世界一のクリエイターを輩出する!デジタルハリウッドなオフィス 【オフィスwatch デジタルハリウッド株式会社】

企業に就職することでたくさんの技術や知識を学ぶことができますよね。
大学の専門分野にかかわらず必要な知識は多数存在しています。
しかしそれは大学にて学位を取得したうえで認められている者になります。
今回紹介するデジタルハリウッド株式会社は、公的な学位を取得させたいという思いから
日本で初めて株式会社から大学を設立しました。
その経緯と思いを紹介します。

1)株式会社から大学設立へ!【オフィス写真&ポイント解説】
①スクール&大学
②デジハリオレンジ!
③御茶ノ水×秋葉原
2)代表取締役 藤本真佐氏インタビュー
3)周辺情報
4)まとめ

1)株式会社から大学設立へ!【オフィス写真&ポイント解説】

デジタルハリウッド株式会社では、スクールの運営と、大学・大学院を設立しています。
株式会社から大学を設立することは日本初の取り組みになっています。
会社として得られたものを、学生に資格を持たせて伝えてあげたいと思う気持ちから設立を目指したそうです。

(取材日 2007年1月11日)

デジタルハリウッド株式会社
《事業内容》 CG、WEBなどのクリエイター養成スクールのスクール運営事業、大学・大学院運営事業、企業研修、コンサルティング等のソリューション事業、就職エージェントサービス、人材派遣サービスのキャリアマネジメント事業を行う。
《サイトURL》 デジタルハリウッド株式会社 http://www.dhw.co.jp/gt/
クリエイタースクールデジハリ http://school.dhw.co.jp/

①スクール&大学

「世界最高の教育環境の提供」を目指すデジタルハリウッドでは、日本初の実践的なマルチメディアスクール、及びデジタルコンテンツに特化した4年制大学、大学院を運営している。スクール拠点は、北は北海道から南は九州まで日本全国に渡り、どこも世界一のコンテンツ系人材を輩出するにふさわしい環境が整っている。

今回訪れたのは、御茶ノ水にあるスクール「デジハリ東京本校」と秋葉原にある「デジタルハリウッド大学」。ビル一棟が学びの場となっているデジハリ東京本校には、最高の設備環境が整う。大学院も併設されているビル内には、在校生や卒業生が携わった、たくさんのゲームソフトやDVD、アニメ、映画作品などが飾られている。どれも今までに見た事のないようなものばかりで、その場を訪れるだけでワクワクと気持ちが高揚してくる。

また、2005年に開学したばかりのデジタルハリウッド大学には、いつもたくさんの学生が集う。メインキャンパスがある「秋葉原ダイビル」のフロアは、全7部屋の巨大な講義室にPCルーム、図書スペースなど、見た目はもちろん機能性にも優れた教育環境が整っている。

創造力を刺激する学びの場を体感し、自分の学生時代を懐かしく思いました。私も是非一度、こんな素敵な環境で授業を受けてみたいです。

②デジハリオレンジ!

デジタルハリウッド本社を訪れると、明るいオレンジ色が目の中に飛び込んでくる。

コーポレートカラーであるオレンジは、エントランスのロゴ看板、社内の椅子やパーティション、ファイルやゴミ箱など、社内の至る所に使われている。

実は、数年前までのコーポレートカラーは白と黒。しかし、「デジハリの元気と活気を、もっとたくさんの方にアピールしたい!」という藤本社長の強い意向により、明るいオレンジに変えたのだという。それ以来、様々な局面で何かしらの色を付ける際、社員は進んでオレンジ色を使うようになったというからおもしろい。

ちなみに、社内でもうひとつ目立つのが、たくさんのガラスの壁。人間の情報の8~9割は目から入ってくるもの。目のコミュニケーションを大切にする社長は、透明なガラスを多用し、視界を遮らないよう低めの棚を設置する事にこだわったのだ。

社内に溢れるデジハリカラーには、自然と私も元気付けられました。最近、弊社のロゴもオレンジに変わったところ。デジハリさんとお揃いになれて嬉しいです!

③御茶ノ水×秋葉原

デジハリの原点・御茶ノ水には、明治大学・日本大学・東京医科歯科大学などの教育機関が点在している。

学生が学校を選ぶ場合、選択肢の3本の指に、必ず通学の利便性が挙げられる。そのため、東京駅に近く、複数路線が交じり合うこの学生街に、スクールと本部機能を構える事にこだわった。今でこそ全国展開を行っているが、設立当初は新幹線通学する学生も少なくなかったのだという。

また、隣駅の秋葉原を代表するUDX、ダイビルには、スクール及び大学・大学院機能が備わっている。ITを活用した次世代ビジネス創造の場にふさわしいこの地は、デジハリが拠点を構えるのにピッタリの場所。

どちらの街にも、最高の教育環境が用意されているのだと実感しました。こんな最先端の場で勉強すれば、着実なスキルアップが臨める事間違いなしです!

 取材スタッフの注目ポイント 
キティちゃん
SMAPやMr.Childrenのアートワークで知られる世界的デザイナー、佐藤可士和さんによって生み出されたキティちゃん。私も是非、このレアキティちゃんをゲットしたいです。
白黒デジハリ
以前のコーポレートカラー、白と黒のロゴマークです。とってもクールな印象で、新鮮な印象を受けました。
アート作品
スクール内には、在校生の方々の作品がたくさん!グラフィックやCGなど、色々なものが飾られていて見ているだけで楽しかったです♪
図書館
大学内には、学生さんに貸し出しする図書がズラリ。アート系の本はもちろんの事、文学作品など様々なジャンルの本が並んでいました。今まで見た事のないような本の数々には、興奮してしまいました!

2)代表取締役 藤本真佐氏インタビュー

御茶ノ水駅前。この地に本社オフィスを構えるのは、CG、WEBなどのクリエイター養成スクールの運営などを手掛けるデジタルハリウッド株式会社。今回は、代表取締役社長兼CEOの藤本真佐氏にお話をお伺いする事ができた。

藤本社長ゼミ

社長
私を含め、執行役員クラスの人間は、何かしらの授業を持っています。

沖田
藤本社長ご自身が、教鞭をふるっていらっしゃるのですか!?

社長
はい、そうです。現在、私は「起業ゼミ」と「特ゼミ」というふたつの大学院のゼミを担当しています。「起業ゼミ」自体は、いくつかあるのですが、私のゼミでは、これから起業を考えている方や会社を設立したばかりの方を対象としています。

田中
それは、一体どのような授業なのでしょうか。

社長
会社を創るのは手続きだけの話なのでそんなに難しくありません。それよりも創ってからどのように儲かる会社へ変えていくのかをサポートする方が、重要になります。そこで、起業ゼミではパートナーや提携先の紹介、ビジネスモデルの変更など、起業論を私が一方的に話すというよりも、営業会議のような内容になっています。

田中
かなり実践的なものなのですね。

社長
そうですね。

ですから、ゼミ自体で接しているよりも、出資先を紹介するために一緒に外に出ている時間の方が多いのです。

また、もうひとつの「特ゼミ」というのは、事業計画書やサービス計画書など、アウトプットの部分をかなり押さえているゼミです。進捗の確認が主な内容で、こちらには経営者の方もそうでない方も参加されています。

沖田
どちらのゼミも、内容の濃い授業という事がわかりました。でも、どうして藤本社長ご自身が講師として授業に携わっていらっしゃるのでしょうか。

社長
自分が先生をしていると、まず第一に生徒の悩みやニーズが直に掴めるんです。お客様(生徒)から見ると、デジタルハリウッドの顔は私ではなく、先生です。

また、先生の立場に立つと、例えば授業時間前にきちんと先生と生徒が授業をしやすい環境になっているかなど、学校側のサポート体制がよく分かります。

そういう意味で、スクール、大学、大学院とでそれぞれひとつ以上の科目を持つようにしているのです。

株式会社初の大学・大学院

田中
株式会社として、日本で初めて大学と大学院を設立されたわけですが、そのきっかけをお聞かせいただけますでしょうか。

社長
弊社は、もともと専門スクールとして歩み始めました。しかし、そのような形態では例えば生徒さんが就職活動を行う際などに、きちんとした資格のひとつとして世の中に認められません。

しかし、大学・大学院を卒業すれば、公的な学位となりますので、奨学金をもらえるとか、電車や映画館などの学割、留学の際のビザ発行の対象にもなります。

沖田
生徒さんの事を考えて、歩み出されたというわけですね。

社長
そうですね。いつかは大学院を作りたいと思っていたのですが、法律的な問題があり、それまで株式会社による学校の設立は認められていませんでした。しかし、ある時“教育特区(構造改革特別区域法)”(注1)の存在を知り、晴れて、株式会社でも大学や大学院を作れるようになったのです。

田中
認可をいただくまでには、様々なご苦労があったのではないのでしょうか。

社長
そうですね。我々はもちろん、文部科学省自体も初めての事でしたので、予想以上に障害も多くありました。

例えば、大学院や大学という認可を受けるのには、どうしてもクリアしなければならない大学設置基準というものがあります。設置審査そのものは一般の大学を作るのと同じ審査なのですが、株式会社大学設立にあたっては、色々と一般常識とは違う部分があり、相互理解をいただくまでには苦労しました。

沖田
具体的には、どのような事があったのでしょうか。

社長
例えば、校舎面積の基準からはじまり、教養科目の数、教員については、論文の発表数、著書の数、研究業績など、かなり細かな審査基準が設けられています。

しかしながら、IT・コンテンツ分野の最先端技術を素早く教育にフィードバックさせるため、弊社の講師陣には、一般企業で実績を残されている方々が揃っていました。なので、なかなか教員として認めてもらえず、結局、社会にどれだけ貢献しているかを説明し続けるしかなかったのです。

そしてその後、大学院だけではカバーしきれない、より充実した教育を行うため、4年制大学の設立へと踏み出したわけです。

注1:構造改革特別区域法」第二条に規定される、従来法規制等の関係で事業化が不可能な事業を、特別に行うことが可能になる地域の事。

スクール行事

沖田
何か御社独特の社内イベントや研修などはございますか。

社長
社員に対しては、ホームページ・プログラミング・CG制作の技術研修を行っています。というのも、その技術自体が弊社の商品となりますので、部署に関わらず社員全員が知識として持っていなければいけません。

昨年から、新卒の方には入社前に半年間のコースを受けてもらい、中途の方には1日3時間くらいの研修を受講していただく事にしました。スクールにいると、やはり学生の方から色々と尋ねられる事も多いのです。

沖田
なるほど。

社長
社内よりも、どちらかと言うとスクールや大学、大学院のイベントの方が充実しているのかもしれません。毎日何かしらのイベントや特別講義が行われているので、刺激は非常に多いのではないでしょうか。

田中
それはすごいですね。中でも、何か特徴的なイベントを挙げていただく事はできますでしょうか。

社長
そうですね。『クリエイターズ・オーディション』と呼ばれる卒業制作の作品発表会が、個人的にはとても好きです。これは、動画やアニメ、ホームページなど、卒業制作作品の中で特に優秀なものを選抜して、卒業生やWeb制作会社の方の前で、その作品をプレゼンするイベントです。それらの作品を目の当たりにすると、どれも素晴らしいものばかりでいつも本当に驚かされます。

田中
おもしろそうなイベントですね。私も是非一度、拝見してみたいです。

社長
是非いらしてください。全作品を発表する事はできないので、クラスごとで選りすぐりのものだけを集めて2時間くらいで行います。審査員として企業の方々を招いて、講評やコメントを入れていただくのですが、その後の時間には、就職会も兼ねています。このイベントは、「優秀作品発表会」であると同時に、企業に自分を売り込むための最高のステージとなっていますので、私もできる限り参加するよう努めています。

この他にも、各界の著名人を招いての『オープンカレッジ』というセミナーもあります。過去には、『千と千尋の神隠し』や『もののけ姫』のプロデューサーとして知られるスタジオジブリの鈴木敏夫氏や、KDDI株式会社代表取締役社長の小野寺正氏など、多数の方々にご協力いただいています。こちらは、ビジネスの知力と戦力を磨く大きなチャンスの場となっています。

デジタルハリウッド株式会社

社長
もともと、大学生の時に学生ベンチャー企業を5年ほど行っていました。その時、偶然創業メンバーのうちの二人を私が引き合わせた事が、デジタルハリウッド設立のきっかけとなっています。

その二人というのは、一人はCGの研究を行っている人間でした。当時彼は、「これからはCGクリエイターが大量に必要になる。どこかでCGのコースを作ってくれる学校があれば、私が教えたいのだが」と言っていました。一方で、もう一人は、コンピュータゲームの専門学校の企画を担当している人物で、「CGのクラスを作りたいのだが、先生がいないので困っている」と、偶然同時期に二人から相談を受けたのです。そこで、両者を引き合わせたところ、この会社の設立に至ったという経緯です。

田中
すごい偶然からの設立だったとは、驚きです。

社長
そんな経緯でしたので、私自身も立ち上げに加わるよう誘われたのですが、実はしばらくはその誘いを断っていたんです。

というのも、当時、私には「3大嫌いなもの」がありまして、一つ目は「学校」、二つ目が「パソコン」、三つ目が「冠婚葬祭」でした。ですから、嫌いな二つのものに当てはまる事業に、まさか自分が関わるはずがないと思っていたのです。

沖田
そうだったんですか。でも、藤本社長は数多くの事業を成功させていらっしゃいますよね。何かそこに、秘訣のようなものはあるのでしょうか。

社長
表に出ているプロフィールには、割と成功したものしか出ていません。実際のところ、出資や役員として携わった企業数を含めると25~30社くらいになると思います。

ほとんどの企業が、これから設立するという段階で参画したものなのですが、その中でも成功と言われている企業は、おそらく2割程度です。

その中でも、あえて秘訣を言うとするならば、早くスタートさせるのは、すごく大事だと思います。特に、起業をしたいと考えている方は、若ければ若い方が有利であると思います。

田中
それは、何故なのでしょうか。

社長
私の場合、大学生起業でしたので、学校の単位さえきちんと取っていれば、あとの時間は自分の自由にできました。しかし、社会に出てから起業しようとすると、時間の問題、お金の問題が出てきて、二足の草鞋を履かなくてはいけないような状況になります。

多くの方が、30~35歳くらいで起業を志されるのですが、その頃になると結婚したり子供がいたりしますので、皆さんすごく躊躇されます。また、その年齢で一度失敗してしまうと、立ち直るのも困難になってしまうのです。

田中
なるほど。大変失礼な質問かもしれませんが、藤本社長ご自身にも失敗のご経験があるのでしょうか。

社長
もちろんありますよ。

ただ、「これをやったら、失敗するんだ」という事は、早くから染み込んでいたと思います。人間というのは、一度失敗しないとほとんどの場合気がつかないですよね。特に、私はもともと器用な方ではないので、失敗する事も多いのです。だからこそ、失敗してすごく反省して、学んでいく事の連続です。最近では減ってきましたが、それでもやはり間違える事はありますよね。

沖田
ありがとうございます。では次に、藤本社長のご趣味をお伺いできますでしょうか。

社長
最近、ハンティングを始めました。ペーパーと実技試験の二種類があったのですが、免許を取るまでがすごく大変でしたね。

昨年末から始めたのでまだ2回ほどしか行ってないのですが、鴨や鹿を獲りました。次に狙っているのは、猪です。私は食べられるものにしか興味がないので(笑)。

沖田
重要ですよね(笑)。では、大変恐縮なのですが、私達に今後の社会人生活に向けてのアドバイスをいただけますでしょうか。

社長
何か「こうなりたい」という目標があるのであれば、それを「書く」事をオススメします。現状に対して不安に思っている事がなければ、そんな事をする必要はありませんが、何か自分の生活に対して不満を抱いていたり、「もっとこうなりたいのに!」という想いがあるのならば、それを書いてみてください。そして、なるべく毎日それを見てください。そうするだけで、それが叶う確率がかなり高くなるんです。

と言いますのも、頭の中で思っている事を文字にするだけで、明確になってきます。本当にそれをしたいのかどうかをよく考えるようになるので、意識的に行動にも落ちてくるのです。

田中
どうもありがとうございます。私も、今日から実践してみようと思います。では、最後に藤本社長の夢をお聞かせください。

社長
デジタルハリウッドを世界一のコンテンツ系の人材を輩出する会社にする事です。世界規模で通用するような、例えば映画監督やIT関連の起業家などの人材を出す学校にしたいと思っています。

沖田
本日は、大変貴重なお話をお聞かせいただき誠にありがとうございました。

田中
どうもありがとうございました。

3)周辺情報

「デジタルハリウッド株式会社」藤本社長のお気に入りの街、秋葉原

デジタルハリウッド大学が位置するこの街は、戦後、家電製品を中心とした電気街として、近年ではパソコン・ゲーム・アニメの街として、世界的にも広く知られてきました。そして現在、秋葉原駅周辺の大規模な開発計画により、IT関連産業や文化創造の世界的拠点として、また新たな姿へと生まれ変わり、今後一層の飛躍が期待されている街です。

今回は、そんな現在の秋葉原の象徴とも言える「秋葉原クロスフィールド」(「秋葉原UDX」、「秋葉原ダイビル」)をピックアップして紹介します。

お茶の水中央ビル

東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅」徒歩4分、都営新宿線小川町駅」徒歩4分、東京メトロ丸ノ内線淡路町駅」徒歩4分、JR・東京メトロ丸ノ内線御茶ノ水駅」徒歩2分。駅から至近の距離に位置する、地上7階建のオフィスビルが、デジタルハリウッド株式会社の入居する「お茶の水中央ビル」です。

多くの大学や専門学校が位置し、古くより学生街として知られる「御茶ノ水」。また複数駅・複数路線に徒歩圏内でアクセスが可能な利便性から、オフィス街としても人気が高いエリアの一つです。なかでも、駅から至近の距離にあり、基準階面積約100坪、使いやすい整形のフロアを持つ「お茶の水中央ビル」は、このエリアにおいて、需要の高いオフィスビルの一つと言って良いでしょう。

 所在地 千代田区神田駿河台2-5-4
竣工 1981年
基準階 109.35坪

秋葉原クロスフィールド

家電の街、そして、パソコンの街として、世界にも広くその名を知られ、計り知れないポテンシャルを持つ「秋葉原」。JR山手線京浜東北線総武線・東京メトロ日比谷線銀座線という東京の動脈が交差し、更に、つくばエクスプレスの開通により、高水準の教育・研究を行う大学や研究機関などが集積する研究学園都市つくばとも結ぶようになりました。
この街に、様々な領域(フィールド)の人々と領域の情報が集い、そして交流(クロス)することによって、ITを活用した次世代の新しいビジネスを創造していく。これをコンセプトに、IT関連産業の世界的な拠点として生まれたプロジェクト、それが「秋葉原クロスフィールド」です。
「秋葉原クロスフィールド」は、東京都知事石原慎太郎の「秋葉原をIT産業の世界的拠点にする」という発案の元、都の保有地となっていた「秋葉原1街区および3街区」、約15,730㎡におけるプロジェクトで、NTT都市開発、ダイビル、鹿島建設の3社による共同開発による建設されました。
駅前に位置する地上31階・高さの「秋葉原ダイビル」と、地上22階・高さの「秋葉原UDX」の2棟の超高層ビルを中核施設とし、人の交流、情報の交流、産業の交流をテーマに、産学連携機能、集客等機能、情報ネットワーク機能、オフィス機能等を集積し、新たなプラットホームを構築しています。
高度な施設機能だけではなく、街の歩行空間のデザインも重視されており、駅前広場と2棟の超高層ビルを歩行者デッキで直結することにより、電気街へのスムーズな流れを演出しています。秋葉原UDXにおける、駅前広場のある南面に大型ビジョン、北側広場に木立と水辺の憩いの空間を設置。低層部の一部を開放したピロティ空間には,飲食モールをはじめ,ショールームやイベントスペースなどが設置されており、エスカレータや大階段がこれらの施設へと誘導しています。また、低層部と高層部のスケールが大きく分節され,低層部のピロティで周辺街区との融和が図られている点も注目です。
秋葉原を「消費の街」から「創造・生産・消費の街」へとシフトさせるためのハブ拠点として、今後に期待が集められています。

秋葉原UDX

2006年1月、秋葉原駅前に誕生した地上22階建て・107mの「秋葉原UDX」。その高さもさることながら、敷地面積約11,500㎡、建築面積:約8,600㎡という都内屈指の規模を誇る、秋葉原の新しい顔として、またIT産業の世界的拠点として生まれ変わる秋葉原の象徴的な役割を担う、超高層オフィスビルです。
UDX(Urban Development X)という名称は、「未知なる可能性を秘めた都市開発」を意味すると同時に、この地で様々なものが交わる=クロス(X)する様子を表し名付けられており、「人々の交流」と「情報と技術集積」を結びつけることで、この土地に受け継がれてきた「先進性」を増進させつつ、新たな独自の都市文化を生成して行くことをコンセプトとしています。
設計については、基層と先端の重奏というコンセプトが掲げられています。信頼性が高くデザイン寿命の長いしっかりとした空間構成。先進的なムーブメントを許容できる柔軟性や選択性を確保し、周辺街区と呼応しながら多様な街の賑わい領域の連続性。これらの調和がとれた空間を奏でることを目指し設計されています。
外観デザインは、周辺の都市空間や人々の様々な都市活動との関係性の中で、調和のとれた景観を創ることを重視しています。シンプルかつ合理的な基本形態を守りつつ、東西ファサードの縦フィン、南面の人々を迎え入れる大キャノピー、室外機置場の水平ルーバーなど各面ごとに必要な要素をあたかもレイヤを重ねるように構成するよう配慮されており、こうして生まれた外観は、内部のアクティビティを効果的に表出しつつ、時の移ろいや見る人の位置、角度によって多様に変化する豊かな表情を創出したデザインとなっています。
既存街区と一体となり発展していく都市空間の創造のために、適切でバランスのとれた「余白のデザイン」にも配慮しており、18層のオフィスフロアを持ち上げ、その下部に設けられた高さ約20メートルの大ピロティ空間には、イベントスペースをはじめ、レストランやショールームなどの賑わい機能が配されています。
また、電気がつくる初原的イメージ(信号、波形、位相など)のモチーフが、様々な環境デザインに活かされており、秋葉原という場所の歴史性や物語性を引き継いでいる点も特徴の一つです。

5階-22階:オフィス
1フロア面積約1,450坪という国内最大規模のオフィス空間です。最先端の情報通信インフラや空調システムを完備し、快適なオフィス空間を提供しています。

6階:UDXカンファレンス
絶好のロケーションに位置する貸会議室です。ハード、システム、サービスをトータルサポートします。

6階:UDXクリニックモール
内科・皮膚科・歯科のクリニックです。

4階:先端ナレッジフィールド
デジタルコンテンツなどクリエーター活動支援拠点として、プレス機能、コンテンツ流動化、デジタル映像制作・試写機能などを有する多機能スタジオなど、クリエーターの創作活動を支援する「デジタルコンテンツのワールドワイドなマーケティングプレイス」を目指しています。

4階:東京アニメセンター
日本アニメの最新情報を国内外に向けて配信する一大拠点です。スペシャルアニメの上映、公開録音、声優イベントなどを展開するエンターテイメントスペースです。

2階:AKIBA_SQUARE 秋葉原クロスフィールドイベントスペース
天井高約8mの開放感あふれるスペースでは、新商品の発表会や展示会、ファッションショーやトークショーなど、さまざまなイベントが催されます。また、隣接する「秋葉原コンベンションホール」とのコラボレーションにより、大規模なイベントの開催をも可能にします。

1階-3階:KIBA-ICHI(アキバ・イチ)
かつて秋葉原にあった「東京神田青果市場」の活気、そして「選ばれた食」をイメージしたものです。市場の賑わいや、下町の老舗の味を楽しむことができます。

地下1階-地下3階:UDXパーキング
約800台の車が収容可能な、自走式を中心とした大規模駐車場です。

所在地 東京都千代田区外神田4-14-1
交通 JR山手線京浜東北線総武線秋葉原駅」徒歩2分、東京メトロ日比谷線秋葉原駅」徒歩4分、銀座線末広町駅」徒歩3分、つくばエクスプレス「秋葉原駅」徒歩3分
構造 鉄骨造
規模 地上22階、地下3階
高さ 107m
竣工 2006年1月
敷地面積 11,547m²
建築面積 8,559m²
延床面積 161,676m²
基準階面積 1454.56坪
駐車台数 810台

秋葉原ダイビル

JR秋葉原駅駅前にそびえ立つ、地上31階建て・高さ147.5mを誇る「秋葉原ダイビル」。2005年3月の竣工以来、生まれ変わる街「秋葉原」の新たな顔として君臨する超高層オフィスビルです。秋葉原クロスフィールドの一角を担う、最先端の情報受発信・交流拠点として位置します。

 

 

 

 

16階-30階:オフィス
1フロア面積約450坪、総面積約5,000坪を誇るオフィス空間です。最先端の情報通信インフラや空調システムを完備し、快適なオフィス空間を提供しています。

5階-15階:産学連携
秋葉原クロスフィールドの主要機能のひとつ、産学連携機能を担うアキバテクノクラブのメンバーのコミュニティ活動を行う目的で設置され、各種打合わせやセミナー等幅広く活用されています。

5階:カンファレンスフロア
使用目的に合わせ、大小さまざまな利用形態が可能な5つの会議室からなるカンファレンスフロア。最大9分割での小規模な利用から、大規模なプレゼンテーションまで幅広くご利用可能です。

2階:秋葉原コンベンションホール
絶好のロケーションを誇る、収容人員約450名(シアター)の多目的ホール。分割使用が可能なため、講演会、シンポジウム、展示会、各種イベントなど、様々なニーズに対応可能です。

2階:学びと創造の場
IT最新技術の体験や、ものづくり体験などに使用される「学びと創造の場」は、カフェと隣接したレイアウトフリーのスペースです。ここでは無線LAN環境も整っていますので、IT機器を使用してのワークショップなども開催されます。

1階、2階:カフェ

地下1階:秋葉原ダイビル駐車場
112台の車を収容できる、大規模駐車場を完備です。

所在地 東京都千代田区外神田1-18-13
交通 JR山手線京浜東北線総武線秋葉原駅」徒歩1分、東京メトロ日比谷線秋葉原駅」徒歩4分、銀座線末広町駅」徒歩5分、つくばエクスプレス「秋葉原駅」徒歩3分
構造 鉄骨造
規模 地上31階、地下2階
高さ 147.5m
竣工 2005年3月
敷地面積 4,181.00m²
建築面積 2,559.75m²
延床面積 50,289.59m²
基準階面積 (高層階)453.73坪、(低層階)437.97坪
駐車台数 121台

4)まとめ

日本一のクリエイター養成スクールを運営するオフィスには、目の覚めるようなデジハリオレンジが炸裂していて、明るく仕事をされている社員さんの様子にピッタリとはまっていました。また、「オフィスWatch」初のスクール及び大学取材では、たくさんの作品に囲まれ、これまたとっても楽しい雰囲気を体験!そのすばらしい作品の数々には、感激さえ覚えました。「私もこんな所で勉強してみたいなー」とデジハリさんの授業内容に興味津々の取材となりました。今度は是非、講義風景を拝見させていただけると嬉しいです!

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