全面ガラス張りの壁面はコミュニケーションツールになりうる! 【オフィスwatch 株式会社アガスタ】

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天井まで全面ガラス張りの会議室と会長室、気持ちが引き締まる「赤」を基調としたオフィス。
仕事に集中できる環境が整っている中で、自然素材のデスクやチェアを置くことでほっと一息つける場所を作ることでオンとオフの切り替えもしっかりできるオフィスを作ったのは株式会社アガスタです。

女性取締役ならではのセンスが光るオフィスを作る際のポイントや会社設立の経緯などを取締役会長 松崎みさ氏にお話しを伺いました。
(取材日 2005年10月28日)

1)ガラス×赤で社員の集中力もアップ【オフィス写真&ポイント解説】
①ガラス張りのパーティション
②自然素材の家具
③コーポレートカラー《赤》を基調に
2)取締役会長 松崎みさ氏インタビュー
3)まとめ

1)ガラス×赤で社員の集中力もアップ【オフィス写真&ポイント解説】

今回お伺いさせていただいたのは中古車輸出事業などを手掛ける株式会社アガスタです。
三田駅から徒歩8分、閑静な環境の中にはエネルギッシュな若手社員であふれています。
社員の方のやる気がアップするような工夫が凝らされているアガスタオフィスをご紹介いたします。

株式会社アガスタ

《事業内容》 日本ではもう使われない商材を、必要としている海外のお客様へ効率的にお届けするリサイクル品流通事業を展開
《サイトURL》 http://www.agasta.co.jp/

①ガラス張りのパーティション

アガスタの会議室や会長室の壁は、ガラス張りになっている。オフィス空間の一部分にガラスを使用しているオフィスはよく見かけるが、アガスタの場合は違う。天井から床、上から下までの全てが特注のガラスでできている。いわば、部屋は外から丸見え状態なのである。

オフィスの中でも、特に重要な物事が決断される場である部屋を、あえてこのような形にしたのがアガスタのこだわり。
普通は隠そうとする部分をあえてオープンにしてしまう発想は新鮮でおもしろい。常に誰かに見られていると思うと、背筋もピシッとしますよね!

②自然素材の家具

移転の際、最初にこだわったのは、オフィスの家具に自然素材のものを多用する事。
「人間、やっぱり自然のものに触れていると癒されますよね」と松崎会長。確かに、人工的なものばかりに囲まれたオフィスに一日中いると、息が詰まってしまう時ってありますよね。

アガスタでは、例えば、業務スペースのデスクや会議室の机には、スチール素材のものではなく、木製のものを使用。また、ソファには籐のものを使用している。アジアンテイストのソファはとてもかわいらしく、思わずどちらでご購入されたのかお伺いしてしまったほど。

オフィスへ自然素材の家具を導入されたのは、オフィスを少しでも気持ちの良い環境にするためなのである。

コーポレートカラー 《赤》を基調に

社内には、所々に赤い色が目に付く。赤は、アガスタのコーポレートカラー。
この情熱の色は、会長が昔からお好きなのだとか。パッと人の目に飛び込み、瞬時に人の目を引き付ける効果がある。

赤をオフィス内に多用した訳は、それだけではない。
長時間仕事をしていると、ついつい緊張感が弛んでしまう事がある。この色は、人の弛んだ気持ちをピシッと引き締める効果があるので、社内では重宝しているとの事。

このコーポレートカラーへの認識は、社員全員が共通意識として持っている。社内の赤色を拝見していると、キリリと仕事をされる松崎会長の姿が想像できますね。

 取材スタッフの注目ポイント 
コアラ
きれいに片付けられた会長室。デスクの上に、コアラのぬいぐるみを発見!思わず一枚パチリ。
星形の時計
業務スペースのどこからでも見る事ができるのが、この時計。ロゴの星とお揃いで、とってもカワイイです。
ホワイトボード
中古車輸出のための船の出航予定が書かれているボード。シッピングスケジュールというものだそうです。なんだかカッコイイですよね。
車のナンバープレート
中古車輸出業をされているアガスタならでは。かわいらしい車のミニチュアなども飾ってありました。

2)取締役会長 松崎みさ氏インタビュー

麻布十番、白金高輪駅から徒歩8分。誰もが憧れるこのオシャレな街にあるのが、株式会社アガスタの本社ビルである。アガスタは、中古自動車の輸出を手掛ける会社。平均年齢26歳という若い活気がみなぎるオフィスで、取締役会長である松崎みささんにお話を伺った。

「アガスタという会社をお客様に知ってもらいたい」

―ガラス張りの会長室と会議室には驚きました。

会長
現在ガラス張りの部分は、本来は普通の壁でできていました。どうしてもガラスにしたくて、移転する際に特注のものに変えました。

―どうしてそのようににされたのですか。

会長
大きく分けて、ふたつの理由があります。
第一に、ガラス張りにする事によって、アガスタを訪れたお客様に、ありのままの働く姿を見てもらいたい。アガスタという会社をお客様に知ってもらいたいと思ったんです。そして第二に、社員同士がお互いを見る事ができるので、良いコミュニケーションツールにもなると思ったんです。

―コミュニケーションツールとは、どういう事なのでしょうか。

会長
私の部屋を例にとってみましょう。ガラス張りにした事により、私は社員をいつでも見渡せますよね。社員からも私の様子が伺えるので、以前のオフィスにいた時よりも、社員は現在のオフィスの方が気軽に会長室に出入りできるようになったという声を耳にしました。私が怖い表情をしている時は、後で時間を改め直すとかね(笑)。
こういう意味で、ガラス張りの会長室が、社員とのコミュニケーションの活性化に一役かっているといえるんです。

―他にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

会長
オフィススペースが実際の面積より広く感じられるというメリットもあります。
オフィス全体を広くみせる効果もあるし、見た目もなかなかですので、とっても気に入っています。ガラスって、会議室や会長室といった固いイメージのある空間の雰囲気を和らげてくれますよね。

活気あふれる社内

―働いている社員さんの様子を拝見させていただいたのですが、オフィス内はとても活気がありますね。

会長
ありがとうございます。

―社員さんの声の他に、”ピンポーン”という電子音が耳に付いたのですが、あれは何なのでしょうか。

会長
中古車オークションの競りの音です。日本全国の会場とオンラインでつながっていて、オフィス内の一角に、ウチの商品となる中古車落札用のスペースがあるんです。
これは、会社の特徴でもある、全国どこからでも仕入れ、大量販売できる仕組みのひとつなんです。

―なるほど。社員の方が、英語で会話をされていらっしゃるのも気になりました。

会長
ウチは中古車の海外輸出をやっていますから、取引先との会話は必然的に英語になります。ですので、社内ではいつも英語と日本語が飛び交っているんです。

―常に社内がざわざわと活気付いていて、社員の方々がお仕事に意欲的に取り組んでいらっしゃる様子が、手に取るように分かりました。

アガスタ村

会長
三田2丁目は、別名「アガスタ村」と呼ばれているんです。

―アガスタ村!?それは何ですか。

会長
実は、そんな別名が付いてしまうくらい、アガスタの従業員はオフィスの近辺に住んでいるんです。

―そういう事ですか!以前から三田近辺にいらっしゃったそうですが、どのような理由からこの場所を選んだのでしょうか。

会長
最初は、賃料が安いし、おしゃれな街という安易な考えだけでこの場所に決めました。でも、いつの間にか気づいたら、会社の周辺に住み着く(?)社員が増え、とうとうこの場所から抜け出せなくなってしまったというか……。

―今後、三田以外には移転できませんね。

会長
本当ですよね。社員の目が恐ろしくて、とても無理ですよ(笑)。移転したとしても、この周辺にすると思います。今後もっと社員が増えて、三田を歩けばアガスタ社員にぶつかるなんて事になったら、おもしろいですね(笑)。

株式会社アガスタ ~設立の経緯~

―女性会長ってとてもカッコイイですね。憧れてしまいます。

会長
どうもありがとうございます。

―いつ頃から、起業のお考えをお持ちだったのでしょうか。

会長
中学生の頃には、経営者になると決めていました。

―ずいぶん早い時期から起業をお考えだったんですね。

会長
そうですね。幼少の頃、海外で育ったせいもあり、独立心みたいなものが生まれるのが早かったのかもしれません。

―海外への旅行経験が、非常に豊富だという事ですが。

会長
そうですね。幼少の頃は、父の仕事の関係でアフリカで三年間生活していました。学生の時には、ブランドのバッグや洋服には目もくれず、できるだけ多くの国を旅する事にお金を費やしてしていました。今までに訪れた国は、世界五十カ国以上に上りますね。

―そういった海外で培われた国際感覚が、現在の仕事で生かされているのですね。

会長
はい。子供の頃と学生の時の海外経験がなければ、現在の仕事には携わっていなかったかもしれません。

―中古車輸出業を始められるきっかけというのは、何だったのでしょうか。

会長
大学卒業後に入社した経営コンサルティング会社で中古車販売企業を担当していた時の事です。次々に処分されていく大量の車を見て「何てもったいないのだろう」と思ったのが、現在の中古車輸出業を始めるきっかけでした。日本では必要とされなくなってしまっても、海外には必要とする人がたくさんいるに違いないと思い、これは大きなビジネスチャンスだと確信したんです。

―起業当初の何か思い出に残っているエピソードを教えてください。

会長
そうですね。アガスタは、もともと私と同僚の二人で始めた会社です。最初は千葉県内の自宅マンションの一室からのスタートでした。今でこそ笑って話せますが、設立当初は同僚と二人、ボーっと昼メロを見れるぐらい暇な会社で困っていました(笑)。

―最後にアガスタの夢をお聞かせください。

会長
昔から抱き続けている、世界に通用するグローバル起業になる事です。
まずは業界ナンバー1を達成し、そして世界へ展開したいと考えています。アガスタが世界で通用する起業になるように、これからも前進し続けていきます。

“建物情報”

南北線大江戸線麻布十番駅」、南北線白金高輪駅」、JR「田町駅」から徒歩7~8分に位置する「三田宮本ビル」
基準階120坪。2001年竣工の、閑静な環境に佇む、とても上品な印象を受けるビルである。

松崎会長のこだわりの街は、やはり麻布エリア。
取材内容にありましたようにアガスタ村(?)ですものね。
クリエイティブな会社が起業する際に人気のあるエリアなので、アガスタさんの活躍は麻布ベンチャー企業の活性化になるかもしれませんね。

六本木・麻布のオフィス情報
提供:東京オフィス検索

3)まとめ

取材に伺う前の松崎さんのイメージは、とにかく「才色兼備なスーパーウーマン!」といったものでした。しかし、実際にお会いすると非常に気さくでチャーミングな女性でした。

取材当初、ガチガチに固まって緊張していた私でしたが、松崎さんの人柄に触れ、自然と緊張を解く事ができました。 「オススメの車はありますか?」という私のプライベートな質問にも、「フォルクスワーゲンのニュービートルなんてどうかしら?」と気軽にアドバイスをいただきました。
黄色いニュービートルなんて、可愛いですよね!

松崎さんをはじめ社員の皆様、お忙しい中ご対応いただきまして、本当にありがとうございました!松崎さんへの憧れが、ますますアップした取材となりました。

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