別に意識しなくても気持ちの切り替えを可能にさせる空間マジックに、私もすっかりはまってしまいました。

③自然がいっぱい

たくさんの緑で溢れるオフィス。誰もが憧れるだろう自然豊かな環境が、オフィスアーツには整っている。

訪れた者を出迎える見事な大樹。樹齢何百年は経過しているだろうこの樹は、何と渋谷区の保存樹に指定されているのだという。また、オフィス内もたくさんのグリーンで溢れており、屋上からの自然光で満ちる中庭部分には、植物園を訪れたかのような心地良さとなっている。

また、伊藤社長お気に入りの社長室にも、ご自身のラッキーカラー、グリーンは外せない。室内には、以前のオフィスにも設置されていた水槽、数多くの観葉植物が飾られており、鮮やかなグリーンが、家具の赤色と美しく調和している。

インパクト絶大の保存樹に囲まれたオフィス。その外観から、時には飲食店と間違えられる事もあるそうですが、残念ながら樹の名前は誰も知りませんでした……(笑)。

 取材スタッフの注目ポイント 
光るんです
「卵」の会議室の壁面にある世界地図。実はこれ、ライトアップができるのです!「ショッカーの作戦会議室みたいでしょ(笑)」と誇らしげな伊藤社長が印象的でした。
うさぎ
壁からニョキッと現れているのは、不思議の国のアリスの世界を思い起こさせるうさぎのぬいぐるみ。とっても可愛らしい表情をしているのですが、黒いうさぎの表情をお伝えするのは難しいかな。
メッセージ入りの棚
オフィス移転プロジェクトメンバーのメッセージが、スペイン語で書かれています。伊藤社長は、「実は、私の悪口が書かれていたりして(笑)」なんて仰っていました(笑)。
オフィスアーツワイン
社名変更・移転を記念して作られたオリジナルワインです。弊社でも1本、とても美味しくいただきました。どうもありがとうございました!

2)代表取締役 伊藤茂氏インタビュー

2007年元日にレ・プリックス株式会社から社名変更、渋谷区東にオフィスを移転されたのは、「オフィスWatch」第2回にご登場いただいたオフィスコンサルティングの株式会社オフィスアーツ。今回は、代表取締役社長の伊藤茂氏にお話をお伺いする事ができた。

アートと効率性の融合

社長
2007年1月1日、レ・プリックス株式会社は『株式会社オフィスアーツ』へと社名変更を行いました。それと同時に、オフィスを日本橋から恵比寿へと移転させました。

沖田
以前のオフィスとは、全く違った印象ですよね!

社長
そうですね。

もともと弊社は、オフィス家具のカタログ通販事業からスタートしましたが、「お客様にもっと快適で、社員さんのパフォーマンスを最大限に出せる業務効率の良いオフィス空間をご提供したい」という想いから、通信販売だけではなく、低価格で上質なオリジナルオフィス家具の展開や内装工事、さらにはオフィス選定など、オフィス作りのトータルプロデュースを行うビジネスへと移行していきました。

そして領域は今、従来の効率性の視点だけではなく、効率性とアートの融合へと拡大しつつあります。

沖田
アートとの融合ですか!?

社長
はい。特に弊社のようなベンチャー企業の場合、数年後には移転してしまうだろうオフィスに対して、充分な費用を掛ける事ができません。ですから、今までは低価格でパフォーマンスを発揮できる、効率性の良いオフィスを追求してきたわけなのですが、それ故に企業間の個性が失われてしまいました。

沖田
確かに、世の中には同じようなオフィスが蔓延していますよね。

社長
そうですね。「効率性だけでなく、もっと自分達が楽しめる空間を追求しても良いのではないだろうか」という想いから、新たにアートとの融合に挑戦していく事にしました。

今までの概念で言えば、手間の掛かるアートと無駄を省く効率性とは全くの別物として考えられます。ただそこに、ちょっとした想いと手間を掛ける事によって、そこで働く人々のパフォーマンスの向上へと繋がり、企業の個性が見えてくるのです。

我々は今、真に価値あるオフィスを創るべく、社内一丸となって挑戦しているところなのです。

オフィス移転プロジェクト

沖田
社内には、本当にたくさんの部屋があり、とてもおもしろい構造になっていますね。

社長
ありがとうございます。

実は、この物件は、もともと共同住宅として利用されていました。昨年弊社では、新たにリノベーション事業を設立したのですが、その第1号案件となったのが、このオフィスなのです。内部はとても複雑な構造になっていますので、私も時々迷ってしまいます(笑)。

沖田
まるで迷路のような構造ですよね。

社長
そうですね。以前のオフィスと同じく、社屋全体はショールームとしての機能を兼ね備えていますので、その入り組んだ構造をあえて活かし、部屋ごとに異なった印象を与える事にしました。

オフィス全体のコンセプトは、ずばり『switch』です。例えば、真っ白な会議室、和をコンセプトにした部屋、バーやライブラリースペースなど、空間ごとに天井・床・壁・什器などの全てを変化させていて、ひとつとして同じような作りの部屋はありません。

「オンとオフを切り替えよう」という事で、仕事に集中できる場所と、リラックスできる場所とを、その空間ごとに切り替えられるようなっています。

沖田
すごくおもしろいコンセプトだと思います。

社長
弊社は、空間プロデュースという仕事をしていますので、まずは自社でお客様の気持ちを体験しなければ、とても良いご提案をできる立場にはなれないと思ったのです。ですから、社内でオフィス移転のプロジェクトメンバーを立ち上げ、コンセプト作りから場所の選定、レイアウトデザインなど、移転に関わる全ての作業に携わりました。

沖田
そうだったのですね。

社長
社内に様々なテイストの空間を盛り込む事も、オフィス移転の一連のプロセスに携わる事も、まずは自分達が体感して、初めてお客様への提案ができるものです。

ですから、単に対外的に新たなイメージを打ち出すのではなく、社内的にも大きなメッセージを投げかけるようなプロジェクトを推進させたのです。

新しいオフィスサービス

社長
スピーカーを全館に付けていて、日や時間帯によってJAZZやJ-POP、スローハウス系など、様々なジャンルの音楽を楽しんでいます。というのも、雑音ではなく音楽を流している方が、流していないよりも仕事の効率が上がるのです。

沖田
そうなんですか!音楽だけでなく、アロマのような心地良い香りもするのですが……。

社長
はい。音楽同様、香りで気分を入れ替えたり、集中できる環境を作り出しています。今後弊社では、ハード的な環境だけに止まらず、ソフトな部分でも快適なオフィス作をひとつのサービスとして提案していきたいと思っています。まずは弊社でノウハウを蓄積して、どのような音楽や香りによって効果がでるのか実験を繰り返しているところです。

沖田
それはまた、大変おもしろいアイディアですね。

社長
この他にも、今後の弊社の展開として、オフィスコンシェルジュサービスの充実を考えています。

沖田
「オフィスコンシェルジュ」ですか?

社長
はい。弊社ではオフィスの移転・新設・リニューアル、それに伴う不動産の選定からプランニング・施工・移転まで、あらゆる業務をプロフェッショナルの技でトータルにサポートしています。それが、「オフィスコンシェルジュ」というサービスで、オフィス移転に伴う全ての業務窓口としてお客様にご利用いただいています。

沖田
素敵なネーミングですね。

社長
コンシェルジュとはフランス語で「案内人」の意味で、ホテルにいるお客様のどんな要望にもお応えする満足提供サービス係の事を指します。オフィス環境創りにおいて、まさにそのような存在でありたいという想いから名付けました。

コンサルティングからプランニング、工程管理までをお客様に代わり当社が進める事により、お客様への負担をできる限り省力化したサービスなのです。

沖田
それは、大変心強いサービスだと思います。

社長
ちょうど今、その「オフィスコンシェルジュ」のサービス向上を目指し、社内で独自の資格制度を考えているところなんですよ。

世の中には、インテリアコーディネーターや建築士など、様々な資格がありますが、オフィス選びという枠においては、一括管理でプロデュースできる資格がありません。お客様のご要望に的確にお応えし、ご満足していただくためにも、なるべく一人の人間が一連の流れに携われるよう、新たな資格を作ろうと思っています。

株式会社オフィスアーツ

社長
オフィスコンサルティングという事業は、大変やりがいのある仕事です。

オフィスは企業にとって重要な要素であり、生産性に直結する重要なファクターであると考えています。オフィスが経済を握っていると言っても過言ではありませんので、社会貢献度が非常に高い仕事であるという誇りを持っています。

ですから、弊社の携わったオフィスを通じてお客様が成長し、共に我々自身も成長していける事が、この仕事のやりがいです。

沖田
なるほど。伊藤社長ご自身、何か人生やお仕事上においてのポリシーなどは、おありになりますか。

社長
「雪が降っても自分の責任だ」という座右の銘はあります。何があっても自分の責任だと思うようにしているのです。いつ何時、何が起ころうとも、それも全て自分の責任だというくらいの責任感を持っています。立場的にも、人のせいにできませんからね。

沖田
なるほど、どうもありがとうございます。では、プライベートでのご趣味をお伺いできますでしょうか。

社長
ふたつあるのですが、ひとつは自転車です。自転車と言っても、ママチャリではありませんよ(笑)。いわゆる競技用の自転車なのですが、昨日も60キロ走りました。

沖田
60キロですか!?すごく本格的なんですね!

社長
よく驚かれるのですが、想像しているよりもきつくはありません。ただ、20~30キロの速度で走るので、都心ではなく、なるべく郊外で走るようにしています。普段の喧騒から離れた環境で走るのは、非常に気持ち良いですね。自転車に乗っていると、色々な事を考えられるのです。

そして、もうひとつの趣味がテニスです。スクールに通っていまして、上級者コースを受講していますが、日曜日には、小学生に教えたりもしています。テニスは激しいスポーツですので、自転車とは違って物事を考える暇がありません。ですから、何か考え事をしたい時は自転車に乗り、逆に何かを忘れたい時には思いっきりテニスで汗を流し、双方を上手く使い分けているのです。

沖田
なるほど。では、大変恐縮なお願いなのですが、私達に向けて今後の社会人生活へのアドバイスをいただけますでしょうか。

社長
ネガティブな気持ちをなるべく翌日に残さない事をオススメします。マイナスの事を引きずるのはその日のうちに終わらせ、翌日は気持ちを新たに仕事に臨めるような精神力を養っていただきたいと思います。そのためには、「やる時はやる、休む時は休む」というような自分自身の一週間のリズムを作ってください。時には上司などからリズムを崩される事もありますが、その対処法も考えてリズムを持っておくのは、大切だと思います。

沖田
どうもありがとうございます。では、最後に伊藤社長の夢をお聞かせください。

社長
プライベートでは、陸海空の一番速い乗り物に乗る事です。

そしてもうひとつ、プライベートと仕事の狭間の夢として、心の病を持つ子達を受け入れるような施設を作りたいという想いがあります。

沖田
それは、どうしてなのでしょうか。

社長
はい。おととしの夏にプライベートで行った座禅修行での経験をきっかけに、そのように想うようになりました。

私自身、初めて参加したのですが、そこには引きこもりの子や自閉症の方、過去に犯罪を犯してしまった方など、本当に色々な方がいらっしゃいました。そこでの触れ合いの中で「経営者」という自分の今までの経験を通じて、何か彼らに対してできる事がないのかと切に思うようになりました。

経営者だからといって、特殊能力やカウンセリング能力があるわけではありませんが、一通りの苦労はしていますので、タフな精神力は備わっています。ですから、一般的な施設で行われている活動以外にも、たくさんの経営者を講師として招き、独自の視点から彼らを社会復帰へと導くような場を用意できたらと思っています。

沖田
とても素敵な夢をお聞かせくださり、どうもありがとうございました。

3)周辺情報

「株式会社オフィスアーツ」伊藤社長のお気に入りの街、恵比寿

恵比寿という地名は、1887年、サッポロビールの前身である日本麦酒醸造会社がこの地に工場を建設し、 恵比寿様にちなんだ「エビスビール」を発売し、1901年、ビール出荷専用の貨物駅「恵比寿停車場」を開設した事に由来します。その後、「恵比寿」という名称が、駅名、この地域の名称として正式に使われることになりました。

今回は、このサッポロビール恵比寿工場の跡地に建設され、恵比寿を、現在のトレンドの発信地へと変貌させた「恵比寿ガーデンプレイス」をピックアップして紹介します。

STUDIO ARTS

JR山手線埼京線湘南新宿ライン、東京メトロ日比谷線恵比寿駅」徒歩10分、東京メトロ日比谷線広尾駅」徒歩15分。恵比寿が発信するトレンドと、広尾の持つ伝統が交差した立地に位置するのが、株式会社オフィスアーツの入居する「STUDIO ARTS」です。

かつて共同住宅として利用されていた建物を、本社オフィスにリノベーションした「STUDIO ARTS」。木製ルーバーで覆われた外観は、築年数を感じさせないデザインになっており、敷地内の植栽は暖かな印象を与えてくれます。メインエントランスに至る石積みの通路、真っ白な会議室、緑化を施した屋上のペントハウスには和室、地下にはラウンジを設けるなど、構造上入り組んだ室内を活かした設計となっています。社屋全体にショールームとしての機能を持たせた、オフィス空間を提案する会社ならではの建物と言えるでしょう。

 所在地 渋谷区東2-9-8
規模  地上4階・地下1階
延床面積 約190坪
竣工 1974年

恵比寿ガーデンプレイス

JR恵比寿駅から、約400mの動く歩道「恵比寿スカイウォーク」を抜けた立地に位置する「恵比寿ガーデンプレイス」。象徴的なガラス状の大きなアーチと超高層ビルを中心に、オフィス、住宅、ホテル、文化・商業施設など、都市生活に必要なあらゆる施設が完備された、職・住・商が一体となった巨大複合施設です。かつてのサッポロビール恵比寿工場の跡地、約83,000m²の広大な敷地に建設され、1994年9月に竣工を迎えました。
「恵比寿ガーデンプレイス」の誕生の歴史は、1984年、東京都が「恵比寿地区整備計画基礎調査」を行った頃に遡ります。当時のこの一帯は、副都心・渋谷に隣接しているにも関わらず、木造住宅や街工場が混在し、幹線道路も未整備な、防災上も問題の多い地区で、一方、サッポロビール恵比寿工場も水の問題を始め、工場立地として様々な問題を抱えていました。こうした背景のなか、1987年、都市型住宅、商業・文化施設を建設し、土地の高度利用を図るとともに、都市生活基盤を整備するという再開発構想が発表され、1991年に「恵比寿ガーデンプレイス」の建設の着工へと至ります。
「恵比寿ガーデンプレイス」は、「水と緑」をテーマに開発されています。敷地内には水の流れと緑の木立が配置され、「ガーデンプレイス」という名のとおり、庭をイメージした設計が行われており、ヨーロピアンテイストで統一されたシックな都市空間は、大人のゆったりとした空気が流れる、ゆとりある空間となっています。約83,000m²の敷地の約6割が、公園やアートをあしらったオープンスペースとなっており、周辺の環境と隔絶的にならないよう配慮された再開発のスタイルは、後の都市再開発のモデルの一つとなっています。また、これらの豊富なオープンスペースでは、バカラ社の世界最大級シャンデリアによる光のアートやクリスマスイルミネーションなど、多彩な催しが年間を通じ行われています。
そして、この街のランドマークとなるのが、地上40階・高さ167m、敷地内一の高さを誇る超高層オフィスビル「恵比寿ガーデンプレイスタワー」です。日本でも最大規模の約840坪もの基準階面積を誇り、次世代のビジネス拠点に相応しい、情報通信、セキュリティなど最新鋭の設備環境を装備しています。格式高いエントランスロビーや、各フロアに設置された眺望の優れたリフレッシュコーナーなど、アニメティの機能にも十分な配慮が施されている点も特徴です。また、最上階の38階、39階は、展望レストラン街になっており、1階からシースルーエレベーターが約150mの高低差を一気に結んでおり、渋谷や新宿の眺望を楽しむことができます。
その他にも、個性的なデザインが特徴の恵比寿三越を中心とした商業施設、大型陶板を使用した近代的な外観が特徴的な「東京都写真美術館」、ヨーロピアンクラシックの内装で統一された国際高級ホテル「ウェスティンホテル東京」、パリの3つ星レストランと提携したシャトーレストラン「タイユバン・ロブション」、2スクリーンから構成されるシネマコンプレックス「恵比寿ガーデンシネマ」、住宅棟である恵比寿ガーデンテラス壱番館・弐番館など、「恵比寿ガーデンプレイス」は様々な施設から構成されています。
そしてもちろん、恵比寿の名の由来元、サッポロビール本社も位置しており、赤レンガと大型からくり時計が特徴的な、日本麦酒醸造時代の工場をモデルにした「エントランスパビリオン」や「ビアステーション」、「恵比寿麦酒記念館」などがあり、ビールの街の歴史を今も引き継いでいます。
また「恵比寿ガーデンプレイス」は、公共施設であるインフラが総合整備されているのも特徴となっており、一日に15tもの処理が可能なゴミ処理設備や、地域冷暖房施設、水の再利用のための中水道設備、1,900台収容の地下駐車場、JR恵比寿駅からのメインアクセスになる動く歩道など、街全体のインフラが完備されています。

所在地 東京都渋谷区恵比寿4-20-3
構造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造
規模 地上40階、地下5階
高さ 167m
竣工 平成6年8月
敷地面積 53,010.86m²(Ⅱ街区全体)
建築面積 8,105.21m²(多目的ホール含む)
延床面積 174,254.87m²(多目的ホール含む)
エレベーター 乗用:29基(24人乗り、360m/min他)
展望用:2基(20人乗り、120m/min)
非常用:2基
駐車場 約1,000台
基準階面積 5F-34F:2,775m²(840坪)
35F-37F:1,400m²(420坪)
36-37F:1,730m²(522坪)
天井高 2,630mm
フリーアクセスフロア 70mm
床荷重 一般貸室ゾーン:300kg/m²
ヘビーデューティーゾーン:500kg/m²
コア内貸室:1,000kg/m²
OAコンセント容量 60VA/m²

その他主要施設
サッポロビール本社(恵比寿麦酒記念館を併設)
恵比寿三越
グラススクエア(三越が運営する専門店街)
ウェスティンホテル東京
東京都写真美術館
恵比寿ガーデンシネマ
恵比寿ビュータワー
恵比寿ガーデンテラス壱番館(分譲マンション)
恵比寿ガーデンテラス弐番館(賃貸マンション)
ザ・ガーデンホール、ザ・ガーデンルーム(貸ホール)

4)まとめ

気分はまるで冒険家!?迷路のように次々に現れる空間の数々に、ワクワクの連続でした!さすが、効率性だけでなく、アートの領域をも取り入れた企業のオフィスは、通常のオフィス概念を払拭させる作りになっているのだと実感。

中でも、特に私達がお気に入りだったのは、グリーンと自然光の取り入れ方。普通のオフィスビルでは考えられないような心地良い空間作りに、「ずっとここにいたいなー」と思ってしまったほど。この素晴らしい空間で、今後どんな独創的なオフィス提案が生まれていくのか、新生オフィスアーツさんのご活躍がとっても楽しみです!

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