テーマはハリウッド!夢を盛り込んだクリエイティブオフィス【オフィスwatch ユナイテッドルームズ株式会社】

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不動産物件の映像化を行うユナイテッドルームズ株式会社にお伺いさせていただきました。真黒なエントランスはとても不動産事業を行う会社とは思えないかっこよさ。お客様の印象に残ること間違いなしなこのエントランスは映画館をテーマにして作ったそうです。

ハリウッドをテーマに、いたるところにこだわりが見えるオフィスには、代表取締役の伊藤俊平氏の会社に対する考え方が随所に反映されているものでした。素敵なオフィスを伊藤氏のインタビューと合わせてご紹介していきます。

1)コンセプトは一言で言えば「かっこよさ」【オフィス写真&ポイント解説】
①映画館
②撮影所の照明
③本物のレンガ
2)社長インタビュー
3)周辺情報
4)まとめ

1)コンセプトは一言で言えば「かっこよさ」【オフィス写真&ポイント解説】

「間違えて映画館に来てしまったのでは?」と思うような真黒なエントランス。オフィス内は本物のレンガで壁を作ってみたり、撮影所の照明を設置したりと他のオフィスでは中々みることができないインパクト抜群なオフィスのこだわりをご紹介していきます。(取材日 2005年12月2日)

ユナイテッドルームズ株式会社
《事業内容》 不動産物件を映像化し、物件本来の価値を余すところなくお客様に伝える。
《サイトURL》 http://www.unitedrooms.com/

①映画館

ユナイテッドルームズの受付に驚きを示さない人は、まずいないであろう。天井、壁、床の全てが黒で統一され、その暗闇を照らす明かりは、天井に備えつけられたスポットライトのみなのである。

訪れた人を、「どこかで見た事があるような……」という感覚に陥らせるこの空間は、誰もが一度は足を運んだ経験がある映画館をイメージして作られている。

エントランスのテーマは、ずばりハリウッドの映画館。エントランスをハリウッドの映画館のようにしたのは、ハリウッドの送り出していく映像の価値観に、伊藤社長が共感する部分が多いため。また、同じ映像を取り扱う会社として、ハリウッドの全世界に通用する高い映像技術に、自分達も早く追いつきたいという思いも含まれているとの事。

エントランスはただの受付で終わるのではなく、他の会社と差が出せる部分だと社長は考えた。そこで、このようなエントランスを作ったのだという。 このエントランスが人々に与えるインパクトは大きい。ユナイテッドルームズを訪問した人の記憶には、このエントランスの印象が鮮明に記憶に残る事に間違いないであろう。

普通のオフィスでは考えられない真っ黒のエントランスは、私の記憶にも鮮明に残る事となった。

②撮影所の照明

社員が使用している業務スペースの天井には、まるで撮影所のような照明が設置してある。オフィスを移転する際、当初天井にはオフィスによくありがちな蛍光灯が備えつけてあったのだが、その蛍光灯は社長が目指すオフィス空間のイメージとはかけ離れたものであった。そこで、その蛍光灯を取り外すために、天井を壊してしまったのである。蛍光灯の代わりとして設置したのは、撮影所で使用するような照明。

オフィスの照明なんて、誰も気にしないのではないだろうかと思う人も多いかもしれない。しかし、この照明ひとつでオフィス空間の雰囲気は大きく異なるのである。ユナイテッドルームズは、オフィスの細部に対しても、あくまでも映像会社であるという部分を決して忘れない。

照明ひとつをクローズアップして見ただけでも、「なるほど!映像会社なんだ!」と思わせてしまうこのアイディアはさすがですね。

③本物のレンガ

社長室、社員の業務スペースの壁には、本物のレンガが使用されている。

天井の照明同様、これも本来あった壁を全て取り壊し、自分達で導入したものなのである。レンガの温かみのある色調は、撮影所のような照明ととても良くマッチングしている。レンガの落ち着いた印象は、まさに癒し効果抜群といえよう。
とてもオフィスとは思えない、どこかオシャレなホテルやレストランにでも入ったかのような空間が広がっている。

レンガの色合いと合うように、業務スペースの柱には木製のものが使用されているのも、全体の雰囲気を壊さないためのちょっとした計らいからである。

オフィスのいたる所に使用されている天然のインテリアには、心落ち着かされる。まるで海外の温かい家庭に自分が潜り込んでしまったかのような気分にさせられる。寒い時期には暖炉を設置してみるなんて、オフィスの雰囲気にとても良くマッチするのではないでしょうか。

 取材スタッフの注目ポイント 
“セーブ・ザ・チルドレン”
ユナイテッドルームズは、設立当初からチャリティー活動にも意欲的。世界で困難な状況下にいる子供達を支援する活動に携わっている。 ユナイテッドルームズさんのように、もっと多くの企業が積極的に慈善活動に参加しないといけませんよね。
社長の宝物
インドネシアでオーダーした社長室のデスクは、社長の宝物。
一生使えるような、使えば使うほど味の出てくるようなものという事で、ウッドをチョイス。棚も全てお揃い。
テーブルサッカーゲーム
社員からの社長への誕生日プレゼント。社員の方々のセンスの良さが伺えます。社長曰く、賭けて遊ぶと楽しいんだとか……。
ユナイテッドルームズの広告塔、ハリウッド女優のアンバーさん
少しアパレルっぽい、不動産ではありえないという雰囲気を打ち出すため、彼女を採用。こんな所にも、社長のこだわりが見られますね。

社長インタビュー

渋谷区神宮前の交差点。ラフォーレ原宿、ブランドショップなどが数多く立ち並び、多くの若者が集うこの街は、東京でも非常に人気の高いエリアのひとつ。1階にブランドショップが入るオシャレなビルに、今回お伺いするオフィスは存在する。
ユナイテッドルームズは、不動産に特化した映像制作、配信を行う企業。この地にオフィスを構えられたユナイテッドルームズ株式会社代表取締役の伊藤俊平氏にお話を伺う事ができた。

かっこよくある事

社長
ユナイテッドルームズのオフィスコンセプトは、一言で言えば”かっこよさ”に尽きます。

―それはどういう意味なのでしょうか。

社長
世の中が飽和状態になっているので、これからの時代、かっこいいか否かという単純な差が大きな差になってくるに違いないと思っているんです。
つまり、そういう部分を会社自身がもっと極めていく必要性があるんです。世の中に送り出すものひとつひとつがかっこよくなければ、全てのベースがない。ですので、オフィスひとつひとつの細部にも、そのコンセプトに沿うように気を配っています。

―会社の顔であるロゴマークも、同じようなコンセプトでできているのでしょうか。

社長
そうですね。ユナイテッドルームズの字体は、ヨーロッパのあるブランドと同じものでできています。ロゴは、いろいろなものがかけ合わさってできているんです。あまり言いたくないのですが、いろいろな物からヒントをもらっているんですよ。ちょっとズルイ感じがしちゃいますかね(笑)。

すでに上質なイメージを人々に持たれている様々な先駆者たちのブランドを発展させ、世界的なイメージをウチも打ち出していきたいと思っています。ですので、ロゴは、会社のイメージと合致するものをいろいろと集約させました。

長居したいと思える空間作り

―今回のオフィス作りにおいて、大切にされた事はございますか。

社長
以前いたオフィスから、現在のオフィスでも引き続き大切にしている事が、”居心地の良いオフィス作り”です。

例えば、病院のような早く出て行きたいと思ってしまう空間ではなく、会社は居心地が良くて、いつまでもいてしまうような、そんな空間にしています。

―居心地を良くするために工夫されている点はどちらでしょうか。

社長
なるべくオフィス内に緑を取り入れたり、全体的に落ち着いた色調のインテリアを使ってみたりして、居心地の良さを演出しています。無機質で、ソワソワして、早く帰りたいと思わされるよくありがちなオフィスには絶対にしたくなかったんです。まるで家にいるような、のんびりできるような、そんな気分に自然とさせられるようなオフィスにしたかったんです。

―一日の大半をオフィスで過ごす訳ですから、居心地の良さは大切ですね。

社長
そうですね。自分の部屋よりも居心地が良いと思えるような空間、中にいたいと思えるようなオフィスを作れば、自然と仕事もスムーズに進んでいくに違いないと私は思っています。

―以上に居心地を良くさせるために、何か構想されている事はございますか。

社長
オフィス内にカフェを作りたいですね。カフェには大きなスクリーンを設置したり、座り心地の良いソファを置いたり……。

でも、あまりに居心地の良いオフィスを追求しすぎると、逆に仕事の妨げになっちゃうのかな(笑)。

独創的である事

社長
普通では考えられないような内装を採用してみたのも、今回のオフィスのポイントのひとつです。

例えば、エントランスではオフィス全体のスペースに対して従来のオフィスでは考えられないほどの大きさを取っています。社長室も同様で、オフィス全体の大きさに対して非常に多い分量を占めているんです。

―本当に、大きなスペースですよね。一般的なオフィスでは、それほど大きく分量を取らない部分を、あえて大きく取っていらっしゃるのですね。

社長
そうなんです。普通に考えると、無駄なデッドスペースとされるこれら全てのスペースが、ウチの場合は逆にこだわりになっているんです。

なぜなら、一般的というよりも、どこか特徴を出すという点に会社のコンセプトを置いているからです。

―つまり、普通の会社とは逆の発想をすることによって、個性を出されているのですね。

社長
仕事に関して、「当たり前である事が、コンセプトとして1番怖い」というのがユナイテッドルームズの考え方なんです。これはオフィス作りに対しても言える事です。当たり前である事を恐れているので、より独創的である事をオフィス作りでも生かしていきたいんです。

―なるほど。会社のコンセプトとオフィス作りのコンセプトがしっかり合致していますね。

社長の考える独立と夢

―私は、将来自分の好きな事を仕事にしたいと思っているのですが、何か事業を起こすためにはポイントはあるのでしょうか。

社長
1番のポイントは、人から愛される事。それが全てです。

「この人を支援したい」と思わせる能力があれば、その人は成功する。そこが全てなんです。公認会計士の免許や、MBAといったものはいらないんです。プロフェッショナル達が、この人を応援したいなと思って、その人を支援する。周りにプロフェッショナルがいっぱいいて、その人達が、あなたを応援したいと思ってくれれば良いのです。つまり、大切な事は、愛される事。人に愛されなければ、社長はできないと思います。

―どのようにしてプロフェッショナルから愛されるのでしょうか。

社長
それは別に、危なっかしくて「ああ、あの人を助けよう」と思わせるのもありです(笑)。「かっこいいな」と共感されて後押しされるのもありだし、もしくは「この社長に付いていったら、お金には困らなさそうだな」と思わせるのもありなんです。どんな形であれ、愛されなければいけないんです。たくさんの人に出会う中で、相手に印象を残す人なんてそうはいないのだから、どれだけ突拍子のない事をしているかどうかで覚えていてもらえるんです。

―相手に印象を残す事というのがポイントなんですね。

社長
人って危険な事が結構好きなんですよ。例えば昔から、ボクシングとかカーレースといった危険なスポーツは視聴率が高いものです。危険が隣り合わせなものには、実は人が集まる。何で危険なものに集まるかというと、刺激を求めている訳なんです。普通の人間の中でも、社長なんかいっぱいいるわけで、その中でもどれだけ魅力を引き出せるかがポイントになってきます。

―魅力を出すというは、どのように行うのでしょうか。

社長
普通の人がチャレンジしそうな事をチャレンジしていてもだめなんです。人と違う事をやっていないと、人の目にはとまらないんです。どれだけ努力家であっても、良い事をしていても多分目立たなくて、良い意味で危険な人の方が見てもらえる。その時に、人から愛される特質を磨いていけば、いいかなと思います。あとは、そこでしっかりコミュニケーション能力とかがあって、自分の考えている事を伝える事ができるかどうかなんです。僕が来年、一生懸命勉強したいのが、プレゼン能力とか会話力なんです。

―ユナイテッドルームズは、今後も独創性を大切にしていかれるのですね。

社長
はい。今後のオフィスのコンセプトもそうで、普通では考えられない事をしたいと思っています。例えば、「これはないだろう。あり得ないだろう」というような方向性でいくというコンセプトがあります。当然の事ながら限界というものはあるものの、より他の会社とは違う部分を打ち出していきたいです。

―最後に、社長の夢を教えてください。

社長
ユナイテッドルームズを世界的なブランドにする事です。 やろうとしているのは、ユナイテッドルームズファニチャーやユナイテッドルームズカフェというようなものです。不動産というものを切り口に、いろいろなコンセプトがあります。今まで不動産のブランドというものがなかったので、不動産のブランドを作りたいという将来的なコンセプトを基に打ち出しているコーポレートメッセージなんです。

“建物情報”

原宿駅から徒歩5分、明治神宮前からは1分に位置する「原宿ソフィア」ビル。
基準階は71坪。1993年竣工と新しく、ガラス張りの外装、モダンなエントランス。
大手デベロッパーの所有ビルと言う事もあり申し分ない。

4)まとめ

オフィスに対するこだわりが人一倍強い伊藤社長。インタビュー中の質問にも、一度として滞る事なく、スラスラとお答えいただきました。まるでモデルさんのようなマスクの裏には、どのような思考回路が存在するのか……。きっと一生謎のままなのでしょう。やはり伊藤社長は天才なのでしょうね。

とにかく、ユナイテッドルームズさんのオフィスは立地、外装、内装、社員の方々、何を取ってみても全てがかっこよくておしゃれで驚きました!

今後、ユナイテッドルームズブランドが世界中を駆け巡る事に期待しております。

お忙しいところ、本当にどうもありがとうございました!

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